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2022年09月05日 11:57 更新

子どもの定期的な送り迎えはいつまで必要? 2位「小学校5~6年生まで」1位は?【送迎をしている親に調査】

EV-LANDは、乗り物を使って子どもの送り迎えをしている親を対象に、「子どもの送り迎え」に関する調査を実施しました。

パパママの4人に1人が「高校生以上」になっても定期的な送迎が必要と回答

9割近くが子どもの送迎に自動車を使用

最初に、子どもの送迎で使う交通手段について聞きました。「普段お子さんを送り迎えする際、利用している交通手段を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「自動車」(87.7%)と回答した人が最も多く、次いで「自転車」(21.4%)、「公共交通機関(電車・バスなど)」(3.8%)と続いています。

いつでも使える手軽さや、悪天候時にも便利な「自動車」は、ダントツで多くの人が利用している送迎方法だということがわかりました。

次に「どのような用事でお子さんを送り迎えすることが多いですか?(複数回答可)」と質問したところ、「保育園・幼稚園」(48.4%)との回答が最も多く、次いで「習い事」(46.7%)、「学校」(32.6%)、「遊び(19.2%)」と続きました。

半数近くが「保育園・幼稚園」と回答していることから、小さな子どもの送り迎えに自動車を利用している人が多いことがわかります。また、帰りが遅くなることが考えられる「習い事」の送り迎えも多くの親が行っているようです。

送り迎えの頻度は「週5日以上」が4割以上

「子どもの送り迎えは週に何日していますか?」と質問したところ、4割以上が「週5日以上」(44.3%)と回答。週に5日以上と回答した人は、平日はほぼ毎日子どもの送り迎えをしていると考えられます。また、週4日以下の人は、習い事や遊びといった、スポットで入ってくる用事の際に送り迎えを行っているのかもしれません。

続いて、「1日の送り迎えはどれくらいの時間を使っていますか?」と質問しました。すると「10分~30分未満」(55.7%)との回答が最も多く、次いで「10分未満」(22.2%)、「30分~1時間未満」(16.3%)と続きました。8割近くの人は、30分未満と比較的短い時間で送り迎えをしているようです。

「お子さんの送り迎えで大変だと思うことを教えてください」と質問したところ、「悪天候時に送り迎えすること」(49.1%)と回答した人が最多に。次いで「終わるまで待機すること」(12.4%)、「送り迎えの時間が兄弟で違うこと」(12.3%)と続きました。

悪天候時は傘をさして手がふさがったり視界が悪かったりと、いつにも増して注意をする必要があるので、半数近くの人が大変だと思うのも納得できますね。

子どもの送り迎えはいつまで必要?

大変なことが多い送り迎えですが、親の皆さんはいつ頃まで必要だと考えているのでしょうか?

「お子さんの習い事や学校などの定期的な送り迎えはいつ頃まで必要だと思いますか?」と質問したところ、「高校生以上」(24.4%)と回答した人が最も多く、次いで「小学校5~6年生」(23.5%)、「中学生(21.5%)」と続きました。

実に4人に1人が高校生以上でも送り迎えが必要だと考えていることがわかりました。帰りが遅くなった時や悪天候時など、小さい子どもに限らない事象もありますから、子どもがある程度大きくなっても不安に感じる人は多いようです。

・学校までの距離は近いが、道が狭く交通量も多いため(20代/女性/神奈川県)
・電車に乗るより車に乗る方が早いから(30代/女性/三重県)
・高校生になると帰りが遅くなるから(30代/女性/岡山県)
・習い事教室が自宅から遠いから(30代/男性/愛知県)
・学校までの距離が遠く、通学路の車どおりが多いから(30代/女性/佐賀県)
・コロナ感染防止のため(40代/男性/埼玉県)

上記で回答した時期まで送り迎えが必要な理由として、自宅からの距離が遠いことが大きな理由になっているようです。また、新型コロナウイルスの感染予防対策として送り迎えを行っているという意見も挙がっています。

送迎時の不安は「事故」が約6割

先ほどの調査で、送り迎えをする理由の一つに、新型コロナウイルス感染予防といった今の時期ならではの不安要素も挙げられていましたが、特にどのような点に不安を抱いているのでしょうか?

「今の時期のお子さんの送り迎えをしていて不安なことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「子どもやご自身が事故に巻き込まれる心配があること」(59.1%)との回答が最多となりました。

次いで「急用等で子どもの送り迎えができない時の対応策がないこと」(40.2%)、「公共交通機関を利用することによる、ウイルス感染のリスク」(18.1%)と続いています。

6割近くの人が送り迎え中の事故が不安だと感じていることがわかりました。乗り物を使っている人は特に不安に思っているのかもしれません。また、公共交通機関の利用によるウイルス感染への心配も、コロナ禍では不安な要素になっているようです。

子どもの送り迎えで重視するポイントは?

「送り迎えの手段で重要視するポイントを教えてください」と質問したところ、「安全性が高い」(54.7%)と回答した人が最も多く、次いで「費用がかからない」(16.4%)、「時間がかからない」(16.2%)、「労力がかからない」(11.0%)と続きました。

やはり、子どもの送り迎えということで安全面は最も重要視するポイントだということがわかりました。

そのほかにも、費用がかからないものや時間がかからないものといった意見が集まりましたが、親の皆さんが思う理想の送り迎えの手段とは何なのでしょう?

そこで、「理想の送り迎えの手段を教えてください」と質問したところ、以下のような回答が集まりました。

・頑丈な車(20代/女性/三重県)
・ハイブリッド車で燃費を抑える(30代/女性/大阪府)
・安くてコンパクトな電気自動車(40代/男性/兵庫県)
・どこでも入っていけそうな車(40代/女性/山梨県)
・小回りがきく車(40代/女性/神奈川県)

ハイブリッド車の使用で燃費を抑えるなど費用をかけずに送り迎えをすることは、親たちにとって重要な要素だということが改めてわかりました。

また、子どもや親自身の安全面のことを考えても、頑丈な車は多くの人が求めている要素なのかもしれません。

さらに、「小回りがきく車」や「どこにでも入っていけそうな車」といった比較的小さなサイズの車の需要も多いようです。

送り迎えをする親たちにとって、狭い駐車場ではラクに車の出し入れができ、狭い道を通る際にも小回りが利く“コンパクトな車”は重宝するのかもしれませんね。

調査概要

【調査名】「子どもの送り迎え」に関する調査
【調査日】2021年8月24日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,023人
【調査対象】乗り物を使って子どもの送り迎えをしている親御さん
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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