妻の4割が自分の家事分担を減らしたいと回答 「夫が手伝ってくれない」「しっかり家事をやってくれない」

家事を夫婦で役割分担をしているかどうかの調査では、「分担している」と回答した人が45.3％、「分担していない」と回答した人が54.7％という結果になりました。

役割分担をしているかどうかは、ほぼ半々という結果に。

洗濯の役割を誰が担当しているのか質問したところ、「全て夫が担当している」と回答した人はわずか3.5％。「全て自分（妻）がやっている」と回答した人は42.3％という結果になりました。

「どちらがやるかは特に決めていない」と回答した人は34.3％、「洗い・たたむなど内容ごとに分担している」と回答した人は16.0％という結果でした。

家事の役割分担をどうやって決めたかについても調査しています。

「自然と決まった」と回答した人は52.4％、「時間がある方が自主的にやっている」と回答した人は37.2％でした。

「話し合いで決めた」と回答した人は9.8％と、他と比べてやや少ない結果となっています。話し合いよりも、生活していくうちに固まっていく夫婦が多いようですね。

家事分担の満足度についても調査しました。

今の家事分担の割合に「満足」と回答した人は19.5％、「まあ満足」と回答した人は43.2％と満足側が多い結果に。一方「やや不満」と回答した人は22.0％、「不満」と回答した人は15.3％でした。

満足している理由としては、「自分で家事をやりたい」「分担ができている」「夫が協力的だから」という回答がありました。

不満である理由には、「夫が手伝ってくれない」「役割分担に納得できない」「しっかり家事をやってくれない」などの回答が寄せられています。

夫婦で家事の役割分担をしているかどうかで、満足度に違いがあるかを尋ねました。

夫婦で役割分担をしている場合「家事分担に満足している」方が31.6％であるのに対して、役割分担していない場合は9.4％と大きく減少した結果に。「まあ満足」と回答した人の割合も、51.9％から36.0％に下がっています。

一方「やや不満」「不満」と回答する人の割合も、夫婦で役割分担をしていない場合過半数を超える結果となりました。

今後の家事分担をどうしたいかについても聞いています。

「現状のまま続けていきたい」との回答が53.9％、「自分の家事分担を減らしたい」が40.7％という結果に。中には「夫の家事分担を減らしたい」と回答した人も4.6％いました。

20～50代の女性にアンケートを取った結果、役割分担をしている夫婦としていない夫婦の割合は拮抗する結果となりました。

また洗濯担当が夫である夫婦は3.5％と少ないことがわかりました。

家事担当の決め方については、話し合いではなく自然と決まる夫婦が多く、役割分担に満足している方が過半数を占める結果となりました。

一方で、役割分担をしていない場合、家事分担に不満を感じている人の方が多い結果も出ています。

なお、満足・不満の理由については下記の記事でも詳細に解説しています。
記事URL：https://wash-times.com/husband-and-wife-laundry/

【調査期間】2022年7月14日～2022年7月21日
【調査対象】20～50代の女性2,405名
【調査エリア】全国
【調査方法】自社でのインターネット調査


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