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2022年08月22日 11:15 更新

「会社がママを借りとうとよ」子の病気で欠勤するママに上司がかけた一言。働く全てのお母さんへ向けた四コマ漫画が「泣ける」

「働く全てのお母さんへ」と題された四コマ漫画に思わず涙。

「すみません」は、子どもを責めてることになっちゃうから

仕事に行こうとしていたら、子どもがいきなり嘔吐! 仕方ない、今日は欠勤せざるを得ない。でも会社に連絡をするのがしんどいなぁ……。
まだ幼い子を育てながら働いているとき、みなさんこんな経験をしたことがあると思います。ましてこの数年はコロナ禍で、突然の休園や休校もありました。どうしようもないことだとわかっていても、職場に対して申し訳なさがこみ上げてしまうこともありますよね。

Twitterで漫画を公開しているネコロス(@youyakuya)さんが投稿した四コマ漫画は、まさにそんな状況を描き、17.6万いいねがつくなど話題になっています。

出典: https://twitter.com

子どもが体調を崩してしまい、お母さんである女性は職場に急な欠勤を電話で連絡。「すいません」と連呼する女性に、上司は「すいませんはいらんとよ」「会社が、お子さんからママを借りとうとよ!」と言うのでした。

この投稿のリプ欄には、「こんな上司、同僚のいる職場だったらなぁ」「私もこの言葉欲しかったなぁ」「泣ける」というコメントがいっぱい。
なぜこの漫画を描いたのでしょうか。作者のネコロスさんにお話を聞きました。

――この漫画を描いたきっかけを教えてください。

ネコロスさん とある方と話をしていて「子供が熱を出したので、職場を休むのが憂鬱」と言っていたのがきっかけです。「"仕方ないよ"とか"気にしないで"とか言ってくれるんだけど、それが逆に気にしてしまう」とも聞きました。

――同じように思っている人はとても多そうです。

ネコロスさん 私も職場では立場上、ママさんからお子様起因の欠勤のお電話を受けることが多々あるのですが、やはり皆さん休まれることを過剰に気にされるんですよね。
「忙しいときにほんとすみません」とか「その分、出勤したら頑張りますから」って。
「いやいや普段から十分頑張ってるし! お子様の熱って、別に悪いことじゃないから!」とは言うんですけど、それでも「すみませんすみません」と……。
その実体験と先ほどの話が重なって、「うーん。どう言ってあげたら、気持ちが楽になれるんだろう?」と思って考えたのが本作です。

――実体験がもとになっているのですね。「会社がママを借りとうよ」というセリフは、ご自身で思いつかれたのですか?

ネコロスさん そうです。誰かに言われたわけでもありませんし、まだ誰にも言ってません(笑)。
考えてみたら、お母さんが働くってことは、子供にも何かしら負担をかけている部分ってあると思うんですよね。
学校や幼稚園から帰ってきて、ママと過ごす時間を会社がもらっているわけですから。
そういう意味でいえば、会社ってママだけではなく、お子さんも一緒になって社会のために働いているとも言える気がします。
だから会社はママを「借りている」んです。会社がお子様にママを貸しているわけじゃ決してないんですよね。

――今回この漫画にとても大きな反響がありました。

ネコロスさん こんなに読まれるとは思ってなかったので、「もっと丁寧に描いとけばよかった!」と思いました(笑)。
一番嬉しかったのは「私も上司の立場になったら、こういうことを言いたいです!」という声ですね。実際に言えるかは別として、こういう「ママをお子様から借りている」という視点があれば、かける声、目線が柔らかくなると思うからです。そんな上司が未来に一人でも二人でも生まれたら、最高ですね。

――この漫画を読んで働くお母さんへの見方が変わった人もいると思います。ネコロスさん、お話を聞かせてくださり、ありがとうございました。

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