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2022年08月22日 16:31 更新

忙しいパパ・ママこそ備えたい!かぜ薬の「ジキニン」がゆとりうむプロジェクトとコラボして「かぜ備えリスト」を発表

病院に行くほどではないけれど……かかってしまうと辛い「かぜ」。特に日々忙しいパパ・ママはかぜをひいても家事や子育てを休めず、その分長引いてしまうことも。そんなパパ・ママに向けて、かぜ薬ブランド「ジキニン」がゆとりうむプロジェクトと共同で「かぜ備えリスト」を発表しました。その内容と発表セミナーの様子をお届けします。

忙しいママ・パパのピンチを救う「かぜ備え」セミナー

8月9日、かぜ薬ブランド「ジキニン」と「ゆとりうむプロジェクト」による「忙しいママ・パパのピンチを救う『かぜ備え』セミナー」がオンラインで開催されました。当日はジキニンで知られる全薬工業の「ゆとりうむプロジェクト」への加盟発表、「かぜなど体調不良時の困りごと」に関する調査結果の発表、「かぜ備えリスト」の発表などがありました。さらに、ゆとりうむプロジェクト理事長筒井淳也氏と「女医によるファミリークリニック」院長の大井(竹中)美恵子医師、全薬工業担当者2名によるオンライントークセッションも行われました。

毎日の暮らしに時間をうみだす「ゆとりうむプロジェクト」とは

「ゆとりうむプロジェクト」とは、「時短」から「時産」に発想を変え、さまざまな時産テクニックで暮らしに時間とゆとりをうみだしていくプロジェクト。

ゆとりうむプロジェクトとは

同プロジェクトの調べによると、日本は世界中でトップクラスに家事の負担が重い国とされています。そこで「時短」という言葉が持つ罪悪感が残るイメージを避け、家族の時間を産む「時産」に変えて、日用品メーカーや食品メーカーなどさまざまな企業とタッグを組んでそのノウハウを発信しています。

今回、同プロジェクトに加盟を発表した「ジキニン」は1958年に誕生したかぜ薬ブランド。家庭の常備薬として、半世紀以上家族に寄り添ってきました。そのブランドメッセージは「あなたの時間をかぜから守る」。かぜになることで失ってしまう家族と過ごす時間、家事の時間を少しでも早く取り戻せるよう、「かぜのひき始めに、やさしく速く。」を掲げて商品開発を続け、家庭に寄り添いサポートすることを目指してきました。
そんな想いが「ゆとりうむプロジェクト」の「家事の負担を減らして、暮らしにゆとりある時間をうみだす」というコンセプトに重なり、今回の参画が決定しました。

「かぜなど体調不良時の困りごと」調査結果を発表

加盟発表に続いて「かぜなど体調不良時の困りごと」に関する調査結果も発表されました。小学生以下の子どもがいるパパ・ママを対象に行った調査で、親がかぜなどの体調不良になったときの対応や備え、困りごとについて複数回答でアンケート調査を行ったものです。その調査結果をいくつかご紹介します。

まず、「ご自身が『かぜ』かもと感じる体調不良の際に、自分の身体のケア以外で行うことはなんですか?」という質問では「かぜであっても普段通り、家事(掃除、洗濯、食事の準備や片づけ)は行う」がもっとも多く40.9%、続いて「パートナーへの連絡」が37.2%、次に「病院へ行く」が33.8%となりました。ほぼ半数近くの人が、かぜなどの体調不良があっても普段通りに家事をしているという結果となりました。

また、「ご自身が『かぜ』などの体調不良の際に、困ったことはなんですか?」という質問では、「子供の世話」が59.3%、「食事やお弁当の準備」が36.7%、「子供の送り迎え」が33.8%と、子どもに対するお世話がメインとなりました。どれも体力が必要で、体調不良時には辛く感じるものばかりです。

最後にご紹介するのは、「ご自身が『かぜ』などの体調不良の際に、前もってやっておけばよかったと後悔したことはありますか?」という質問です。この質問に対する1位は「食欲がなくても食べられそうなもののストック」で30.4%、2位は「レトルト食品などすぐ食べられる商品のストック」で26.6%、3位は「かぜ薬の用意」で26.4%、4位は「手軽に栄養が取れる栄養ドリンクやパウチゼリーのストック」が21.7%と、上位4つのうち3つが食品関連のストックについてでした。

かぜをひいたときは、自身が食べやすいものはもちろん、レトルト食品などすぐに用意できる家族の食事を常備しておくことも大切です。日持ちのする食品と薬のストックは怠らないようにしたいですね。

調査全体を通して見ると、意外にも「何も対策をしていない」という家庭も多くありました。自身がかぜであっても普段通りに家事をする人が多いことから、多くのパパ・ママが体調不良になっても無理をして家事を回していることがうかがえます。

家族でシェアしておきたい「かぜ備えリスト」

上記の調査結果をふまえて、ジキニンと「ゆとりうむプロジェクト」がかぜ備えリストを作成。かぜに備えて家族で共有したい情報を7項目にまとめて発表しました。パパ・ママがかぜになったら無理せず休んで早く治すために、ぜひチェックしてみてください。

出典:ゆとりうむプロジェクト 公式サイト内 「ジキニン」紹介ページより

病院に行くために必要なものの場所など、一見些細なことでも、しんどいときに家族から聞かれて答えるのは負担になります。小さなことでも何度も聞かれると、ゆっくり休むことができません。このリストを冷蔵庫に貼るなどして日頃から家族の目に入る場所に置いて、家族でシェアしたいですね。

セミナーの内容を振り返るトークセッション

かぜ備えリスト発表のあとは女医によるファミリークリニック院長の大井(竹中)美恵子先生をゲストに迎え、トークセッションが行われました。

小児科・内科の医師で自らも8歳の子のママである大井先生は、リストを見た感想として「正直、ドキッとした箇所がいくつかありました」と話しました。「4番の学校、習い事の連絡先や、5番のゴミ捨ての曜日は共有できていませんでした。夫婦間だけでなく、子どもも含めて家族全員に知っておいてほしい内容ですね」と大井先生。

また上記の調査結果で、かぜであっても普段通り家事をする人が多いことについて、ゆとりうむプロジェクト理事の筒井さんは「数値が見えたことで、課題がよりはっきりしたと感じます。ゆとりうむプロジェクトでも、家事負担の偏りや家事シェアの重要性は度々話題にのぼります。今後もジキニンの全薬工業さんをはじめ企業様と一緒に解決に向けて動いていきたいと思います」と話しました。

また、トークセッションのなかで、大井先生の体験談として3ヶ月前に体調を崩したときのことを次のように振り返りました。

「そのときの家事分担は、あまり変わりませんでした。むしろ、『家にいる自分が少しでも家事をしなくては』と思ったくらいです。でも、普通に考えれば自分の具合が悪いのだから、休んだほうがいいのは当然のことです。客観的に見れば当たり前のことなのに、いざ自分がその立場になると、自分を犠牲にしてでも無理をしてしまうのが日本のパパ・ママのような気がします」

さらに大井先生は、かぜになったときのおすすめの対処を次のように話しました。

「しっかり栄養をとって、充分な睡眠時間を確保していただくことです。“かぜはひきはじめが肝心”といいますが、『もしかしてかぜかな?』というちょっとした違和感でも、早めの休息を心がけてほしいです。そのためにも、いざというとき、ちゃんと休める環境を整えておくことが大事。かぜ備えリストにあったように、家のことを家族でシェアしていくことが大切ですね」

これを受けて、ゆとりうむプロジェクトの筒井さんは、「家の細々としたことでも、共有することで家族で回していくことができ、休息をしっかりとることができると思います」と回答。

全薬工業の寺田さんが「子どもがいると自分のことは後回しになってしまいがち。これからもパパ・ママがしっかり休めるようにジキニンブランドとしてもサポートしていきたい」と決意を表明し、トークセッションは幕を閉じました。

まとめ

調査結果にもあったように、自分がかぜのような体調不良になっても無理をしてしまうパパ・ママが多いのが現状です。でも早くよくなるためには、栄養と睡眠をしっかりとることが大切。「かぜ備えリスト」を参考に、辛い体調不良に万全の備えをしておきましょう。

調査概要

「かぜなど体調不良時の困りごと」調査概要
【調査期間】2022年7月19日(火)~ 2022年7月21日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】831人
【調査対象】小学6年生(12歳)までの子供がいる男女(男性:427人、女性:404人)
【調査実施機関】株式会社インテージ

(マイナビ子育て編集部)

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