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2022年08月01日 05:55 更新

誕生日プレゼント人気1位「知育玩具」、予算は5,000円未満、もらって困ったプレゼントは●●! 令和のお誕生日事情

スタジオアリスはこのほど、全国の7歳以下の子どもを持つ男女500名を対象に、「子どもの誕生日のお祝いに関する調査」を実施しました。

令和のお誕生日事情をスタジオアリスが調査

同調査では、子どもの誕生日のお祝いについて、人気のプレゼントや予算、祝い方や子どもが喜ぶ演出、誕生日会の実施有無や招待客などを調査しています。

プレゼントの予算は5,000円未満が約5割。10,000円以上は少数派に

誕生日に欠かせないプレゼント。令和の子育て世代は誕生日プレゼントについてどのように考えているのか、まずは子どもへの誕生日プレゼント事情について調査。

最初に、プレゼントの選び方として、子どもが欲しがるものと親が与えたいもの、どちらを優先するかを聞きました。

すると、「子どもが欲しがるもの」(51.8%)、「どちらかといえば子どもが欲しがるもの」(36.8%)と約9割が欲しがるものをプレゼントしたいと考えていることが判明。子どもの喜ぶ姿が見たい親心がうかがえます。

プレゼントの予算は、「3,000円以上~5,000円未満」(31.0%)という回答が最も多く、5,000円未満は46.2%と約5割が回答。次に多かったのは「5,000円以上~7,000円未満」(21.4%)、「7,000円以上~10,000円未満」(18.2%)で、10,000円以上かけている人は14.2%とわずかでした。

人気のプレゼントランキング、男女ともに1位は「知育玩具」に

続いて、具体的にどのようなものをプレゼントにしたい、またはプレゼントしたのか、令和生まれの0歳から3歳と平成生まれの3歳から7歳※のTOP5をランキング。

令和生まれでは、男女ともに「知育玩具」が約5割の票を集めて人気でした。その理由には、「本人が欲しがったから」のほかに「遊びながら賢くなって欲しい」「飽きずに長く楽しめそう」という意見が多く、子どもと親の希望が一致している点が人気の理由のようです。

2位は、男の子は「鉄道・乗り物のおもちゃ」、女の子は「人形・ぬいぐるみ」で、3位は男女ともに「本・絵本」でした。平成生まれでは、女の子のTOP3は令和生まれと同じでしたが、「おままごとグッズ」よりも「服・アクセサリー・バッグ」が上位に。

男の子では「知育玩具」より「鉄道・乗り物のおもちゃ」が人気で、5位には令和生まれではランク外だった「デジタルゲーム・ゲームソフト」がランクイン。年齢に応じて変化する子どもの趣味趣向がうかがえました。

※令和生まれは、2019年5月~現在までに生まれた0歳~3歳までの子ども、平成生まれは、2015年1月~2019年4月までに生まれた3歳~7歳までの子どもを指します。

周囲からもらって困ったプレゼント、半数が「ある」と回答

子どもへの誕生日プレゼントは親以外からもらうことも多いはず。そこで、周囲からもらって困ったプレゼントがあるかを聞くと、半数が「ある」(50.0%)と回答。具体的には、「子どもの興味がないもの」(21.2%)、「子ども服」(20.4%)に困った人が多いことがわかりました。

プレゼントを用意する側は子どもが関心を持ってくれるものを予めリサーチしておくと良いかもしれません。また、子どもの成長は早いため、子ども服などすぐにサイズアウトしてしまうものは避けた方が良さそうです。

子どもの誕生日は「プレゼントを贈る」「自宅でご馳走」。喜ぶ演出は「サプライズ」「豪華なケーキ」

続いて、子どもの誕生日の祝い方について調査すると、約8割が「プレゼントを贈る」(80.8%)と回答。やはり誕生日にはプレゼントが欠かせないようです。次いで「自宅でご馳走を食べる」(69.8%)、「記念写真を撮る」(42.4%)が続き、外食やお出かけの割合は少ない結果となりました。

実際に子どもが喜んでくれた誕生日の演出について聞くと、「サプライズで誕生日プレゼントを贈る」(46.0%)が最も多い結果に。また、約4割が「キャラクターケーキなど豪華なケーキを用意する」(37.6%)と回答しました。

誕生日会を実施する人は約7割。約半数が「家族のみ」での実施に

子どもの誕生日のお祝いと言えば、「誕生日会」があります。誕生日会を実施しているか、または実施したいかを尋ねると、65.8%が「実施している/実施したい」と回答し、実施する派が約7割という結果になりました。

誰を招待するかについては、約半数が「招待しない」(48.3%)と回答。招待する家庭でも、「母方の祖父母」(34.7%)や「父方の祖父母」(26.4%)が多く、「子どもの友だち」(11.9%)を招待するのは1割程度という結果に。家族のみ、または身近な祖父母を招待しての実施が主流のようです。

また、これまでに実施した子どもの誕生日会の費用について調査すると、「5,000円以上~10,000円未満」(34.0%)が3割以上を占め、最多でした。次に多かったのは「3,000円以上~5,000円未満」(24.9%)、「3,000円未満」(14.6%)で、7割以上が費用を10,000円未満に収めていることがわかりました。

<誕生日会のドタバタエピソード>をご紹介

子どもの誕生日会当日や準備で大変だったことについてエピソードを募ったところ、子どものお世話をしながら食事の用意をしたり、平日で準備する時間が確保できなかったり、部屋の飾り付けやサプライズの準備を子どもの目の見えないところで行う苦労などが寄せられました。

寄せられた「誕生日会のドタバタエピソード」の一部をご紹介します。

・「子どもの面倒を見ながらケーキを作ったり、飾り付けをするのが大変だった」(栃木県・35歳・女性)
・「子どもが1日中家にいる夏休みに誕生日があるので、サプライズの準備が難しかった」(埼玉県・37歳・女性)
・「子どもがぐずるから、飾り付けをしてもなかなか写真が撮れない」(滋賀県・26歳・女性)
・「食事の準備が一番大変。家族みんなで食べられるメニューを考えなくてはいけないので」(三重県・31歳・女性)
・「誕生日当日が平日だと準備する時間がない」(兵庫県・44歳・男性)
・「手作りのケーキを子どもに要求された」(東京都・42歳・男性)
・「欲しいと言うものがコロコロ変わること」(岩手県・37歳・男性)
・「ケーキやオードブルの買い出し」(静岡県・42歳・男性)

調査概要

・調査テーマ:子どもの誕生日のお祝いに関する調査
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査対象者:全国の7歳以下の子どもを持つ男女 500名
・調査実施日:2022年6月22日~23日
・調査主体:スタジオアリス
・調査機関:ネオマーケティング

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