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2022年09月17日 07:13 更新

夏の疲れは秋に出る? みんながやってる「秋バテ」しないための生活習慣

暑い夏をなんとか乗り切り、朝夕が涼しくなる秋。過ごしやすい季節になったと喜んだのもつかの間、夏の疲れがドッと出て、夏バテならぬ「秋バテ」を感じることはありませんか? 秋の味覚やレジャーを楽しむためには健康でいなくては! 今回は、みんなが実践している秋バテ防止法について聞いてみました。

(photoAC)

お風呂につかる

●夏は暑くて湯船に浸からないのですが秋になってくると浸かって疲れを取るようにしてます。(女性/27歳/無職)

●お風呂に毎日お湯をはり、日替わりで入浴剤を入れてゆっくり浸かるようにしていました。(女性/36歳/専業主婦・主夫)

●温かいお風呂と冷たい水風呂に入って疲労回復をしています。(男性/33歳/建設・土木/技術職)

身体の疲れをとるには、お風呂が一番。心身共にリラックスできるお風呂は、秋バテ防止にひと役買っています。夏の間はシャワーで汗を流す程度だった人も、朝晩の涼しさを感じるようになったら湯船につかるという人が多いようです。

湯船につかるかシャワーのみにするかで疲労のとれ具合はかなり変わってきます。可能であれば、まだ気温が高い季節でも入浴を検討してみるのがよいでしょう。

入浴は年中オススメですが、42℃以上の熱いお湯は、交感神経を刺激してしまいます。緊張をほぐし、疲れをとるためには、38℃くらいのぬるめのお湯で副交感神経を働かせましょう。熱いお湯とぬるめのお湯につかる交代浴は筋肉の疲労を早くとってくれますが、体力のある人向きです。冷たい水を使うときは、手足の先から徐々にかけるようにして、心臓に負担をかけないように気をつけてください。サウナの水風呂のように、いきなりドブンとつかるのは心臓へ負担が強くなりやすいです。またとくに暑い時期の入浴は脱水状態になりやすいため、入浴前の水分補給を忘れないようにしましょう。

身体を中から温める

●すべての飲み物は冷やさずに常温で飲むようにしている。(男性/45歳/運輸・倉庫/技術職)

●意識して温かいもの、鍋物やうどんなどを食べる。(女性/46歳/専業主婦・主夫)

●寝る前に温かい飲み物を飲む。(女性/33歳/専業主婦・主夫)

夏の間は、どうしても冷たいものを飲んだり食べたりしがち。しかし、冷たいものばかりをとっていると、内臓が冷えて働きが悪くなってしまいます。

秋バテを防ぐためには、少しずつ温かいものをとって、疲れた内臓をいたわってあげましょう。昔から「冷えは万病のもと」と言われます。胃腸を冷やしすぎないように、食べ物や飲み物の温度には要注意です。

睡眠の質をあげる

●パジャマは通気性がよい長袖。掛布団は裏表で冷感と通常のリバーシブルのものを用意し、その日の気候によって使い分けができるようにした。(女性/37歳/専業主婦・主夫)

●秋でも暑い日にはクーラーをつけて過ごしやすくして寝ています。(女性/31歳/専業主婦・主夫)

●いいマットレスを購入して、睡眠向上。(男性/40歳/機械・精密機器/営業職)

睡眠は、身体と脳を休めて疲れをとる大事な時間。健康のために、早寝早起きを心がけたいですね。生活習慣の乱れは、健康に大きな影響を及ぼします。夜更かしをしないでたっぷり睡眠をとりましょう。なかなかゆっくり寝ていられない大人は、睡眠の質をあげることも大事ですね。

まだまだ暑い日もある初秋には、気温の変化に臨機応変に対応するのがよさそうです。暑さ対策としては、エアコンのほかに扇風機やサーキュレーターを用いて空気を循環させることで快適な環境をつくることができます。

しっかり食べる

●食べやすい冷や麦やそうめんに三種類以上の具を入れて栄養をとるようにしています。梅干しやニンニクをあげたものなどパンチの効いたものが効果あります。(男性/43歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

●畑でとれたおいしい野菜を使ってニンニクもいれて具沢山スープを週2、3回食べる。(女性/36歳/専業主婦・主夫)

●肉が多めの料理をよく食べます。(男性/43歳/医療・福祉/専門職)

入浴と睡眠で身体を休めたら、次は栄養のある食事です。

にんにくには、疲労回復と滋養強壮の効果が期待できるアリシンという成分が多く含まれています。アリシンは糖質からエネルギーを産生するのに重要なビタミンB1の作用を助ける効果があります。食べすぎは胃の荒れる原因になることがあり禁物ですが、料理のなかに少しずつとりいれてみるのもオススメです。

豚肉には疲労回復に役立つビタミンBが豊富に含まれているので、疲れたときは肉料理もいいですね。ただし、油脂が多い食事は、胃腸に負担がかかります。

お肉も野菜も、バランスよく食べることが大切です。

適度な運動

●ラジオ体操と筋トレをして、トマトジュースを飲む。(女性/35歳/専業主婦・主夫)

●森林浴をする。(女性/33歳/情報・IT/クリエイティブ職)

●休みの日でも早寝早起きをして規則正しい生活を送るようにして、なるべく外へ出て体を動かすようにしています。(女性/35歳/学校・教育関連/事務系専門職)

食事をとったら、適度な運動をとりいれましょう。身体を動かすことで、夜もよく眠れるようになります。朝早起きして、ラジオ体操をするのもオススメ。きちんとやると、かなりの運動量になります。普段あまり運動をしない人は、ヨガやストレッチで身体をほぐしましょう。

運動中は交感神経が優位に働き、運動後のクールダウンでは副交感神経が優位に働くため、運動は自律神経を整える効果があります。夏の間から、朝晩の涼しい時間に散歩をしてみてはいかがでしょう。ただし夜間に運動をすると、交感神経が活性化してしまい睡眠の妨げになってしまいます。なるべく朝のうちに運動できるように生活スケジュールを工夫されるとよいでしょう。

まとめ

夏の疲れをとり、秋バテを防止するために、みなさんさまざまな工夫をしていることがわかりました。秋バテを起こさないためには、十分な睡眠、栄養のある食事、適度な運動が必要なようです。夏の間、疲れをためないように生活することも大事ですね。体調をキープして、快適な秋を迎えましょう。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年7月13日
調査人数:110人(22歳~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)

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