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2022年11月23日 15:57 更新

ストックの花言葉|ストックの名前の由来も解説

ストックは、冬から春にかけてお花屋さんに並ぶ、春の花の代表です。花言葉や見た目のかわいらしさから、ブーケにもよく使われる花です。ここでは、ストックの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

ストックの花言葉

ストックの花言葉は「愛の絆」「豊かな愛」「愛の結合」です。どの花言葉もストックの花持ちがいいことと、見事な花姿に由来してつけられました。

ストックはガーデニングでも人気ですが、切り花としても人気です。愛の気持ちを表現したものが多いので、プレゼントにピッタリですね。

ストックの色別、種類別の花言葉

赤いストックの花言葉は「私を信じて」。

ピンクのストックの花言葉は「ふくよかな愛情」。

白いストックの花言葉は「思いやり」「ひそやかな愛」。

紫のストックの花言葉は「おおらかな愛情」。

黄色いストックの花言葉は「さびしい恋」。

ストックの英語の花言葉は「lasting beauty(永遠の美)」「bonds of affection(愛情の絆)」「contentment(満足)」「promptness(迅速さ)」。

ストックの花言葉に怖いものはある?

黄色いストックには「さびしい恋」という少し怖い意味の花言葉がつけられていますが、これは西洋で黄色が裏切りを意味する色としてネガティブなイメージがあることに由来しています。 もし誰かにプレゼントとして送るのであれば、黄色いストックは避けた方が無難でしょう。

ストックの基礎知識

・分類…アブラナ科アラセイトウ属
・原産地…ヨーロッパ南部
・別名…紫羅欄花(アラセイトウ)
・開花期…2月~5月
・出回り期…11月~5月

ストックの特徴

「ストック」は、ヨーロッパ南部原産の一年草です。古代ギリシャやローマでは、薬草として利用されていました。ピンクや白、紫、黄色、オレンジなど、多くの色のバリエーションがあり、結婚式のブーケにも人気の花です。日本には江戸時代に伝わり、最近では主に切り花やフラワーアレジメントで利用されています。

ストックはピンクや白、紫、黄色、オレンジなど、多くの色のバリエーションがあり、胡椒のようないい香りのする花から結婚式のブーケにも人気の花です。花は2~3cmほどの大きさで、咲き方は一重咲きと八重咲きがありますが、八重咲きの方が見た目が豪華なためにとても人気があります。

ストックの原産は南ヨーロッパで、そのほか北アフリカや西アジアなどに広く分布しており、約50種があるとされています。ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科のマッティオラ属に分類され、和名ではアラセイトウと呼ばれています。

バージニアストックはストックを小さくしたような花を咲かせることで知られていますが、分類上はマルコルミア属となっており、ストックとは違う種類の植物です。

ストックの品種としては、大きさによって矮性か高性種、分枝性と非分枝性、花の形によって一重と八重咲きに分けることができます。

日本では主に、切り花としては高さのあるインカナが一年草として育てられているほか、花壇用の花としてキスミーやビンテージといった分枝性のある矯性品種が育てられていることが多いです。

花の形としては八重咲きのものがボリュームがあり人気が高いですが、八重咲き種は雄しべ雌しべが退化しており生殖する能力がなく、そのままでは種をつくることができません。八重咲き種は一重の品種と掛け合わせることで、いくつかの種をつくることができます。

また、ストックは花の咲き方から、大きく二種類に分けられます。
スタンダードタイプは1本の茎に花が咲くタイプです。花言葉と合わせて、さらに誠実な気持ちを伝えられそうですね。

スプレータイプは1本の茎がさらに枝分かれした先に花をつける対応です。見た目が豪華になりますね。アレンジメントにもおすすめです。

ストックの名前の由来

「ストック」は英語で茎を意味する言葉で、太い茎に花を咲かせることからこの名前がつけられたとされています。日本には江戸時代頃に入り、切り花に適した品種として育てられるようになりました。

和名の紫羅欄花(アラセイトウ)は、江戸時代に日本に来た時に、葉にうぶ毛が生えている姿が、ポルトガルの布「ラセイタ」の手触りに似ていたことが由来していて、「葉ラセイタ」それがなまって「アラセイトウ」と呼ばれるようになったと言われています。

ストックの誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
ストックが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

1月10日、2月8日(ピンク)、2月9日、2月20日(紫)、3月2日、3月7日(白)、7月16日

ストックの贈り方

花壇などでも見かけることのあるポピュラーな花の1つである、ストック。

ストックの花色は、ピンクや淡い紫、クリーム色など比較的パステルカラーが多いです。
チューリップなどと同じく、春を代表する花の1つで卒業式が行われる時期に、お花屋さんでよく並んでいる花でもあります。
季節の花を贈りたいという方は、ストックを花束やフラワーアレンジメントに入れてみてもいいかもしれませんね。
ストックは柔らかな色が多いので、春の優しい雰囲気を表現することができると思いますよ。

ストックは1つの茎から複数の花が咲いていますが、下から順番に花を咲かせるという特徴があります。
そのため、一番下に咲いている花がきれいに咲いている時に、先端についている花はまだ蕾ということもよくあります。
ストックは順番に花を楽しむことができるため、花持ちが良く長くかわいらしい様子を楽しむことができますよ。
先端に付いている花が咲くまで楽しみたいという方は、一番初めに咲いていた下の花は咲ききってしまうことが多いので、枯れてしまった花は摘み取ってください。

まとめ

ちなみにストックの花言葉は、まっすぐ茎が伸びている様子を一途に想い続ける様子と重ねてつけられたとも言われています。
進学によって環境が変わり、彼女・彼氏、それぞれ別の進路に進むという方もいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひストックを贈って、2人の変わらない幸せな未来を花言葉で表現してみるのはいかがでしょうか。

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