駅で泣いていた娘を助けてくれた人へ「ありがとうございました」母のメッセージが届いた奇跡

1人で出かける子どもを見送ったあと、「無事に着いたかな？」「トラブルに巻き込まれてないかな」など、親の心配は尽きないものです。

ぷすこ（@sumitsrrrtsu）さんもその1人。その日たまたま1人で外出した娘さんが、電車で寝過ごしてしまい泣いているので迎えにきてほしいと、JRの駅から電話があったというのです。

このとき駅で困っていた娘さんに、ペットボトルのお水を買ってあげ、改札まで連れて行って駅員さんに引き渡してくれた方がいたとのこと。

「お礼も言えなかった」という娘さんの言葉を聞いて、ぷすこさんがダメ元で娘さん手書きのメッセージを投稿したところ……

なんと、お相手の方もTwitterにその日の出来事を投稿していたこともあって、わずか1時間でつながることができたようです。

この奇跡的なめぐりあわせに、「すごい！七夕の奇跡ですね！気持ちが届いて良かった！」「朝から感動してウルッときちゃいました」「優しい世界のSNSは、すごい無限のパワーを感じる」など、たくさんのコメントが寄せられました。

投稿主さんに、お話をお伺いしました。

――娘さんのお手紙を投稿したのはなぜ？

ぷすこさん　私が帰り道に「お姉さんにお礼いいたかったね。」と話したところ、きちんと感謝を伝えられなかったことに気づいた娘が「これお姉さんに渡して」と言ってきて。渡したと嘘をつくのもよくないし、もしかしたら繋がれるかな、繋がれなくても行動には起こしたぞ？ くらいの軽い気持ちで、Twitterに投稿しました。

――お相手の方とすぐに繋がれてびっくりですね。

ぷすこさん　本当にダメ元だったので、繋がったときは本当にびっくりして嬉しくて。Twitterもすごいし、気づいてくださったゆずきさんにも感謝しかないです。娘の気持ちが伝わったことがよかったですし、私も改めてお礼を言うことができて嬉しかったです。

――この投稿には19万件以上の「いいね」がつき、とても反響がありました。

ぷすこさん　たくさんのリツイート、リプライや「いいね」をいただき、驚き、温かい気持ちになりました。子どもを1人にするなというツイートがたくさんくると覚悟していたので……。
親も学校も、子どもに「知らない大人の人にはついていかないでね」と言っている時代です。行動できる人を讃えることも大切ですし、娘のような子がいたときに気にかけ、悩んでくださる方がたくさんいる社会という部分は純粋にうれしいですが、一部の人のせいで大人は声をかけづらいという現実はシンプルに寂しいなと思います。
私もゆずきさんのように勇気を持った行動がとれる人になりたいと改めて思いました。

――困っている人に、多くの手が差し伸べられる社会でありたいですよね。ぷすこさん、すてきなお話をありがとうございました。

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投稿主　ぷすこさん
Twitter　@sumitsrrrtsu

（マイナビ子育て編集部）

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