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2022年07月13日 06:31 更新

明治とボーネルンドがコラボ! 「もぐもぐ+あそぼ プロジェクト」始動で、“あそび”と“食べる”に特化した子育て支援イベントを開催

お菓子や乳製品などを製造・販売する明治と、世界のあそび道具の販売や親子の室内遊び場「キドキド」を運営するボーネルンドがコラボし、食と遊びの観点から子育て支援を行う「もぐもぐ+あそぼ プロジェクト」を開始しました。そのコラボ記念として、東京・六本木ヒルズで行われたイベントの様子をレポートします。

乳幼児の「あそび」と「食べる」に関する悩みをサポート!

明治とボーネルンドがコラボする「もぐもぐ+あそぼ プロジェクト」とは、"あそび"と"食べる"で子どもの個性豊かな「みらい」を一緒に育てることを目的としたプロジェクト。その第一弾として、3月25日に子どもの"あそび"と"食べる"に関する情報を発信するWebサイトをオープンしました。

今回は、このコラボプロジェクトを記念して、生後6ヵ月~23ヵ月(1歳11ヵ月)の子どもと保護者を対象にした無料イベントが開催され、その会場に編集部Sがお邪魔しました。

イベントが行われたのは、2022年7月1日。梅雨明けが例年よりも格段に早く、連日の猛暑が続いていましたが、会場になった六本木ヒルズのヒルズカフェにはたくさんのパパとママ、子どもたちが集合していました。

会場となった六本木ヒルズにあるヒルズカフェ
当日のヒルズカフェ内の様子

会場内は4つのグループに分かれていて、子どもの月齢別に「6~8ヵ月」「9~11ヵ月」「12~18ヵ月」「19~23ヵ月」の4つのエリアがありました。

ブルーのプレイマットの上にはボーネルンドが世界中から厳選したあそび道具が広げてあり、会場に到着した子どもたちのなかには、早速自由に遊びだす子も。

ボーネルンドの遊び道具。月齢によって、用意してある遊び道具の種類が違う

会場内はワイワイとにぎやかな雰囲気で、ときおり「ふぇ~ん」と泣き出す子がいたり、お隣のグループの遊び道具が気になって裸足でフロアを歩いていく子がいたりと、みんな暑さに負けずとっても元気いっぱい!

そんな子どもたちの様子は、小学生3年生の子を持つ編集部Sにとっては。すっかり癒し空間。あ~、あのころは必死だったけど、今となっては懐かしい~。なんてかわいいんだ~……。

講師の自己紹介でセミナーがスタート

いよいよ定刻になり、30分間のセミナーがスタート。編集部Sは「19~23ヵ月」のグループを見学しました。

各グループには講師として、遊びのプロであるボーネルンドのプレイリーダーと、明治の栄養士さんが1名ずつ参加。セミナーはお2人の自己紹介から始まりました。

【左】明治の栄養士さん/【右】ボーネルンドのプレイリーダー

その後、参加しているパパ・ママたちも自己紹介をするプログラムでしたが、急遽プレイリーダーの提案で、遊び道具として用意していた黄色いボールをバトン代わりに使うことが決定! 「自己紹介が終わったら、隣の人にボールを渡す」というルールのおかげで、「どうぞ」と「ありがとうございます」の言葉が生まれ、不思議と場の空気が和んでいきます。

黄色いボールを受け渡しする保護者たち

全員の自己紹介が終わったら、次は遊びに関するレクチャー。「19~23ヵ月」のグループでは、ボーネルンドのプレイリーダーがこの月齢の子どもにぴったりな「くりかえし遊び」をテーマに、ボール転がしと積み木について教えてくれました。

こちらのボーネルンドで販売されている、イタリア・ケルチェッティ社のボール転がしは、転がしたボールが下の段に落ちるときにポール内のトンネルに一瞬隠れる仕組み。子どもは、ボールが出てくる場所を予測したり、途中でボールを止めてまた転がしたりと、実験的なくりかえし遊びができる遊び道具だそう。

ボーネルンドの遊び道具、「はじめてのボール転がし」

また、カラフルなボール2種と、ビーズが入ったボールの計3種類がセットになっているのもポイントで、カラフルなボールを転がして目で追ったり、ビーズ入りのボールをラトルのようにシャカシャカ振って遊んだりと、視覚と聴覚の発達も促してくれるおすすめの遊び道具だそうです。

積み木遊びについては、「積み木遊びというと、大人は何か形を作らないといけないと思いがちですが、子どもは積み木の音を鳴らしたり崩したりすることが楽しいんですよ。だから何度もお子さんに積み木を崩してもらって、“ガシャーン”という音と一緒に楽しんでくださいね」とレクチャーしていました。

確かに私たち親は、積み木を高く積み上げることや、積み木でおうちの形を作るなど、「完成させること」を目的としてしまうことがありますが、プレイリーダーの「積み木はもっと自由に遊んでいいんです」というアドバイスにうなずく保護者もいました。

幼児食の基本をレクチャー

“あそび”についてのお話が終わると、次は明治の栄養士さんによる子どもの“食べる”お話。「19~23ヵ月」のグループでは、「幼児食の基本と栄養」をテーマにお話をしてくれました。

この時期は、離乳食完了期(12~18ヵ月ころ)が終了し、幼児食に移行しているころ。ただし、まだ大人とまったく同じ食事というわけにはいかなかったり、子どもが自分で上手に食べるにもまだまだ練習が必要な時期です。

そこで、このころの幼児食のポイントについて、栄養士さんからは「歯の発達」「子どもが自分で食べたいという気持ちを尊重する」「栄養」の3つが大切であることが説明されました。

「歯の発達」については、3歳ころまでの乳歯が生えてくる順番を解説し、「奥歯が生えそろう3歳ころまでは、噛む力の発育に合わせた食事が必要です」とアドバイス。

乳歯の生えてくる順序を説明

さらに、「子どもが自分で食べたいという気持ちを尊重する」については、3歳ころまでのスプーンの持ち方をわかりやすくイラスト付きで解説。こうしてみると、ひと口で「スプーンで食べる」と言っても、さまざまな持ち方があることがわかります。この順番を知っていれば、子どもが今どの段階にいるのか、ひとつの目安になりそうです。

イラスト右 2番目から、手のひら握り、指握り、鉛筆握り

また、「栄養」に関するパートでは、幼児期にしっかり摂りたい栄養素について説明。参加したパパとママは、真剣なまなざしで聞いていました。

“あそび”と“食べる”についての説明が終わると、最後は個別質問の時間。パパやママが今抱えている子どもの悩みについて、専門家が具体的に答えてくれるとあって、いろいろなところでお悩みを質問するママの姿が見られました。

栄養士さんに相談を終えたばかりのこちらのママにインタビューしてみると、「娘は今、1歳11ヵ月。野菜が嫌いでぜんぜん食べてくれないことが悩みで、その点を直接栄養士さんに相談できたのがよかったです。栄養士さんからは、『これを食べればいいというものではなく、バランスよく食べることが大切。もう2歳になるので、お料理する姿を見せてあげたり、一緒に星形などで野菜の型抜きをしてみたり、食に興味を持ってもらえるようにしてみては』とアドバイスしてもらえました。確かに今まで娘をキッチンに入れていなかったけど、一度一緒に料理にチャレンジしてみようと思います」と話してくれました。

ここで、30分間の枠が終了。最後に保護者はイベントの感想などに関するアンケートに答え、アンケートと引き換えにお土産を受け取っていました。

アンケートに記入する保護者

実際のお土産がこちら。

セット内容は、月齢別で変わるそうですが、編集部がもらったお土産セットの中身は、

●ドイツ シギキッド社の「どうのアクティビティタオル」
●幼児期の栄養をサポートする明治「ミラフル」のドリンク(ヨーグルト味)&粉末飲料(ストロベリー風味)
●キドキドの「親子ペア 30分招待券」
●ボーネルンドオンラインショップで使える「10%OFFクーポン」

など、盛りだくさんの内容でした!

プロジェクト担当者によると、「今後はオンラインイベントをはじめ、全国でもリアルイベントを展開できたら」と、今回のイベントに手ごたえを感じている様子でした。

プロジェクトの詳細や今後のイベント情報については、プロジェクトの公式ホームページで公開するとのこと。気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

公式ホームページ:もぐもぐ+あそぼ プロジェクト
https://www.meiji.co.jp/baby/club/bornelund/

明治
https://www.meiji.co.jp/

ボーネルンド
https://www.bornelund.co.jp/

(取材・文:マイナビ子育て編集部)

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