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2022年08月01日 16:31 更新

【2023年度 我が家のラン活 リアルレポ】#3 ペーパークラフトのおまけ付きも! 大量のパンフを仕分け&リスト化してみた

小学校の入学準備といえばランドセル。「いつから選ぶの?」「選び方は?」など、2023年の春には小学生になる娘がいる我が家もラン活は他人事ではありません。長く使うものだから親子で納得できるランドセルを選びたい! 我が家のラン活について、リアルな事情を共有します。

この連載の執筆者

ライター ビリー
2022年の4月で年長になる娘と、年少になる息子がいるワーママ。仕事でもプライベートでも重い腰があがらず、準備不足が否めないタイプ。ランドセルだけは余裕を持って選びたいと思い、ラン活中。

ラン活再始動! ランドセル認証って何?

みなさんこんにちは、マイナビ子育て ライターのビリーです!
ラン活リアルレポの2話目で、娘のランドセルを義両親が購入することに決まった我が家。大量に請求したパンフレットを見て、なんとなく満足してしまいました(苦笑)。

しかしいよいよ夏になり、テレビやネットのニュースでラン活が話題に……。
そろそろ本格的に動かないとまずい!!

届いたパンフレットを慌てて見ていると、気になるプリントを発見しました。

合計25社分のパンフレットを見てみると多くのパンフレットに挟まれていましたが、ないところもチラホラ。

何だコレーーーーーー。

「助けてGoogleさん!」ってことで調べてみると、ランドセル認定証とは、一般社団法人日本鞄協会のランドセル工業会が独自に発行している認定証とのこと。

●すべての裁縫が国内で行われ、6年間使用できる耐久性があること
●日本鞄協会発行の「信頼のマーク」があるもの
●形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの

などの条件を揃えたランドセルだけに付与されるそうです。

しかし、「なるほど、安心の日本製で耐久性もあるのね〜」ってだけではありません。使用する6年の間、修理対応もしてくれるのです。ランドセル認定証がついていれば、ネットで購入してその後に業者が見つからなかった場合や、業者自体が廃業してしまった場合などでも、ランドセル工業会が責任を持って修理してくれます。

ランドセル認定証がなくても高品質で保証がしっかりしているメーカーさんもありますが、ラン活初心者の我が家としては、一目でわかる安心材料になりました♪

パンフレットっておもしろい!ラン活を助けてくれる各社の“おまけ”

とにかく大量に届いたランドセルのパンフレット。請求前は「どこも似ているんだろうな〜」と思っていたのですが、メーカーごとに特徴があり、「気づいたらパンフ見て1時間以上経過!」なんてこともありました。

特に驚いたのが、子どもがランドセルに興味を持てるようなおまけがついていること。娘が嬉々としたおまけがこちらです。

※メーカーによっては、カタログの受付を終了している場合があります。

ランドセルを開くと一覧表に!【池田屋】

池田屋ランドセル

ランドセルのパンフレットを1ページずつめくって選ぶのって、結構大変ですよね。何度もめくるのは大人でも手間だし、娘にとっては難易度高めの様子。

池田屋さんならそんな問題をパパッと解決! なんと、ランドセルが全面に印刷されたおまけをめくると、ばばーんとランドセルが一覧表になるんです。これなら子どもも選びやすいですね。

「ほしいらんどせるに◯してね」 とあるように、印をつけておけばあとから子どもが自分で確認できます。壁に貼っておけばじっくり時間をかけて選べるので、「なるほどな〜」と夫婦そろって感心してしまったおまけでした。

子どもの希望を視覚的にキャッチ【萬勇鞄】

萬勇鞄

萬勇鞄さんのパンフレットには「親子のためのランドセル交換ノート」がついています。左側のページにあるランドセルのイラストと「すきな え をかいてみよう! どんな らんどせるが いいかな?」という文章が。塗り絵のように楽しみながら、希望のランドセルを考えられるようになっています。

子どもにランドセルを描いてもらったら、右側はママやパパのページ。ランドセルを見ながら、子どもがすきな色やモチーフ、全体の雰囲気などを具体的にイメージしていきます。あとはイメージしたランドセルに近い商品をパンフレットから選ぶだけ! 子どもの希望を、段階を踏んで具現化できるノートです。

さっそく娘に描いてもらったら、こんな感じに。

ピンクのランドセルを背負っている姿。ピンクのランドセルに星を描いたそう。

ランドセルを背負った自分の姿を描いたようです。以前から「ピンクがいい」と言っていた娘の希望が、改めて伝わってきました(笑)。

ペーパークラフトで登校準備を擬似体験⁉︎【ふわりぃ】

ふわりぃ

娘がみた瞬間「わ〜い」と喜んだのが、ふわりぃさんの「ランドセルペーパークラフト」。切り取り線で型を切り取り組み立てると、ランドセルが作れます。さらに驚きなのがノートやペンケース、体操着袋など、小学校で使うものまで作れちゃうんです。

親子そろって作ったのがこちら。

ペーパークラフトの完成!

どれも再現度が高くて達成感はばっちり♪ 時間割表を見ながら、登校準備を真似していきます。

登校準備、できるかな?

④の「たからものをしまおう」ってところが、子ども心をくすぐります♪
「小学生になったら自分で明日の用意をするんだよ」と言葉で説明するよりも、わかりやすく子どもに伝えられそうです。

ラン活を本格始動! 夫婦で決めたランドセルの条件

パンフレットをただ眺めているだけではラン活は進まないので、大量にあるパンフレットを仕分けることにしました。

最初は娘といっしょにパンフレットを見ていましたが、途中で飽きて嫌になってしまう様子。そりゃそうだよなぁと思い、まずは夫婦で厳選することに。

我が家はこんな条件に絞って、ランドセルを選びます。

素材はクラリーノ

自宅から小学校までは徒歩5分もしないほど近距離。「素材による重さは気にしなくてもよいかな〜」とも思っていたのですが、以前お隣りに住む小学生のお姉さんのランドセルを見せてもらったときに「ランドセルって、結構重い!」と感じました。

そんな経緯があったため、子どもの負担が大きくならないよう、素材は軽量とされている人工皮革のクラリーノに決めました。

ランドセルの収納力

素材の次に気になったのがランドセル自体の収納力です。娘が通う予定の小学校は、タブレットを持ち歩くときはランドセルに入れるのがルール。手提げ袋などに入れることはできません。

ランドセルに入れるなら教科書を入れる大マチではなく、小マチの方がしまいやすいかなと思いました。パンフレットを見るとほぼマチがないタイプがあったので、小マチは大体3cmくらいあることも選ぶ条件に。

たくさん荷物を入れたい大マチは最低12cm。小マチの前についている前ポケットもガバっと開けられるように、三辺開くタイプにしました。

ここまで具体的に決められたのは、買い物ついでにママ友とチラッとランドセルを見てきたから。ランドセルのサイズ感は実際に見に行った方がわかりやすかったです。ランドセルの狙いを定める前に売り場を覗いてみる、というのも大いにアリだと思います。

親もステキ♡と思えるデザイン

もっとも悩んだのはランドセルのデザインです。娘が使う物なので、娘の好みは最優先! ただ、幼児感の強い姫系やキラキラ感の強いデザインを小学6年生まで気に入ってくれるだろうか……? 女の子を持つ多くのママやパパが、一度は考える“ラン活あるある”ではないでしょうか(苦笑)。

夫婦で悩んだ結果「娘が選んだランドセルを親として気持ちよくOKしてあげたい」という共通認識ができました。いろいろな考え方があるとは思いますが、我が家ではある程度は親がランドセルを選別し、その中から娘が好きなランドセルを選んでもらう方針に。

しかし展示会に行った時などに、私たち夫婦が選ばなかったランドセルを娘が見ることもあるでしょう。もし娘が「どうしてもコレがいい!」と強く主張するなら、それがどんなデザインでも受け入れる、というのも決めました。

何が正解なのかはわかりませんが、将来娘に「私のランドセルはどう選んだの?」と聞かれたら「娘とママとパパ、みんながステキだなと思ったランドセルを選んだんだよ」と答えたいなと思っています。

以上3つの条件のもとパンフレットを整理したところ……?

ここまでパンフレットを絞ることができました! 
この中からだったら、展示会のスケジューリングも現実的。ラン活しなきゃと焦っていた気持ちもおさまりました(笑)。

スマホでいつでも確認。気になるランドセルをリスト化

厳選したパンフレットは全部で6冊。どのメーカーのランドセルも魅了的で、何度も何度もパンフレットを見返してしまいます。

ラン活をしていると、ふとしたときに

「あのランドセルのサイズはどうだったけ?」
「ここのデザインはどうなってたかな」

と思うことが多々。ラン活中のママ友との話題に出したいときや、パパに相談したいときに「そういえば、どういう仕様だったっけ?」と思うこともあります。

その度にパンフレットを広げるのは無理なので、私はGoogleのスプレッドシートでリストを作ってみました♪

・メーカー名
・モデル名
・重さ
・サイズ

など、一目で確認したい項目を入れています。娘が背負ったときの印象も思い出せるような写真やお気に入りポイント、娘の感想などもメモ。

URLはパパと共有し、スマホからいつでも確認できるようにしています。「そういえばあれってどうだったかな〜」なんて疑問をすぐ解決できるようになったので、頭の中で候補のランドセル情報を整理しやすくなりました。

ちょっと手間ではありますが、パンフレットを出す&広げる手間がなくなるのでおすすめです♪

ラン活前進。ランドセルの条件

ランドセルを選ぶ条件を決めてから、より娘のランドセルを具体的に考えられるようになりました。ランドセルを実際に見に行ける日やレンタルできる日数は限られるかと思うので、早めに条件を決めて選別するとスムーズにラン活できるかもしれません。次はいよいよ展示会。娘の反応が今から気になります。

次回のレポートもお楽しみに!

(文・写真:ライター ビリー)

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