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2022年06月30日 11:56 更新

【2022年版】住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング! 2位は町田駅、1位は?

LIFULL(ライフル)が運営する情報サイト「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は6月28日、「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~」を発表しました。

東京多摩エリアの駅が上位にランクイン

同ランキングの対象となっている自治体は、2021年の住民基本台帳人口移動報告による0~14歳の転入超過者数上位10自治体(埼玉県さいたま市、千葉県千葉市、東京都町田市、千葉県流山市、千葉県柏市、神奈川県藤沢市、千葉県印西市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ヶ崎市、東京都八王子市)。

その中で、多くのファミリーが重視する住まい探しのポイントを「家賃」と「駅周辺の充実度」と仮定し、実際に住むなら具体的にどの駅が住みやすく、コスパが良いのかを検証するため、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の独自データをもとに、「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング」調査を実施しました。

なお、同ランキングでは、「駅周辺の施設充実度が高い」ことを、「住みやすい」と定義しています。

1位は「八王子駅」(東京都八王子市)、2位は「町田駅」(東京都町田市)、3位は「京王八王子駅」(東京都八王子市)でした。東京の多摩エリアを代表する2市の中心駅が上位に名を連ねています。

「駅周辺充実度」とは、駅から徒歩15分以内でアクセス可能な施設(スーパー、コンビニ、公園、飲食店、カフェ、文化施設、子育て・教育施設、医療施設など)の充実度をカテゴリー別に100点満点でスコア化したもの。1位となった八王子駅の「駅周辺充実度」は100点満点のうち87.9ポイントでした。

八王子駅は今回の対象駅の中で、「駅周辺充実度」から算出した理論家賃に対し、実際の平均賃料の割合(理論家賃比率)が41.8%と最も低くなっています。つまり「駅周辺充実度」からみた"これだけ住環境が整っていれば、このくらいの家賃が妥当であろう"という理論家賃に比べ、半額以下(58.2%OFF)の家賃相場で借りられることを意味しています。

駅前再開発が完了した駅や進行中の駅もランクイン

2022年時点の街データを反映した同ランキングの注目ポイントは、大規模な駅前再開発が完了した駅や、現在進行中の駅がランクインしていること。

例えば4位の上大岡駅(神奈川県横浜市港南区)、7位の大宮駅(埼玉県さいたま市大宮区)などです。また、8位の阪東橋駅(神奈川県横浜市南区)、19位の千葉中央駅(千葉県千葉市中央区)など、再開発が進む中核駅から徒歩圏内の周辺駅も30位以内に名前が多く挙がっていることにも注目です。

2022年最新の街データを反映。上大岡駅、大宮駅、関内駅周辺など、駅前再開発が完了・進行中の各駅に注目

全体としては、東京都心からほぼ同心円状の準郊外のターミナル駅が上位にランクインし、その周辺駅が次いでいます。このことから、再開発が今後さらに予定されている主要駅やその周辺駅近辺で探せば、家賃が安いにもかかわらず、住みやすい住居が見つかりやすくなるといえるでしょう。

調査概要

対象自治体:埼玉県さいたま市、千葉県千葉市、東京都町田市、千葉県流山市、千葉県柏市、神奈川県藤沢市、千葉県印西市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ヶ崎市、東京都八王子市
対象駅:上記10自治体に所在する、対象物件が月初時30件以上掲載された月が6カ月以上ある計238駅※平均賃料30万以上の3駅(新高島・みなとみらい・元町中華街)は集計対象から除外
対象物件:築40年以内、駅徒歩15分以内、1R・1Kは除く賃貸マンション
対象期間(物件):2021年3月~2022年3月、(駅周辺総合スコア)2022年1月時点
分析:LIFULL LIFULL HOME'S事業本部 リサーチグループ

LIFULL
https://lifull.com/

(マイナビ子育て編集部)

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