
子ども3人を育てるワーママが実践! 溜まりがちなプリントの整理収納術
学校から届くお便り。デジタル社会となっても紙ベースで届くものが案外多いです。それらのプリントを整理、収納するしくみを作っておけば、書類も溜まらず流れもスムーズになりますよ。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
学校から届くお便りのプリント。放っておくとすぐに溜まってしまいますよね。みなさんのお宅ではどのように整理収納していますか?
プリントの収納に悩まないためにも、プリントをもらってから処分するまでの流れを作っておくと、ストレスなくプリントを管理することができますよ。
学校からのお便りにはどんなものがある?

我が家には、中学生1人と小学生2人の3人の子どもがいます。
中学生と小学生ではプリントをもらうタイミングも種類も異なりますが、大まかには以下のように「学校からのお知らせ」と「学校以外のお知らせ」に分けられます。
◆学校からのお知らせ
・PTA関連のお知らせ(イベント、役員選考、各委員会からのお知らせなど)
・学校全体のお知らせ(年間行事のお知らせ、季節行事のお知らせ、月間のお知らせ、学校のスケジュール、過ごし方、体育時の服装、についてなど)
・保健だより
・図工だより
・学年のお知らせ
◆学校以外のお知らせ
・チラシ類(学校とは関係のない民間企業から子育て世帯へのチラシ)
プリントが一番多い時期を把握しておこう


学校から配布されるプリントが多い時期は年間、月間で異なりますが、以下のようなタイミングは、配布されるプリントの量が多いです。
◆年間で多い時期
・年度始め
・長期休暇の前
◆月間で多い時期
・月末と月初
いつプリントが多いのかを把握しておくだけでも、プリント整理にメリハリをつけることができます。
紙で残すかデータで残すかを決めよう
学校からの配布物はほとんどが紙ベースです。それを紙のままで残すのか、写真などのデータベースで残すのかを決めると整理しやすいですよ。
スマホで書類の写真を撮ってホルダー管理するのもいいでしょうし、紙をそのまま取っておくのもいいでしょう。
大切なのは、「どちらのほうが自分にとって見やすいか」「どちらが管理しやすいのか」をはっきりさせることです。
それぞれのメリット、デメリットを紹介しましょう。
紙ベースで保管する場合


メリットとデメリット
◆メリット
・紙で保管することで、子どもがプリントを見たいときに自分で確認することができる
・使い終わったら燃えるゴミとして処分できる。そのためデータ管理と違ってデータ使用量が増えない
◆デメリット
・保管に場所を取る
・時系列に並んでいないと見つけるのに時間がかかる
・紛失する恐れがある
プリントを紙で保管する際のポイント
プリントを紙で保管する場合、約束事を決めておかないと、あっという間にプリントが増えてしまい、整理収納が追いつかなくなります。そううならないためにも、以下のポイントを抑えて整理することが大切です。
・プリント収納の住所を決めて保管
・期限を決めて保管
・人別に保管
・フォルダの作成
・出したら戻すの徹底
データ管理する場合

メリットとデメリット
◆メリット
・場所を取らない
・外出先などでも見たいときに見られる
◆デメリット
・使い終わったものを処分し忘れることがある
・どのデータがどの情報なのか、タイトルなどをつける必要がある
・スマホの容量が減る
プリントをデータ保管する際のポイント
一方、プリントをデータで保管する場合にもルールを決めておくことが大切です。
データ保管の場合、以下のポイントを抑えて整理することが大切です。
・フォルダを作成して保管
・子ども別に保管
・期限を決めて保管
【実例】我が家のプリント収納方法
我が家の場合、紙ベースで保管しています。
子ども3人分のプリントを、クリアファイルとファイルボックスを使って整理収納しています。
保管するにあたり、以下のポイントを心掛けています。
学校と習い事でファイルを分ける

学校からのお便りと習い事のお便りを分けています。習い事のお便りはそれほど使用頻度は高くないので、3人分まとめて「習い事」ファイルに入れています。
ラベルをつける

子どもごとにファイルにラベルをつけています。このラベルの位置にもこだわりがあります。それは、ファイルを全部取り出さなくても誰のものかを判別できる位置です。
我が家の場合は、クリアケースを横にしてファイルボックスにしまっています。そのため、少しずらせば誰のものかがわかる写真の部分にラベルを貼っています。
子ども別に分ける

兄弟がいる場合、兄弟でお便りの内容も変わってきます。子どもひとりにつき1ファイルのルールでプリントを収納しています。
収納場所に取り出しやすく収める工夫


我が家のプリント収納は、私が過ごす時間の長いキッチンの棚に入れています。決して大きなスペースではないので、取り出しやすくしまうことを意識しています。
ファイルボックスは横に倒して使います。そうすることで、クリアケースが取り出しやすくなりますよ。
取り出しにくい! が整理をするタイミング

プリントが溜まってくると、ファイルボックスからプリントが取り出しにくくなります。それがプリントを整理するサインです。
このほかにも、新しいプリントが配られる月末月初にも整理するようにしています。
まとめ
家の中に入ってくるプリントの量が出ていく量を上回ると、次第にプリントにストレスを感じるようになります。ストレスに感じると、プリントの整理もだんだん面倒になってしまいます。
そのようなことにならないためにも、プリントの入り口から整理、収納、保管、処分の流れを作っておくことが大切です。
今回の記事が、ご家庭のプリント整理の参考になれば幸いです。