カモミールの花言葉｜カモミールの名前の由来も解説

カモミールの花言葉は「清楚」「あなたを癒す」「逆境に耐える」「苦難の中の力」です。

カモミールのお花のかわいらしい、柔らかい雰囲気にぴったりの花言葉ですね。白い花の色の様子から清楚という花言葉が生まれたのかもしれませんね。

カモミール）の種の中には踏まれれば踏まれるほど、強く育つ種もあるようです。ギリシャの言い伝えには、「カモミールの苗床のごとく、踏まれるたびに成長せよ」というものがあります。カモミールが逆境に強い草花であると認識されている証ですね。

カモミールの明確な色別や種類別の花言葉はつけられていません。

カモミールには特に怖い意味合いの花言葉はないようです。

カモミールはキク科の耐寒性の一年草で、古くから薬草として重宝されてきました。その効能は多岐に渡り、「植物のお医者さん」とも言われています。

カモミールの花は白と黄色の色あいの小さな花ですが、その効用は様々で、ハーブティー、アロマグッズ、ハンドクリーム、入浴剤など幅広く暮らしのなかに取りいれられています。

ヨーロッパ地方の神話にもカモミールは登場します。薬草の神ウォドン神がこの世に与えた9種の聖なるハーブの一つで、イギリスで最も古くから知られていた薬用植物なのです。
ドイツやフランスでも高い人気を誇っています。子どもたちの万能薬として、よく使われる民間薬なのです。特に先程も紹介しました女性特有の病気や神経に関する障害、更年期の治療薬として活躍します。
優れた抗炎剤として、薬剤や化粧品類に含まれるアズレンという成分がカモミールにはあります。そのためカモミールのエッセンスは、抗炎症作用や鎮静効果を期待されています。

・分類…キク科シカキク属（ジャーマン・カモミール）、キク科ローマカミツレ属（ローマン・カモミール）
・原産地…地中海沿岸
・別名…加密列(カミツレ)
・開花期…10月～3月（最盛時期は5月※苗木）
・出回り期…6～7月（ローマン・カモミール）3～5月（ジャーマン・カモミール）

カモミールは、最初日本では、西洋医学の民間薬として広まりました。オランダ名の「カミルレ」が訛って転じて「カミツレ」という名前になりました。
カモミールという名前は、「khamai（大地の）」と「melo（リンゴ）」というギリシャ語で、リンゴの香りが由来しています。

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
カモミールが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

2月14日、3月14日、11月3日

カモミールは料理やハーブティー、アロマなどさまざまな用途で使われています。

例えば、香りがよく癖になる風味があるカモミールの花を、生地に練りこんで作るパンや焼き菓子などで使われます。また、ゼリーやジュース、シロップづくりなどに加えれば、フルーティーな香りをより高めてくれます。
サラダなどには花弁を散らして飾れば、食べられる彩を加えられそうです。 特にジャーマン種が料理との相性が良いとされています。ローマン種はより香り強くやや苦みを持つので使い方を工夫する必要があります。

一度はきいたことがある、カモミールティー。花をハーブティーに利用して、フレッシュのままハーブティーにするのも自家栽培の醍醐味です。 ハーブティーに適している品種はジャーマンで、ローマンは香りが強めなのでハーブティーにする場合は量を少なめにします。
ストレスや神経性胃炎、不眠などをサポートしてくれると言われ、リラックスしたいときに飲みたいですね。

また、ハーブバスとして用いれば冷え性対策にもなり、美容にも積極的に用いたくなる効果を期待でき、健康面でも美容面でも用いる幅が広がりますね。

料理やハーブティーにも使われるカモミール。カモミールの花言葉は、精神的強さを表す意味や、友達に送っても適している意味を持っています。応援の意味を込めてプレゼントしてみてはいかがでしょうか？