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2022年06月14日 11:52 更新

平愛梨さん「人の優しさに救われた」三兄弟を連れて新幹線、エレベーターが使えず困っていたら……

タレントの平愛梨さんが、三兄弟を連れて新幹線に乗ろうとし、「人の優しさに救われた」出来事があったと明かしています。

品川駅でエレベーター使えず立ち往生

平愛梨さん
出典: https://ameblo.jp
平愛梨さんオフィシャルブログより

平愛梨さんはサッカー日本代表の長友佑都さんと2017年に結婚し、現在は4歳長男・2歳次男・1歳三男を育てています。

6月13日にInstagramで三兄弟を連れて品川駅から地方に向かった際の写真を公開した平さん。この日は「子供達を朝から起こして可哀想だったけど6時の新幹線に乗らなきゃならなかった」といい、長男と次男はベビーカーに乗り、三男を抱っこ紐で抱えたうえ荷物も持ち、移動だけでもかなり大変そうです。

しかし、品川駅でエレベーターに乗ろうとしたところ、エレベーターの使用可能時間は朝7時からで、まだ使えませんでした。ショックを受けつつ、子どもたちをベビーカーから降ろしてエスカレーターに乗ろうとしたものの、息子たちはまだ眠そうで、「さぁ降りて!自分達でのぼってくれる?」と声をかけても「ベビーカーから降りる気ない&上る気ない」状態。新幹線の乗車時間は刻々と迫り、平さんは困り果ててしまいました。

するとそのとき、「エスカレーター前にお兄さん集団が現れた」。平さんが思わず、「すみません!! 子供達と一緒に上まであがってもらえますか?」と声をかけると、お兄さんたちは快く了承し、子どもたちを連れて一緒に上がってくれたそうです。

「『いいですよ!』と快く子供達に優しく言葉をかけてくれて中々ベビーカーから降りようとしなかった2人がすぐおりて一緒に上がってくれた!
さらに『ベビーカー持ちますよ』とベビーカーまで持ってあがってくれた!!!!
優しい人たちでよかった」
(平愛梨さんオフィシャルInstagramより)

平さんは子連れで外出するとき、「人に迷惑かけないようにしなきゃ!! と気を張ってる」そうで、しかし「子供の気持ちはいつどうなるか分からない」。「親の言うことより誰かの言葉を素直に受け入れてくれることの方が多かったりする」と子連れ外出の難しさや、子どもの反応について、素直な気持ちを綴っています。

「ベビーカーまで運んでくださり人の温かさに朝からジーンとしました」「この場をかりましてありがとうございました」といい、最後は感謝のハッシュタグで投稿を締めくくりました。

「#3男児 #どこ行くにも#大変だけど #人の手助けが #本当に有り難くて #嬉しい #お兄さん達 #ありがとうございました #あのままだったら #新幹線 #乗り遅れてたかもしれない #人の優しさに救われました」
(平愛梨さんオフィシャルInstagramより)

ベビーカー利用者および周囲の人たちに意識してほしいこと

子連れの移動はとても大変。新生児でも体重は3kg前後、オムツやミルクなどの荷物がかさばりますし、さらに親の持ち物や買った物などが合わさると10kg以上になることもあります。平さんのように子どもが複数いる場合、抱っこ紐やベビーカーに子どもを乗せた上で、それ以上に重い荷物を持って移動しなければならないでしょう。子どもは歩けるようになっていても、外出先で疲れて眠ってしまうこともありますし、ベビーカーは外出時の必需品です。

とはいえ、ベビーカーは階段やエスカレーターで持ち上げるのが大変で、人の多い場所や狭い場所では動きづらいというデメリットも。ファミリー向けの場所に行くにも、そこにたどり着くまでの電車やバス、街中で肩身の狭い思いをすることもあるのが現実です。「乗車時に折りたたもう」と思っても、子どもの機嫌が悪くてそうもいかなかったり。子育ては常にイレギュラーな状況判断を迫られるものですよね。

実は国土交通省の「子育てにやさしい移動に関する協議会」は安全のために、鉄道やバスの車内でベビーカーを折りたたまなくていいとしています。またベビーカーマークをつくり、使いやすいスペースを知らせたりしています。双子用ベビーカーも同様です。

また、政府広報オンラインでは、今年4月に『知ってほしい! 公共交通機関等でのベビーカー利用』と題した動画を公開。ベビーカー使用者が安心して利用できる場所や設備を表す「ベビーカーマーク」の存在や、ベビーカー利用者および周囲の人たちに意識してほしいことを伝えています。

ベビーカーマークは電車やバス、空港、百貨店など様々なところで表示されています。近年、施設や車両のバリアフリー化が進み、ベビーカーを使用しての移動もしやすくなりましたが、しかしベビーカー使用者と乗客の間で「ベビーカーが邪魔」など使用をめぐり多くのトラブルが発生したことから、政府はこのマークを2014年から全国で使用開始しました。

ベビーカー使用者が心がけることは、第一に子どもの安全のためシートベルトを装着させること。線路に落ちたりしないように駅のホームでは傾斜や走行中の反動に注意してストッパーをかけるなど安全対策をしっかりすること。乗り降りの際に段差や隙間に落ちないよう注意すること。エスカレーターや階段では安全の観点からベビーカーから子どもを降ろして使用すること。荷物が多いなど必要なときは遠慮せずに駅係員や周りの方に協力をお願いすることを推奨しています。

同時に、周囲の人々が心がけることとして、ベビーカーの使用者に対して温かい気持ちを持って接し、見守っていくこと。また、エレベーターがない場所やバスの乗り降りなどでは、ぜひ手助けを申し出てほしいと呼びかけています。

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