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2022年12月02日 16:30 更新

紅葉(モミジ)の花言葉|紅葉の名前の由来も解説

日本の四季を彩る、秋を代表する紅葉(モミジ)。紅葉が色づき始めると、写真を撮ったり、紅葉狩りにいかれる方も多いのではないでしょうか? ここでは、紅葉の概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

紅葉(モミジ)の花言葉

紅葉の一般的な花言葉は「調和」「美しい変化」「大切な思い出」「遠慮」「遠慮」「隠退」「保存」「自制」「隠栖」「謹慎」という意味を持っています。
緑色、黄色、オレンジ色、赤色と葉の色が変化する様子が、紅葉の花言葉「美しい変化」「調和」などは、美しく紅葉することにちなみます。
葉が赤く美しく変化して、周りの緑や黄色の木々と調和して美しい様子からこの花言葉になったとされています。

紅葉の花言葉「美しい変化」
日本の秋の景色を作る、紅葉。その葉一枚一枚が、秋に美しく変化していきます。この様子から「美しい変化」とう花言葉の意味になりました。彩楓(アヤカ)や怜楓(レイカ)など、女性の名前の文字にも楓という漢字が使われることがありますが、女性にぴったりの花言葉ですね。

紅葉の花言葉「遠慮」
紅葉の花は、小さく目立ちません。紅葉ばかりに目が行ってしまいますが、この遠慮がちな花の存在からイメージして付いた花言葉と言われています。

紅葉の色別の花言葉

葉の紅葉が親しまれていますが、実は春〜夏に赤い小さな花を咲かせます。
紅葉には、特に色別の花言葉はないようです。

紅葉の花言葉に怖いものはある?

紅葉には怖い意味の花言葉はありません。しかし、ネット上で「紅葉の花言葉には怖い意味がある」という情報を見かけることがあります。その理由はスピッツの名曲「楓」からといわれています。失恋の悲しい歌なのですが、この歌詞が理由といわれています。鬱々としている雰囲気の歌詞が怖いと有名になったのです。
これがキッカケとなり、紅葉の花言葉も怖いのではないかと思われるようになりました。実際には紅葉には怖いイメージの花言葉はありません。

紅葉の特徴

紅葉は、カエデ科カエデ属の総称で、秋に色づく葉が美しい落葉低木です。北半球の広い範囲に分布していて、世界に数百種、日本には数十種種が自生していると言われています。世界三大広葉樹とされています。江戸時代から園芸品種が作られるようになり、明治時代になると、日本の紅葉は海外に輸出される様になりました。
紅葉の園芸品種の多くは、野生種を改良して作られたもので育てやすく、盆栽にもよく利用されています。

葉の紅葉が親しまれていますが、実は春〜夏に赤い小さな花を咲かせるのです。その後は結実し、竹とんぼの様な赤い実をつけます。「風媒花」と呼ばれていて、風を使って種を飛ばします。

紅葉の基礎知識

・分類…ムクロジ科カエデ属
・原産地…アジア、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカ
・別名…楓(カエデ)
・開花期…4月~5月
・出回り期…10月~12月

紅葉の名前の由来

昔は楓の葉が紅葉する様子を「黄葉つ(もみつ)」と言っていたそうです。
それが「もみち」という名前で呼ばれるようになり、そのうちだんだんと訛って「もみぢ」と変わり、表記も「もみじ」になったといわれています。

ちなみに「楓」の名前の由来は、葉っぱの形がカエルの手に似ていることから、「蛙手(カエルデ)」と呼ばれ、それが「楓(カエデ)」になったといわれています。

紅葉の誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
紅葉が誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

10月3日、10月25日、11月10日、11月18日

紅葉と楓の違い

植物学上「紅葉(モミジ)」という植物は存在しません。カエデ科カエデ属の植物を総称します。分類上では紅葉(モミジ)と楓は同じ植物とされています。

盆栽の世界では、葉の切れ込みの多さでモミジ(紅葉)と楓を区別してます。葉の切れ込みが5つ以上の場合はモミジ(紅葉)、3つほどである場合は楓としているのです。
一般的には、紅葉している楓をモミジ(紅葉)と呼ぶことが多いです。
これは奈良時代からの習慣が由来しています。
葉の色が変化する様子の「もみつ/もみづ(紅葉つ、黄葉つ)」という古語が由来しています。紅葉している樹木の中で楓が特に美しいことから、楓が紅葉(モミジ)と呼ばれるようになったと言われています。

まとめ

紅葉は、赤や黄色に紅葉する葉が美しい、秋を彩る樹木の1つですよね。
「美しい変化」など、素敵な意味を紅葉は持っています。
盆栽などに興味を持ち始めた女性にもピッタリですよね。
ぜひ、紅葉の花言葉と共に、大切な女性へプレゼントとしてみませんか?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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