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2022年06月07日 11:40 更新

出産祝いのお返し「内祝い」をなしにしてほしい……赤井英和さんの妻・佳子さんの提案に共感

俳優の赤井英和さんの妻・佳子さんが、Twitterで出産の内祝いについて「なしにしてほしい」と提案し、共感を集めています。

「お祝いのお返しの内祝をなしにしてほしい」

いつも「素の赤井英和」を投稿して人気を博している赤井佳子さんのTwitterですが、5日の投稿では「出来れば提案したい」こととして、次のように綴りました。

出来れば提案したい。子供が産まれた時のお祝いのお返しの内祝をなしにしてほしい。ほとんどの場合、赤ちゃん産んだばっかのお母さんが、色々準備してお返しする。お祝いした方はお返しいらないし、全部ママに使ってもらいたいし、ママや赤ちゃんが元気ならそれでこっちも幸せだからね。
(赤井英和の嫁 佳子/@yomeyoshiko224 Twitterより)

出産すると親戚や友人から出産祝いをもらいますが、このお祝いにお返しをすることを「出産内祝い」といいます。内祝いは赤ちゃんが無事に誕生したことを報告するものなので、お祝いをいただいていない方へ贈ってもかまわないのですが、最近ではお返しの意味合いが濃くなっています。

出産内祝いの相場は、いただいた品物の価格や現金の1/3~半分程度。1万円をお祝いでいただいたとすれば、3,000円~5,000円の品物を返せばよいということになります。つまり、1万円をもらった場合と5万円をもらった場合では内祝いも異なってくるので、一人一人に応じた品物を選ぶのはかなり大変です。

そこで最近ではお祝いの額に応じたカタログを送ることができ、相手の欲しいものを選んでもらえるカタログギフトが人気です。出産内祝いには名入りのお菓子や出生体重と同じ重さのお米など、子どもにちなんだ品物を贈る人もいます。

しかし……佳子さんがツイートで気遣っているように、産後すぐのタイミングで、「誰からお祝いをどのくらいいただいたか」や相手の氏名住所を把握し、商品を手配し、お礼状を書き、発送して……という手続きをするのは大きな負担となります。

一般に、出産祝いは生後1ヶ月以内、そして内祝いは生後1~2ヶ月以内に送るのがマナーとされていますが、産後6~8週間は産褥期といって、妊娠や分娩で変化した女性の体が回復するのに必要な期間です。慣れない育児が始まったばかりで、睡眠不足や母乳、体調不良などに悩まされる人も大勢います。家事もせずなるべく横になって体を休めた方がいい時期なのです。

それならパパが内祝いの手配をすればいいといえますが、仮にパパも育児休業を取って夫婦そろって育児のスタートに臨んだとしても、リズムがつかめるまで最初の1ヶ月はほとんど手が空く時間などないのではないでしょうか。

佳子さんの提案には実に13.1万件のいいねがついていて、「全く同感です。初めての出産育児で産後フラフラな毎日なのに、内祝い返しの手続きをして…」「内祝いいらないから赤ちゃんのために(お祝いのお金)を使って、といっても、みんな律儀に送ってくれますよね」「自分も産後、お祝いやお見舞いに来てくれる方の相手をするのが本当につらかった」といった共感のコメントが多く寄せられています。

また、「お返しに気を遣わなくていいように出産祝いは普通のオムツをあげた」という気遣いも。一方で、「これからもよろしくお願いします、という意味を込めて内祝いは送ったほうがいい」という意見もありました。

もちろん、日頃からお世話になっている方々に、赤ちゃん誕生の報告と感謝の気持ちを込めて内祝いを贈るのは素敵なことです。その場合でも、産後の大変な時期に急いで行うのではなく、事前に用意しておいたり、落ち着いてからの報告とするなど、時期にとらわれなくても良いのかもしれません。

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