【小麦粉の代わりに】さらさらで使いやすく、グルテンフリー！ 米粉のメリット&お菓子レシピ

こんにちは。昔からパンが大好きで、結婚当初の冷凍庫に、大量のスナックパンをストックしておりましたankoです。

私自身、小さいころから朝はパン派家系だったのですが、みなさんの中にも朝はご飯派であったりパン派だったり、ご家庭の事情によってさまざまではないかと思います。

冒頭でも少し触れていましたが、アレルギーがあって小麦粉がダメな方であったり、カロリーを気にして小麦を控えているという方もいらっしゃるかもしれません。

また、最近では輸入小麦の値上がりに伴い、昔ほど気軽に小麦粉を購入できなくなったという声もよく聞きます。

日本人にとってお米と同様に定着してきている小麦食ですが、実はずっと前から注目されていたあるものが、小麦粉の代用としても使えるんです。

我が家が小麦粉を止めて2年以上になるでしょうか。以前は揚げ物やケーキ、クッキーなどにもよく小麦粉を使っていましたが、今、我が家では小麦粉を使用していません。

その代わりにあるもの、それはこちらなんです！

もともと「米粉」というと、小麦アレルギーをお持ちの方が小麦粉の代用で使われるといったイメージが強かったのですが、最近では脱小麦、グルテンフリーなどという言葉もよく聞かれるようになり、スーパーなどで米粉を見かけることも多くなってきました。

我が家がよく購入しているのは業務スーパーの米粉。お値段は375円で、1kg入っています。

スーパーなどでは容量も少なく、それでいて400円以上したりするのですが……。その点、業務スーパーの米粉はお財布にも優しいのが有難いところ。

安いと品質的にどうなのか少々不安になりますが、こちらは小麦粉製造メーカーとして有名なニップン（NIPPN）さんから出ているものなので安心です。

そして、袋がチャックつきなのがとても便利！

以前までは密閉容器に入れ替えたりと保管が大変でしたが、チャックつきだと湿気も防げて安心ですよね。

米粉と小麦粉の大きな違いは、穀物から生成されるタンパク質である「グルテン」が含まれていないということ。

粘性物質であるグルテンは、パスタやうどんのもちもち感を出してくれたり、パンの膨らんだ状態をキープしてくれたりします。つなぎとしても欠かせない成分です。

ただ、人によって牛乳の乳糖を体が受けつけなくてお腹を壊してしまう人がいるように、このグルテンも消化不良などを引き起こしてしまう人がいるんです。

また、小麦には中毒性も。といっても、体に害がある中毒ではなく……。だって、パンやパスタ、ラーメンなどの小麦粉を使っている食品って、すぐにまた食べたくなりませんか～？ お米文化の日本人ですが、意外と小麦粉を使用した食品を摂取しているんですよね。

米粉と小麦粉そのものはカロリーに差はないのですが、小麦粉のほうが油を吸収しやすい性質を持っているため、調理後の料理はカロリーが高くなりがち。小麦食品の摂取しすぎは、肥満につながります。

小麦粉のメリットとデメリットを説明しましたが、本当に米粉が小麦粉の代用で使えるのか？ と不安に思う方も多いですよね。では、実際に米粉とはどういったものなのか、開封した袋の中身を見ていきたいと思います。

こちらは先日、スポンジケーキを作ったときのものです。

小麦粉でケーキを作る場合、大抵手順の中に"小麦粉をふるう"という手順があると思うのですが、米粉の嬉しい点はその必要がないということ。

小麦粉と違い、粉の感じもサラサラしているので全くダマにならず、お菓子だけでなく料理でも気軽に使うことができます。

こちらは計量しているときのものですが、むしろ隣に写っているきび砂糖のほうが固まっています。

また、先ほどもお伝えした通り、米粉は小麦粉よりも油の吸収率が低いため、揚げ物などもサクッとした仕上がりになり、時間が経ってもベチャベチャにならないんです。

ふるう手間もなく、それでいてヘルシー！ 使い勝手もいい！ となると、使わない手はありませんよね。

そんな米粉で我が家がよく作るのがこちら。

米粉クッキーです。

この日は、米粉生地に少しココアを混ぜて、子どもたちと一緒にクッキーを作りました。

普段は米粉だけで作ることが多いですが、小麦粉のクッキーよりも腹持ちがよく、夕飯前に食べすぎると後で後悔することも多々あります（笑）。

材料
・米粉……100g
・砂糖……20g（我が家はきび砂糖使用）
・米油……20g
・卵……1個（全卵使用）

以上を混ぜ合わせてよくこね、1cm幅ほどに切ったものを天板に並べ、余熱をした180度のオーブンで15分焼けば完成です。

小麦粉に比べ、米粉生地はまとまるまで少々時間がかかりますが、ナイロン袋などに入れて混ぜ合わせると、手も汚れずに洗い物も少なくて一石二鳥！

甘さはお好みで調整してください。我が家は市販の小麦粉のクッキーと比べ、甘さを控えめにしています。

かじった瞬間にサクッ、ホロッという感じで、我が家の子どもたちも大好きなおやつです。

いかがでしたか？ あまり使い慣れないと敬遠しがちですが、レシピの小麦粉を米粉に変えるだけと、とっても簡単！ 分量などの調整も一切必要なく、逆に粉をふるう必要がなくなるなど、調理が楽になる面も。

米粉で作ったケーキも、米粉で使用したとは思えないぐらいフワフワに仕上がるので、子どもたちの誕生日ケーキも米粉で作るようになりました。

まずは"代用"の一歩から、みなさんも米粉ライフを始めてみませんか？