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2022年06月11日 14:23 更新

【つけてるのに赤字……】「めんどくさい」「浪費しちゃう」共働きママの家計簿失敗談

家計の収支を数字であらわす家計簿。アプリやノートなど、つけ方はそれぞれです。家計簿をつけて家計が改善した人もいれば、なかなか効果が実感できない人も。それぞれのご家庭の家計簿事情と、残念ながら改善が見えない家庭の反省点をあわせてご紹介します。

家計簿はつけていますか?

家計簿をつけている方法は?

家計簿をつけている方法は?

家計簿を「つけている」人と「つけていない」人はほぼ真っ二つ、50%ずつという結果に。

家計簿をつけている人の方法では、「アプリ」が22%、「Excel」の人が7%、そして手書きの「ノート」でつけている人も20%います。

家計簿をつけていることで、家計が改善したかどうか聞いてみたところ……

家計簿をつけて、家計が改善したと感じますか?

家計簿をつけて、家計が改善したと感じますか?

家計が改善したことを実感している人は26%いました。約3/4の人は、家計の改善を感じてはいないようです。

その理由も聞いてみました。詳しく見ていきましょう。

見直しをしていない

家計簿をつけても家計が改善したと感じられない原因のひとつが、「見直し不足」です。家計簿は、現状を把握して家計を改善するための大切なもの。しかし、PDCAサイクルがうまくまわっていないと、改善は見込めません。

PDCAとは、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)の4つを順番に回しながら、家計管理などの課題を最適な状態に近づけるためのサイクルのこと。つけたあとは見直しをして、新しい予算計画を立てることで、よりよいお金の使い方ができるようになります。とはいえ、なかなか時間がなくて見直しができないことが反省点ですね。

そもそも続かない

昔ながらの紙の家計簿、スマホで簡単に記帳できるアプリなど、家計簿のつけ方もいろいろあります。レシートの写真を撮れば、そのままデータを読み取ってくれるアプリもあり、便利です。それでも、毎日つけるのは面倒……。とくに特別な出費が多い年末年始などは、現実の数字を見るのがイヤになります。現実を直視したくない、という防衛本能が働くのでしょうか。まずは続けられる方法を探すしかありません。

つけ方の問題かも

家計簿をつけている人でも、家計改善につながらない第2の原因は、内容にありそうです。おおざっぱな内訳は把握していても、細かな記録をしていない場合、改善点がどこにあるのか見つけにくくなります。また、予算を絞りすぎて実情にあっていないと、毎回赤字になるだけで改善にはつながりにくいことも。

せっかく家計簿をつけるなら、より効果的な記録にしていきたいですね。いきなり完璧なやり方を見つけることは難しいですし、性格やライフスタイルによって続けやすく効果の出やすいやり方は違います。家計改善が見られないときは、思い切って新しいやり方を試してみてはいかがでしょう。

行動につながらない

家計簿をつけて見直しをしても家計が改善しないのは、「実行力不足」かもしれません。そもそも、なぜ家計改善をしたいのか? というモチベーションを見直してみましょう。

「家族で年1回は旅行したい」「計画的に教育資金を貯めたい」などの目標はありますか? 漠然と貯蓄を増やしたい、というだけでは、なかなか目の前の楽しみを遠ざけられないものです。「夏休みに沖縄旅行!」「高校進学時に50万円」など、もっと具体的な目標を立てると、行動にうつしやすくなりますよ。

まとめ

家計簿をつけても家計が改善されないときは、プロのアドバイスを受けるのもおすすめです。くらしとお金のプロである、ファイナンシャル・プランナーのアドバイスは参考になることも多いでしょう。雑誌や書籍の情報を参考にしてもよいですし、身近な人、たとえば両親の家計管理の方法を尋ねてみるのもヒントになります。

全体の改善が難しければ、通信費や食費などの1費目だけをピックアップして確認するのも、家計改善への第一歩です。まずはできそうなところから見直してみませんか。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月19日~5月15日
調査人数:152人(22歳~40代までのママ)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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