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2022年09月28日 11:27 更新

赤ちゃんは飛行機にいつから乗れるの? 料金と機内サービス、耳抜きなどの注意点

家族旅行や帰省での飛行機の利用、赤ちゃんがいる家庭だといろいろと気になりますよね。そもそも搭乗は問題ないのでしょうか。赤ちゃんへの影響は? 特別な準備は? などなど、実際に利用するとなると心配や疑問がいろいろ出てきます。安心して赤ちゃんと一緒の空の旅を楽しめるためにお伝えしましょう。

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赤ちゃんは飛行機にいつから乗れる?

赤ちゃんの飛行機への搭乗可能月齢は
Lazy dummy

家族旅行や帰省、まだ小さな赤ちゃんと飛行機に乗る機会ってありますよね。また、実家が遠方などで里帰り出産をした場合は、1ヶ月検診を終えたら飛行機で自宅に帰るなんてケースもあるでしょう。でも、そもそも赤ちゃんっていつから飛行機に乗れるのでしょうか? 何か気をつけるべきことはあるのでしょうか? そんな素朴な疑問にお答えします。

国内線・国際線の決まり|生後8日以降で同伴者がいればOK

JAL、ANAでは国内線・国際線ともに、同伴者がいれば赤ちゃんの利用はOKです。しかし、生後7日以内の新生児は利用できません(生後8日以降なら搭乗可能)

他の航空会社はそれぞれ少しずつ決まりが異なることもあります。
例えば、エールフランスでは、フランス国内・国際便ともに、『生後1週間に満たない乳児の飛行機でのご旅行はおすすめいたしません』というアドバイスがされています。また、1名の大人に対して、2名の乳児(2歳未満)が搭乗可能となっています。

飛行機の赤ちゃん料金|国内線は無料、国際線は幼児・小児料金がかかる

<JAL・ANA 国内線>
・同伴者と同じ席を利用の場合、大人1名に対して、幼児(出生日を含む生後8日以上満3歳未満)1名までは航空券不要となります。大人1名に対して、2名まで幼児を同伴できますが、2人目は小児普通運賃が適用されます。
・別の座席を確保の場合、航空券が必要となります。料金は小児普通運賃が適用されます。
※別の座席を確保している場合、チャイルドシートの利用可能となります。ただし別の座席を確保している場合も、ベルト着用点灯中は同伴者の膝に乗る必要があります。

<JAL・ANA 国際線>
・2歳未満の赤ちゃんには、幼児料金もしくは小児料金が適用されます。
  ∟同伴者と同じ座席利用なら幼児料金(大人の10%相当など)
  ∟別に座席を確保する場合なら小児料金(大人の75%相当など)
・大人1名に対して、2名まで幼児を同伴できますが、2人目は小児普通運賃が適用されます。
・出産予定日から28日以内の妊婦が同伴できる幼児は、1名までとなり、小児普通運賃が適用されます。また、出産予定日を含め8日以上28日以内の妊婦は医師の「診断書」の提出が必要となります。出産予定日を含め7日以内の場合は、「診断書」の提出および「医師の同伴」が必要です。
※別の座席を確保している場合、チャイルドシートの利用可能となります。満2歳を過ぎている場合は、チャイルドシートなしで、1人で座ることもできます。

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妊娠中の飛行機について、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
関連記事 ▶︎妊娠中の飛行機って危険?妊婦の飛行機移動のコツと注意点


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乳幼児料金についての参照ページ
▶︎JAL「お子さまの国際線ご利用についてのご案内」
▶︎ANA「満2歳未満のお子様をお連れの場合」

赤ちゃんを飛行機に乗せる時の注意点とは

赤ちゃんと一緒に飛行機に搭乗する時の注意とは
Lazy dummy

まだ小さな赤ちゃんですから、飛行機に乗せる際にはとても心配になりますよね。赤ちゃんと快適な空の旅を送るには、どんな注意点があるのでしょうか。

気圧の変化|健康面は問題ないが、耳抜き対策を

離陸して上空へと上がると、気圧が下がります。この時、耳が詰まったような感じになった経験がある人もいるかもしれませんね。大人でもうまく耳抜きができない人もいるくらいですが、赤ちゃんへの影響は大丈夫なのでしょうか?

まず、健康面への影響はないようです。しかし、赤ちゃんはまだ耳抜きがうまくできずに、痛みを覚える場合があります。離着陸の時に、よく大泣きしたという話を聞いたことはありませんか? そのため、各航空会社からは、離着陸時におしゃぶりを使ったり、母乳やミルクを飲ませて耳抜きすることを勧めています。離着陸時の授乳も、耳抜きに効果があるんですね。

座席のおすすめ|前方・通路側は乗り降りしやすい

赤ちゃんを連れて飛行機に乗る場合、どうしても泣き出したらどうしよう、泣き声がうるさいと思われないか、などが気になりますよね。赤ちゃんと一緒での座席の予約には、いくつかコツがあるようです。

オススメの座席位置は、乗り降りのしやすさから考えて、前方の方が望ましいようです。また、泣き出した場合などに添乗員の手が借りやすかったり、オムツを替える際にトイレで行きやすかったりするので、通路側の席がよいでしょう。どうしても前の席の背もたれを蹴ってしまう…なんてこともありますから、スクリーン前の席を確保できるといいですね。

また、航空機備え付けの乳児用ベッド、バシネットを利用するのもひとつの手です。事前に調べて、予約をしておきましょう。だたし、使用できる乳児の条件(年齢・体重)などは航空会社によって異なりますので、注意しましょう。

早めの予約と下調べが重要

各航空会社の赤ちゃん向けのサービスの違いを調べたり、赤ちゃん連れに向いている席を取ったりと、下調べと予約は早い方が安全です。また、予約時に、小さな赤ちゃんがいると相談しておくとサポートについて教えてもらえます。

赤ちゃんと飛行機に乗る時の持ち物は?

空の上で赤ちゃんがよい状態を保つための工夫を、あらかじめしておきましょう。赤ちゃんがグズり始めるのはたいてい、眠い、お腹が空いた、寒い、暑い、おむつが汚れている、などです。その一つひとつに対する対応策をイメージしておきましょう。

手荷物でいける便利グッズ

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機内サービスを上手く使おう

航空会社各社では、様々な赤ちゃん用の機内サービスがあります。
※下記のサービスは、一部搭載がない場合もあります。また、数に限りがある場合があります。

<JAL 国内線>
ミルク作り手伝い、お湯や100%リンゴジュース、おむつ替え専用テーブル、おむつの予備、赤ちゃん用毛布の貸し出し、おもちゃ(オリジナルグッズ)

<JAL 国際線>
紙おむつ、離乳食・幼児食(事前予約が必要)、おむつ交換台、赤ちゃん用ベッド(事前予約が必要)、おもちゃ(オリジナルグッズ)

<ANA 国内線>
おむつ交換台付き化粧室、ベビーベッド(予約時に申請が必要)、お子様用グッズ(オリジナルおもちゃ)

<ANA 国際線>
ベビーベッド(事前予約が必要)、赤ちゃん用食事(事前予約が必要)、粉ミルク、紙おむつ、お子様用グッズ(オリジナルおもちゃ)

まとめ

赤ちゃんとの飛行機搭乗、快適に過ごせる航空会社のサービスもたくさんあります。特に、初めての飛行機利用は不安ですよね。でも、赤ちゃんや妊婦さんに対するサービスは充実してきていますので、安心に、素敵に、空の旅を楽しみましょう!!

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。

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