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2022年04月20日 11:38 更新

はんにゃ川島妻・菜月さん、育ての母・おばあちゃんが教えてくれた「子育ての極意」明かす

お笑いコンビ・はんにゃの川島ofレジェンドさんの妻で二児の母である菜月さんが、亡くなったおばあちゃんから教えられた「子育ての極意」を明かしています。

育ての母である祖母の忘れられない言葉

川島菜月さん
出典: https://ameblo.jp
川島菜月さんオフィシャルブログより

昨年、育ての母といえる存在の祖母を亡くした菜月さん。自身のブログで「おばあちゃんの一周忌が近い」と綴り、ダリアの花を供えながら、おばあちゃんが「嘘はだめだけど嘘をつかせる方もいけんなぁ〜」と言っていたことを思い出したそうです。

菜月さんが1歳のときに両親は離婚し、父親に引き取られた菜月さんは祖母に育ててもらったといいます。子どもの頃は「軍隊方式で育ち めちゃくちゃ厳しく育てられ」、なにか父親に問いただされるようなことがあると、「嫌われたり怒られるのが怖くて」「よく嘘をついたり誤魔化したりしてた」そうです。

そんな菜月さんを見ていた祖母は、「嘘はだめだけど嘘をつかせる方もいけんなぁ〜」と教えてくれたそう。嘘をつくのはいけないことですが、祖母いわく「嘘つきたくて言ってるんじゃなく気づかないうちに嘘をつかせるくらい相手にストレスを与えてる」ことも、相手が嘘をつく原因のひとつだといいます。

菜月さんはこの教えを踏まえ、「私はできるだけ娘を追い詰めず嘘つかせないようにしなきゃなと思った 軍隊方式は私の世代でお終いよ!!!」と、誓いを綴りました。

義理の母への複雑な気持ちに「人を傷つけると後で後悔するけん」

以前にも、大好きなおばあちゃんにまつわるエピソードを明かしていた菜月さん。

「私が1歳の時おばあちゃんは60歳くらい。
60歳で夜泣きしている私の面倒みながら姉と兄の面倒も見てご飯を作り 
私たちが保育園などに通っている間は
パートまでやっていました。

60歳なんて第二の人生のスタート。
旅行行ったり趣味に没頭したり自分のことができるようになる年齢なのに
うちのおばあちゃんは自分のことを我慢し私たちを育ててくれた。
もっとやりたいことたくさんあっただろうな。
おしゃれしたりブランド物を買ったりしてるの見たことない。
働いたお金も私たちに使ってくれていたんだと思います」
(川島菜月さんオフィシャルブログより)

出典: https://ameblo.jp

父が再婚し、小中学生時代は義理の母親と暮らしていた時期もあったそうですが、その生活が嫌になり、祖母に愚痴っていたことも。

愚痴を聞いた祖母は、「気にしない。お母さん(義理の母親)に対して酷いことを言っちゃいけんよ。(だめだよ。)人を傷つけると後で後悔するけん期待せずに自分をしっかり持つこと」と教えてくれたそう。

その後、自分が母親になったことで「義母の気持ちが少しだけわかりました」という菜月さん。「自分の子供でも育てるのが大変なのに人の子を育てるなんて本当に大変だったと思う」と気づいたといいます。

結婚式の写真も公開した、はんにゃ川島さんご夫婦

川島菜月さん
出典: https://ameblo.jp
川島菜月さんオフィシャルブログより

子どもを否定するようなしつけや叱り方

親や祖父母の言動から、自身の子どものしつけについて考えたことがある人は少なくないはず。しつけや叱り方をどうするかという問題は、とても悩ましいものですが、その際に注意したいことのひとつに、子どもの人格を否定するような言い方をしないよう意識することがあります。

子どもに対して、つい「勝手にしなさい」「出ていきなさい」など厳しい言葉をかけてしまうことは誰でもあるでしょうし、自身が幼いころに言われたこともあるでしょう。しかし、このように突き放す言動は子どもの存在を否定することになってしまい、心に深い傷を残しかねません。

親自身もまた、幼い頃に言われた酷い言葉が無意識のうちに傷として残っているかもしれません。自分を癒すという意味でも、「自分だったら小さい頃、どんな言葉をかけてほしかっただろうか」と考え、欲しかった言葉をあげてみてはどうでしょうか。

また、当然ながら子どもを叩くことはしつけではありません。叩かれた子どもは、恐怖心や反抗心だけが大きくなってしまい、親が本当に伝えたいことはわからない場合も。体罰は教育的な効果がないだけでなく、子どもが萎縮してしまい、感情が上手に出せなくなる可能性もあります。

親も人間ですから、つい感情で子どもを叱りすぎてしまうこともあるでしょう。イライラを自覚したら、いったん深呼吸をしてクールダウンしてください。子育ての悩みがある場合は、家族や友人、地域のサポートなど、積極的に協力を求めるなどして、自分だけで抱え込まないようにしましょう。

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