4歳児に「悩みがある……」と切り出され、思わず黙りこくる父。この質問に答えるのは難しすぎる!
子どもから思いもよらぬ質問を受けてビックリすることってありますよね。4歳のお子さんから悩みを打ち明けられたパパも、返答に詰まってしまったそう。
「パパとママは何でここにいる?」
食事中、唐突に「悩みがある……」と切り出した4歳の「にに」ちゃん。軽い気持ちでどんな悩みなのか聞いてみたところ、お父さんは返答の言葉に詰まってしまったそうです。
たしかにこれは、簡単には答えられない……。
なんとも壮大な悩み! 誰でも一度は考えたことがあると思いますが、4歳にして「本当の世界って何?」にたどり着くとは、すごいことです。
しかし実は投稿主のパパ頭さんのお仕事は、哲学の教員。お父さんはその後、この疑問について親子で話すことはできたのでしょうか。パパ頭さんに話を伺いました。
夢は宇宙へ広がっていた
――ににちゃんの悩みを聞いたとき、どんなお気持ちでしたか?
パパ頭さん 子どもを侮っていたわけではないのですが、5歳も近くなると随分難しいことを考えるのだなぁと少し焦りました。私は哲学の教員をしていまして、少なからず影響したのかなとも思いました。
せっかくの悩みですので、できるだけ丁寧に誠実に回答したいとは思ったのですが、簡潔にかつ平易な言葉でまとめることができず、押し黙ってしまいました。
――大人でもはっきり理解できていないことを、子どもにわかるように伝えるのは難しいですね。ににちゃんには、どのように返答したのですか?
パパ頭さん 興味関心の置きどころが気になったので、にに自身はどう考えているのかを聞きました。ざっくりまとめると、にには『なんで世界ができたのか』が気になっており、その答えは我々の内側ではなく外側にある。我々が個人的に解釈するものではなく、どこかに答えがあると思っているようで、それは宇宙に行けばわかるのではないか、と考えているようでした。
――わずか4歳にして、そこまで……! そうなると、宇宙にも興味を持っているのですか?
パパ頭さん 大人になったら宇宙に行って、世界ができた理由を確かめるのがひとつの夢なのだそうです。
すてきな夢! 世界ができた理由を、その目で確かめてほしいですね。パパ頭さん、ありがとうございました。
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投稿主 パパ頭さん
Twitter @nonnyakonyako
(マイナビ子育て編集部)
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