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2022年03月31日 07:01 更新

【2023年度 我が家のラン活 リアルレポ】#2 「ランドセル誰が買う問題」に直面! 義実家からの申し出に嫁の私が気になること

小学校の入学準備といえばランドセル。「いつから選ぶの?」「選び方は?」など、2023年の春には小学生になる娘がいる我が家もラン活は他人事ではありません。長く使うものだから親子で納得できるランドセルを選びたい! 我が家のラン活について、リアルな事情を共有します。

この連載の執筆者

ライター ビリー
2022年の4月で年長になる娘と、年少になる息子がいるワーママ。仕事でもプライベートでも重い腰があがらず、準備不足が否めないタイプ。ランドセルだけは余裕を持って選びたいと思い、ラン活中。

子どもが使うものに数万円! ランドセルの価格に驚き

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みなさんこんにちは、マイナビ子育て ライターのビリーです!

1話目では、22社分のパンフレットの山を紹介しましたが、そのパンフレットを見て感じたのが、種類の多さと金額の高さです。ランドセルは主に3種類の生地からできていて、使う生地によって金額が変わります。ざっくり調べてみたら、人工皮革のクラリーノなら6~7万円、牛革なら6~8万円、馬皮なら8万円以上かかる印象でした。

もっと安いもの、高いものももちろんあるけど、それにしたってたっか〜い……。
たとえば牛革で5万円台を見かけると「リーズナブル!」って一瞬思うんですが、考えてみると5万円台のバッグ自体子どもが持つには超高級品!!

親だってそんな高いバッグ使ってないよ〜(涙)。

6年間使うとは言え……なかなか高いな〜。

どれを選んでも数万円の出費になるなら後悔したくはありません。
ランドセルの現実的な価格を知って、改めてちゃんと納得したものを選びたいなと思いました。

ランドセル選び以外にも立ちはだかる壁、「ランドセル、誰が買う?」問題

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ランドセルは決して安くはない買い物。6年間毎日使うものだし、こだわって納得したものを選ぶ予定です。昨年12月からパンフレットを取り寄せてはいますが……。

ランドセルって誰が買うの?

もちろん自分たちで購入するつもりで始めたラン活。
でも「義両親も両親も孫にランドセルを買いたいって言ってて困ってる」なんて悩みも、世の中にはあるんですよね!?

まわりのママに聞いてみると

「ランドセルは何も気にせず選びたいから、全額自分たちで出すよ」

「自分たちで支払うよ。でもこれまでの経験上、後から義両親が援助してくれることが多いから、値段を聞かれたら答えるつもり。たぶん半額くらい援助してくれるんじゃないかなと予想してる」

「義理のお母さんから贈りたいって言われてるから、お願いするつもりだよ」

なんて返事が返ってきました。

我が家の場合はどうなるんだろう……。
ランドセルを孫に買ってあげたいって気持ちがあるのかなんて、義両親はもちろん自分の両親にも聞きにくい(汗)。

「親に聞いたら、お金をせがんでいるみたいに聞こえそうだよね」
「でもラン活を始めていることも伝えずに、突然ランドセル買った(買ってもらった)って親に報告するのも、ちょっと違う気もするね」

なんて夫と話し進めていき、我が家では

●購入するのは自分たち親である
●もし両家から「買いたい」という声が上がるようなら、あとから半額ずつ負担してもらうのが平等だろう

という結論に至りました(両親や義両親にとって「自分たちが買ってあげた感」が薄れるかもしれないけれど、それはもう考えないことにしました)。

義母「ランドセル買ってあげたいんだけど……」

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パンフレットを取り寄せた12月時点では両家から特に動きもなかったので、「自分たちだけで気楽に選ぼ〜」と思っていたら、お正月に義実家へ挨拶に行った際、ついに動きがありました。

おいしいお節料理を食べ終わって寛いでいたら、義母から一言。
「ランドセル買ってあげたいんだけど……、お店に行くなら一緒に行きたいな」

はい、きました。

正直、お金を出してくれるのはありがたい!
でもでも待って。

●私の親も「買いたい」言うかもしれないじゃん!?
●お店に見に行くって、何店舗も回って決めるつもりだけれど、どのタイミングで一緒に行くの!?
●1店舗だけ見てその場で即決! みたいな流れには絶対ならないよ!?
●子どもがお店でふざけてランドセルに集中できない可能性が高いけど、そこも承知済み!?
●そもそも今のランドセルの相場ってわかってる!? 
●予算は!?

などなど。
今のラン活事情をどれくらい理解しているのかがまったくわからず、一瞬で頭の中がぐるぐる。。

「すみません、ありがとうございます」

と笑顔でお言葉に甘えられればよかったのですが、「いつ見に行くか決まったら教えてね」など話が勝手に進んでしまう様子を見て、

「もしかしたらうちの親も買いたいっていう気持ちがあるかもしれないので、確認してからでもいいですか?」

と言わずにはいられませんでした(汗)。第一声でお礼を言えなかったのは申し訳ないけど、私の両親の気持ちを確認する前に話を進めるわけにはいきません。いくつかお店を見て回るつもりであることなどは言ったけれど、どこまで伝わっているのか……。

今思えば、第一声の返答は夫にお任せすればよかったかも。夫は、義母と私の会話に後から入ってきてはくれましたが、「遅いよ!!」って言うのが本音です(苦笑)。

義両親がランドセルを購入することについて、夫は「まぁいいんじゃない」と肯定的。
我が家の場合、お宮参りのときに子どもが着る着物(産着)は義両親が購入、お正月飾りや節句飾りは私の両親が購入してきた経緯があります。夫は私の両親が出している金額の方が多いことが気になっていたようで、ランドセルを購入してもらうことで釣り合いがとれるのではないかと思っているようです。

ただ、もし私の両親も「買いたい」という気持ちがあるなら無下にはできず、やはり一度聞いてみないと決められないと言うことになりました。

ランドセル購入について両親に聞いてみた

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義両親からランドセルを購入してくれると相談があった翌日、遠方に住む私の両親に新年の挨拶へ行きました。

直接会って話すなら絶好のタイミング。私の両親たちに、義両親からランドセルについて話があったことと、もし孫にランドセルを贈りたいという気持ちがあるなら両家で調整をとらせて欲しいことを伝えました。

すると母は、

「それなら入学祝いは学習机がよさそうかな? どれがいいかわからないから、好きなの選んだら教えてね〜」

と、即答。

私の母や父は入学祝いを贈りたい気持ちはあるけれど、特にランドセルにこだわりはなかったようです。「リビング学習で学習机を買わないなら、お金だけ包むね〜」なんて一言も、学習机をどうするか悩んでいる我が家にはありがたい(涙)。

ふ〜〜〜〜〜。

義両親と両親の希望が重ならず、私も夫も一安心。
よかったよかった。

我が家の“ランドセル誰が買う問題”は意外とあっけなく解決し、義両親にお願いする形になりました。

【娘のランドセルを買うのは義両親】嫁の私が気にしていること

我が家ではありがたいことに、義両親が娘のランドセルを購入してくれることになりました。家計にゆとりがあるわけではない我が家にとっては、とてもありがたい援助です。



大丈夫かな? こうなったらどうしよう……

という不安がないわけではありません。

ランドセルの予算はどれくらい?

ランドセルを選ぶのに無視できない予算の問題。値段の高いハイクラスなランドセルが欲しいわけではないですが、義両親が相場を知っているのかもわかりません。相場を伝えて上限が設定されるのも嫌だし……。

「もし自分たちでランドセルを購入するなら、出せても8万円台までだよね」

という夫婦の共通認識があったので、特に義両親には相談せず、予算の上限は8万円台までと決めました。選んだランドセルが義両親の予算より高くなるなら、不足分は自分たちも支払うつもりです。

ランドセルを一緒に見に行くタイミングは?

ランドセルを一緒に見に行きたいと言う義両親の希望が、実はなかなか大変なのでは? と思っています。

走るのが大好きな娘がランドセルを落ち着いて選べるとは思えず、次から次へと「これがいい」と目移りして、最終的に疲れて選ぶのをやめてしまうんじゃないかなと。2歳の息子がグズグズするのも目に見える……。いくつかのメーカーを見て回って選ぶから、我が家と義両親の予定を合わせて全部一緒に見るのも現実的じゃない。

いろいろと考えた結果、1番買う可能性が高いランドセルだけ義両親といっしょに見に行くことになりました。

ランドセル選びに口出しされたら?

孫にも嫁の私にも基本的にはやさしい義両親。夏のお盆休みとお正月くらいしかゆっくり顔を合わせて話す機会もないせいか、「嫁VS姑」みたいなことはこれまでありませんでした。ランドセル選びでも口出しされるようなことはないとは思うんですが、絶対ないとも言い切れず。

シンプルなランドセルを勧められたら?
娘と私の意見が割れたら、義両親の前で私は娘を説得するのなんか嫌だな……
その場で買うつもりで見に来られたら?

などなど。これはもう行ってみないとわからない。

私が言うと角が立ちそうなので、「即決はしないで、必ず家に持ち帰って決めること」「娘と親の意見を合わせて選ぶこと」を、夫経由で事前に義両親伝えてもらうことにしました。

ランドセルはみんなの気持ちを大切にしたい

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普段の買い物で誰が何を買うなんて気にしないのに、ランドセルは別。やっぱり特別な買い物なんだな〜と思います。不安なことはあるけれど、入学祝いにランドセルを贈ってくれるという義両親には感謝です。ランドセル選びでは、娘や私たち、義両親や両親の気持ちを大切にできたらと思っています。

次回のレポートもお楽しみに!

(文・写真:ライター ビリー)

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