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2022年03月15日 12:01 更新

蒼井そらさん、流産を報告し「涙が溢れ出ました。止められなかった」。3人目妊活に前向き

タレントの蒼井そらさんが、コロナ禍での第三子妊活と妊娠、そして流産について自身のブログで明かしています。

「あれ、心拍の動きが見えない。。」

蒼井そらさん
出典: https://ameblo.jp
蒼井そらさんオフィシャルブログより

蒼井そらさんは2019年に双子の男児「やすし」「きよし」(愛称)を出産。双子は5月で3歳になります。

蒼井さんは「ちょっと暗い話。」と題したブログを3月8日にアップし、「昨年の夏頃から妊活を始めてました」と切り出しました。

第三子を望む蒼井さん夫婦は昨年から今年にかけ二度に渡って人工授精を行い、一度は化学流産してしまったものの、2月14日にふたたび妊娠が判明したそうです。

「初めてのAIH(人工授精)では化学流産し そんな簡単には行かないよなぁと思ったのが師走の始まり。
年が明け2回目のAIHにトライ。無事着床し子宮の中に小さい胎嚢が見えたのがバレンタインの日でした」
(蒼井そらさんオフィシャルブログより)

ところが心拍確認から1週間後、赤ちゃんに異変が。「緊張しながら見るエコー。あれ、心拍の動きが見えない。。自分の目で見ても全く動いてる感じが無い」という状態で、「次の産院でのエコーでも心拍は確認できず 流産決定に」なったといいます。診断の結果、稽留流産だったそうです。

待望の第三子を妊娠した直後、流産という悲しい現実を受け止めることとなった蒼井さん。「手術の話になった時に初めて涙が溢れ出ました。止められなかった。でもこれって泣いていいやつだよね。って思ったら止まらなかった」と綴っています。そのうえで「もう2人いるから良いじゃんって思う人もいると思うけど 大家族で育ってるからもう1人欲しい気持ちが強いです。3人目妊活今年いっぱい頑張ろうと思います」と前向きな決意を表明しました。

その後は流産の手術を受けることを報告。「一瞬だけ宿った生命だったけど この時期の流産は結局毎月生理が来ていたこととあまり変わらないのかなって」と、少しずつ心境の整理がついてきたと明かしていました。

昨年5月で双子は2歳に

蒼井そらさん
出典: https://ameblo.jp
蒼井そらさんオフィシャルブログより

稽留流産とは

医療機関で妊娠が確認できたあと、母体や胎児の原因で自然に流産する確率は約15%で、妊娠経験のある女性の38%が流産を経験しているといわれています。流産は決して珍しくはない現象で、そのうちの80%以上は妊娠12週以内に起こり、特に妊娠7週~9週に多いといわれています。

流産にはさまざまな種類があり、中には出血や下腹部痛を伴う場合がありますが、稽留流産の場合、母体はほぼ無症状で前兆のようなものもほとんどありません。超音波検査で胎児の心拍が確認できない場合や、妊娠週数に対して胎児の成長が遅い場合などに疑われます。

ただし、胎児の成長が遅いのは、排卵の遅れによって最終月経からの週数よりも実際の妊娠週数が少ないからという可能性もあります。そのため、1回の検査で稽留流産と診断されることはあまりなく、1~2週間程度あけて再検査をしたうえで、やはり胎児が成長していないようなら稽留流産と診断されることが多いようです。

稽留流産してしまい、成長の止まった胎児などを子宮内に長く残したままにすると、出血量が増加したり感染の原因になったりします。そのまま胎児などが自然に排出されるのを待つか、手術を行うかを選択しなければなりません。自然に待っても、なかなか排出されない場合は子宮内容除去手術が必要になります。

流産したことで自分を責めてしまう女性は少なくありませんが、妊婦さんの努力ではどうしようもない場合がほとんどです。流産は、妊婦さんが注意することで防げるものではありません。流産を知ったとき、パートナーなど家族や親しい人はどうかいたわる気持ちを持ってほしいものです。

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