モンペと思われたくない! 園に要望を伝えるときママたちが心がけていること5選
子どもがお世話になっている保育園に、困っていることや要望を伝えるときは緊張しますね。嫌な顔をされないか、モンスターペアレントと思われないか、ヒヤヒヤ・ドキドキです。でも、子どものためにも我慢せず、きちんと伝えることも大事! ママたちに上手に伝えるコツやアドバイスを聞いてまとめてみました。
通っている保育園に、不満や要望を伝えたことはありますか?
保育園が預かってくれるから仕事をすることができるので、心から感謝しているんですが、やっぱり大事な子どもを預けているからこそ、気になることが出てきてしまうこともありますよね。でも、伝え方を間違えて園との無用なトラブルになるのは避けたい~!
そこでママたちに、保育園に不満や要望を伝えたことがあるか聞いたところ、約16%の人が経験アリ! どのように伝えたのか、詳しく聞いてみました。万が一に備えて、上手な伝え方のコツを押さえておきませんか。
書いて伝える
保育園の朝と夕方は、お迎えラッシュ。子どもたちが同じくらいの時間にたくさん出入りするため、先生とお話できる時間は限られます。そこで、毎日園とやり取りしている連絡帳やお手紙に書いて渡すというママたちがいました。
書くことで、自分の気持ちや伝えたい要点も整理できます。自分の言葉をそのままほかの先生と共有してもらえるので、歪んで伝わることは防げるでしょう。ただし、言葉足らずで誤解を招かないように気をつけて。
アンケートボックスに匿名で投書すると、お返事は来ませんので、意見を反映してほしいときは記名を忘れないようにしましょう。
冷静に伝える
「冷静に伝える」ことを重視しているママたちもいました。子ども同士のトラブルへの対応や園内の事故などは、ついカッとなってしまいそうです。落ち着いて伝えられるように、話す前に一呼吸置くことを心がけるのもいいかもしれません。
また、保育園のシステムで一見ムダに感じることも、なにかしらの教育的意図が隠れていたり、行政上必要だったりする場合も。冷静に伝えることで、保育園側との対話もスムーズに進みます。もちろん言葉遣いも丁寧に!
あくまで相談として伝える
そんなつもりではないのに、先生たちにクレーマーとして認識されるのは困りますね。要望を伝えるときは、あくまで相談として伝えたというママもいました。「○○だと困ります」「○○にして欲しいです」とはっきりいうのはストレートすぎるのかも。
園との信頼関係を築いてから
「○○をどうすればいいか悩んでいて……」「○○にすることは無理でしょうか?」と困りごと、悩みごととして話すと、先生方もできることを一緒に考えてあげよう、という気持ちになりやすいもの。日ごろから協力的な関係を作れたらなおいいですね。
相手の気持ちになって伝える
自分が職場で同僚から「こうしてほしい」と言われるとき、どのように伝えてほしいですか? 明らかにこちらが悪いときでも、できれば責め立てるのではなく穏やかに伝えてもらえるとうれしいですよね。相手の気持ちになれば、自然に取るべき態度がわかります。「いつもありがとうございます」と感謝の言葉から入ると、相手も心を開いてくれるでしょう。タイミングをうまく見計らってくださいね。
まとめ
要望を伝えて子どもにしわ寄せがいったら困る、と考える保護者は多いでしょう。しかし、保育園は子どもの利益を最優先に考えて思いやりのある対応をしてくれるもの。保護者からの要望が現場を変える後押しになることも多いので、正当な意見は丁寧に伝えましょう。相手の気持ちになって、伝え方に気を配ってみてください。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年2月2日~2月27日
調査人数:93人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)