【プロ直伝】スマホに撮りためた子どもの動画をアルバムに。使える!動画編集術
PR:株式会社マウスコンピューター
すくすく成長するわが子の動画、スマホの中に溜まっていませんか。せっかくなのでそれらを上手に編集して、遠方のジジやババにアルバム動画を贈ってみてはいかがでしょう? 「動画編集? むずかしそう~!」とあきらめてはもったいない。プロの動画クリエイターが、ビギナー向けに動画編集の“はじめのイロハ”を伝授します!
今回は、マイナビ子育てのスタッフ・Mのスマホの中にたまった愛息の動画で “ジジババが喜ぶ孫のアルバム動画”を作るため、同僚でもある動画制作班のKに、“動画編集のコツ”を教えてもらいました。高校時代に独学で動画制作を開始したKは、大学卒業後もメーカー勤務のかたわら動画制作を続け、スクールでさらに本格的に動画を学びながらYouTubeの動画編集などで経験を積み、動画ディレクターとしてマイナビに転職した経歴の持ち主。現在は、主に企業のPR動画の企画・構成・ディレクションを担当しています。
スマホとPC、動画編集するならどちらがいいの?
「短い動画をサクッと編集したい、編集した動画をすぐにSNSにアップしたいなど、手軽さ重視ならスマホで十分。ですが、やはりPCに比べるとできることが限られます。スマホは画面が小さく細かい作業がしにくい、テンプレートが決まっているなど“編集の自由度”が低いので、凝った動画を作りたい人には不十分かもしれません。
画面や容量が大きいPCのほうが長時間の編集作業や細かい作業も快適ですし、動画編集ソフトにもさまざまな機能が搭載されているので、表現の幅がグッと広がります。何年先も眺めたくなるような動画を作りたいなら、断然PCです! 高性能なPCならなおのこと、動作がサクサク快適なので、限られた時間でもストレスなく動画編集を楽しめると思います」
ビギナー向け・スマホ撮影&編集のコツ!
ポイント1:撮影時、画面はタテ・ヨコ、どちらかに統一
「Mさんの動画、“手ぶれ”が気になるな……。今のスマホは高画質なので、撮影自体はスマホで十分ですが、手ぶれを抑える三脚やジンバルがあるとなお良いですね。手ぶれがある映像は編集しづらく、どうしても素人感が出てしまいます。三脚やジンバルがあると、手ぶれのない滑らかな映像が撮れるのでオススメです。
三脚やジンバルを使わずに撮影するときは、両手でしっかりスマホを持ち、ワキをしめて体に近づけて固定すると、安定感が増します。Mさんの動画はタテ・ヨコが混ざっていますが、複数の動画素材を1本に編集するなら、画面をタテ・ヨコどちらかに統一すると、全体的にまとまりのある作品に仕上がります。スマホで観るならタテが便利ですが、たとえば後でそれをDVDにしたり、テレビなどの大画面で観るならば、ヨコの方が見やすいと思います」
ポイント2:タイトル画面はわかりやすさが大事
「たとえば今回なら、ジジババに語りかけているようなメッセージを添えると、相手の気持ちをグッと惹きつけることができます。日付を入れることで記録にもなるし、何年後かに見返した時もその時の記憶がありありと蘇ってくると思います。
また、タテ・ヨコどちらかに統一した方が見やすいのですが、使い方次第で組み合わせて使うこともできます。今回は、全体はヨコの素材でまとめつつ、タイトル画面で、タテの素材を使いましょう。文字はフォントサイズを変えたり、角度や動きをつけたり、さらにイラストなどを入れると、目を引くタイトル画面になります」
ポイント3:場面転換は、サブタイトルで区切るか、エフェクトで違和感なく
「サブタイトル画面で区切って、次の動画のシーンを文字やイラストで説明すると、メリハリが出せます。エフェクトは、撮影した素材に対して付け加える特殊効果のことで、動画のつなぎ目をナチュラルかつかっこよく演出することができます。フリーソフトにもさまざまなエフェクトを備えているので、いろいろ使って楽しんでみましょう。でも使い過ぎは禁物! 入れ過ぎると見にくくなってしまうので、“ほどほど”が大切です」
ポイント4:テロップは、フォントの種類&サイズ・色にこだわろう
「テロップは“セーフティーゾーン”と言われている、画面の内側の90%におさめると良いでしょう。子ども動画らしく、フォントは丸っぽいかわいらしいものをチョイス。ジジババ向けなので、テロップの表示時間は長めにし、文字はやや大きめで、縁取りをつけて見やすくしました。
タイトル画面やテロップに文字をのせる場合、原色は極力避けて、画面になじむような柔らかい色合いのものを選ぶと、おしゃれな雰囲気に仕上がります」
ポイント5:BGM、効果音、セリフは音量に注意
「映像に合った音を入れることで、視聴者をグッと引き込み、テンポのよい楽しい動画に仕上げることができます。BGMは、お子さんのかわいらしい雰囲気に合わせてポップで親しみのある音がいいですね。効果音は、動画の中で強調したいところや場面転換など変化をつけたい時に用いります。
そして音量に配慮することも忘れずに。“BGMは小さく、効果音は中くらい、子供の声は一番大きく”を心がけて、バランスよく調整しましょう。BGMや効果音はあくまで脇役で、動画の主役は映像です。そして動画の最後はBGMを徐々に下げて、映像も少しずつ暗転していくと、余韻を残しつつ終わることができます」
というわけで、完成した動画がこちら!
「日頃から、撮った動画はすぐにジジババにLINEで送っていましたが、“編集”という手間を加えると、こんな素敵な作品に仕上がるんですね。テロップやBGMの使い方ひとつで印象もガラリと変えられるのも楽しい。ジジババも感激してくれそうです!」と、完成動画を観たM。
動画編集の作業手順を知って、やってみたい! と感じた方は多いのではないでしょうか。大事なのは、「まずは、トライしてみること」とK。「ビギナーでも使いやすい動画編集ソフトには『Fimora X』などがあり、安価で便利です。さらにこだわってワンランク上を目指すなら、プロも使っている『Adobe PremiaPro』がオススメ。BGM、効果音、イラストも、無料で使えるフリー素材がたくさんあるので、ぜひ気軽に動画制作にチャレンジしてください!」
子どもの成長は、一瞬一瞬が宝物。そんなわが子の映像に、愛がこもった編集を施せば、見返すたびに思い出の詳細を振り返り、その時の気持ちまで蘇る、一生の宝物になりそうですね。
今回の動画編集に使ったPCは、mouseの「DAIV」シリーズ
今回、動画編集に使ったのが、第一線で活躍する様々な分野のクリエイターも愛用しているmouseの「DAIV」シリーズ。画像加工や動画編集からイラストやマンガの制作、DTM音楽制作まで可能な圧倒的パフォーマンスを誇っています。
こちらの『DAIV 4P』は、軽量なマグネシウム合金を採用し、DAIVシリーズの中で最軽量の1kg未満を実現したモデル。最新の第11世代 インテル Core i7プロセッサーを搭載し、処理性能の高さやカスタマイズパーツの豊富さはもちろん、用途に合わせて細かくカスタマイズも可能です。
「軽さと快適な操作感にビックリしました! これから動画編集を始めたい方の“最初の一台”にうってつけだと思います」と、『DAIV 4P』を使用した動画ディレクター・Kからは感嘆の声が。
さらに高度な動画編集に挑戦してみたい方には、Kも公私ともに動画編集で愛用する、ハイエンドな『DAIV 5N』がオススメです(写真は現行モデル)。高解像度 WQHD (2560×1440)、sRGB比 100% 液晶を搭載し、より高精細な表現が可能。「クリエイティブワークにこだわりたい!」という方に最適な一台になってくれるはず。
モバイルノートPCから高性能デスクトップまで、コスパに優れた幅広いラインアップを展開する国内PCメーカー、「マウスコンピューター」。注文を受けてから製品を生産するので、メモリやストレージなどのカスタマイズが可能で、自分にピッタリのPCにすることができます。さらにいつでも電話やLINEでサポートしてくれる「24時間サポート」も。クリエイティブワークに興味がある方は、ぜひ快適なPC環境を整えてみてはいかがでしょうか。