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2022年01月25日 12:05 更新

今だからやめさせたい「ゆびしゃぶり」。ゆびしゃぶり卒業をサポートする絵本『ゆびたこ』で約7割が効果実感

ポプラ社は1月22日、「ゆびしゃぶり」に関するアンケート調査の結果を発表しました。同調査は子育て世代267名を対象に、インターネットで実施したものです。

いまだからやめさせたい子どもの癖

「ゆびたこ」を読んで1回効果を感じた人も

いまだからやめさせたい子どもの癖について聞くと、1位は「ゆびしゃぶり」、2位は「鼻くそほじり」、3位は「つめかみ」、4位は「歯ぎしり」、2位は「性器をいじる」でした。

ゆびしゃぶりを止めさせるために挑戦したことについて尋ねたところ、最も多い回答は「ゆびたこという絵本を読む」となりました。2位は「ゆびしゃぶり防止マニキュア」、3位は「何もしなかった」となっています。

ゆびしゃぶりを止めさせるために挑戦したこと

絵本「ゆびたこ」を何回読んで効果があったか尋ねると、「1回で効果があった」「多少効果を感じた」がそれぞれ27.4%。「2~4回で効果があった」「5回以上で効果があった」を含めると、約70%が効果を実感していることがわかりました。「ゆびたこ」を読んで何歳でゆびしゃぶりが止められたか聞くと、約70%が「2~4歳でゆびしゃぶりを卒業」と回答しています。

絵本「ゆびたこ」を何回読んで効果がありましたか

絵本「ゆびたこ」の効果を感じた人からは、「保育園の読みきかせで見て、効果てきめんでした!」「絵に迫力があり、1度読んだだけで、ゆびしゃぶりをしなくなりました」「歯医者さんにすすめられた」などの声が挙がっています。

小児歯科専門医指導医で歯学博士の茂木瑞穂先生は「指しゃぶりは、3歳までは成長過程において自然で大切な行為と言われています。しかし、4歳を過ぎても指しゃぶりをしていると、本来U字型である上顎がV字型になってしまい、上顎前突(出っ歯)や開咬(上下の前歯に隙間がある)、交叉咬合(上の奥歯が下の奥歯より内側に入ってしまうこと)の原因となり、歯並びに影響を及ぼしてしまいます」と語り、その上でどうしても自然に卒業できない子には本書をおすすめしています。

調査概要

調査期間:2021年11月2日~11月8日
調査対象:「ゆびしゃぶりに悩んでいる」267名の子育て世代

絵本「ゆびたこ」とは

作:くせ さなえ
出版社:ポプラ社
定価:1,430円
あらすじ:
もうすぐ1年生なのに指しゃぶりがやめられない女の子。やめたいと思っているのにやめられない指しゃぶりですが、ある日突然、親指にできた指たこが話しかけてきて……。

絵本「ゆびたこ」

ポプラ社
https://www.poplar.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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