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夫婦間でお互いの収入って把握してる？ みんなの「収入」についての考え方
夫がいくら稼いでいるか、あなたは把握していますか？ 子どもの教育資金や老後の生活設計など、将来の計画をたてるには世帯収入の全貌を知っておきたいところですね。しかし、家計管理の方法は各家庭によってさまざま。アンケートで見えてきた家計管理の方法と、その理由をご紹介します。
お互いの収入を把握していますか？
共働きのママに「お互いの収入を把握していますか？」と質問をしたところ、約6割の人がお互いに収入を把握しているとのこと。その一方で、どちらか、またはお互いの収入を知らない人は、あわせて約4割いました。
では、共働き夫婦の間で、収入の情報共有に関する考え方はどんなものなのでしょうか？ ママたちの意見を紹介します。
お互いの収入を把握
収入は家族のお金だから
（36歳／機械・精密機器／事務系専門職）
（29歳／自動車関連／秘書・アシスタント職）
（40歳以上／学校・教育関連／秘書・アシスタント職）
お互いの収入を把握している理由に、「収入は家族のお金」という意見があげられています。子どもがいる家庭では、独身時代と違って子どものためのお金も必要になりますから、経済面でお互いの協力は必須ですね。全体の収入がわからなければ将来設計が立てにくいということもあり、オープンにしている家庭が多いようです。ただし、お互いの収入を知られているので、へそくりや自分名義の貯金をつくりにくいところが難点です。
不安を解消するため
（40歳以上／不動産／事務系専門職）
（29歳／情報・IT／秘書・アシスタント職）
（37歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）
お互いの収入をオープンにして把握しておくのは、「将来への不安を解消するため」という理由もあげられています。将来的にどちらかが病気になったり、会社の業績が思わしくなく転職を余儀なくされたり、という未来も有り得ます。独立や昇進、働き方の変更など、キャリアを選択する際にも、相手の収入を把握しておいたほうが安心ですね。
収入は教えていない
お互いの自由を尊重したいから
（40歳以上／金属・鉄鋼・化学／技術職）
（29歳／小売店／販売職・サービス系）
（37歳／情報・IT／技術職）
夫の性格によっては、あえてオープンにしないようにしている人もいました。男性のなかには、妻の収入が自分より多いことを気にする人もいますね。生活費や家計に必要な費用をきちんと管理できているのであれば、お互いに収入を知らせる必要はないのかもしれません。
自分名義の貯金もしやすいですし、こっそり貯めて家族旅行などのイベントに使うなど、自由な資金として利用しやすいというメリットもありますね。
妻が主導で家計管理したいから
（31歳／小売店／事務系専門職）
（35歳／生保・損保／営業職）
（38歳／食品・飲料／販売職・サービス系）
夫に妻の収入を教えていないのは、妻が家計の主導権を持ちたいから、と考えているママたちもいました。特にお金の管理が苦手なタイプや、浪費癖のある夫に収入を教えてしまうと、「そんなにもらっているならもっと使ってもいいだろう」と言われかねません。妻の収入は知らせずに貯蓄に励むのが良策でしょう。
まとめ
アンケートに答えてくれた家庭のなかには、「自分の収入は教えているが夫の収入は知らない」という、夫が家計管理を担当しているケースもありました。家計管理の方法は、それぞれの家庭で異なります。自分のうちではどのような管理方法がよいのか、みなさんの意見を参考に考えてみてくださいね。
マイナビ子育て調べ
調査日時：2021年12月30日～2022年2月5日
調査人数：108人（22歳～40代までのママ）
（マイナビ子育て編集部）
