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2022年02月10日 07:28 更新

【クイズ】ビジネスパーソンがしてはいけない「〇〇抜き」ダイエットって?『やせるのはどっち?』Vol.7

子育てで日々忙しいパパ&ママこそ、正しい運動と食事で効率のよいダイエットを実践したいですね。福原愛選手や青学駅伝チームのトレーナーも務めた中野ジェームズ修一さんの著書『やせるのはどっち?理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)より、ダイエットの正解がわかるクイズを連載でお届けします!

Q ビジネスパーソンがしてはいけないダイエット法は?

A 3時のおやつを抜く

B 夕飯を抜く

正解はこっち!

B 夕飯を抜く

「寝る前に食べたら太る」、その判断が太る原因になります。

「帰宅が遅くなり、夕食の時間が遅くなってしまった」
忙しいビジネスパーソンのみなさんには、あるあるのシチュエーションですよね。そんなとき、ダイエット中の方の多くは「寝る前に食べると太るから、夕食は抜いてしまおう!」と、つい、そんな選択をしてしまいます。お腹が空いていても、あとは寝るだけだから夜は食べない。でも、その判断が逆に太る原因になります。
人は空腹で寝ると、体が飢餓状態になります。すると、生命の危機を察知した脳が「何か食べて!」という信号を発信。寝ているつもりでも脳は覚醒し、睡眠が浅くなります。結果、睡眠不足でストレスを抱え、翌日の仕事にも悪影響を及ぼします。
実は、睡眠不足によるストレスは、ホルモン分泌や自律神経にも影響を及ぼし、食欲を高めるホルモンの分泌を促します。
どうでしょう? 寝ていない、生活のサイクルが不規則など、睡眠時間が安定しないと、食欲が旺盛になり、つい食べることに走ってしまう。そんな経験、ありませんか?
そもそも、夕飯を抜くと、「何か食べたい」という気持ちをガマンしなければなりません。それもまた、ストレスになりますよね。
また、睡眠時間が短くなると、心身とも十分に休まらないので疲労が抜けません。疲労すると運動をしたくなくなり、動かないから筋肉量が減ります。すると、さらに疲れやすくなる。このループが続く限り、ダイエットは成功しません。
寝る前にご飯を丼(どんぶり)で食べるような食事では太ってしまいますが、茶椀1杯のご飯に具たくさんの味噌汁、メインのおかずに副菜という定食スタイルなら、太ることはありません。
「そう言われても、やっぱり夜遅くの夕食は心配……」と思うのであれば、「分食」という手もあります。例えば、夜7時〜8時頃に、会社で仕事をしながらおにぎりを食べて、主菜と汁物は帰宅後に食べる、という具合です。
疲れをとるのも、食欲をコントロールするのも、質のいい睡眠なくしては不可能です。
しっかり寝るために、しっかり食べる。そうやって、体によいサイクルを作ることも、ダイエット成功の秘訣です。

(著:中野ジェームズ修一、イラスト:斉藤ヨーコ『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

書籍『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』について

やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則
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(2022/1/18 時点)

青山学院大学・駅伝チーム指導も担当する一流トレーナーの著者による、
"読む"パーソナルトレーニング!!

産後太りに悩みつつも、子育てに追われてダイエットの最新情報のアップデートすらままならない!というママにも。
子育てが落ち着いてダイエットしたいけれど、久しぶりで何から始めていいかわからない……というママにもおすすめ!

ゆっくり本を読む時間がない、という人も大丈夫。
この本は1日に1つのクイズを読んでいけば、1ヶ月で運動やダイエットの「正解」がわかるようになっています。

効率よくダイエットするためには、正しい知識がマストです。
まず本書を読むことから始めてみては。
ダイエットのやる気もアップさせてくれる心強い1冊です。

中野ジェームズ修一さんのプロフィール

●PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー
●米国スポーツ医学会認定運動生理学士
●(株)スポーツモチベーション最高技術責任者
●(社)フィジカルトレーナー協会(PTI)代表理事

「理論的かつ結果を出すトレーナー」として数多くのトップアスリートやチームのトレーナーを歴任。とくに卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペア(藤井瑞希選手・垣岩令佳選手)、マラソンの神野大地選手の個人トレーナーとして広く知られている。2014年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化も担当。ランニングなどのパフォーマンスアップや健康維持増進のための講演、執筆など多方向で活躍。近年は超高齢化社会における健康寿命延伸のための啓蒙活動にも注力している。自身が技術責任者を務める東京都・神楽坂の会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」は、無理なく楽しく運動を続けられる施設として、幅広い層から支持を集め活況を呈している。主な著書に『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)、『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)などベストセラー多数。

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