共働きの必需品！ 卓上食器洗い乾燥機の最上モデル・パナソニック「NP-TZ300」はココがスゴイ

職場復帰のタイミングで、離乳食や乳児食をすすめているという人も多いのではないでしょうか。大人の食事に加えて子どもの食事を用意するとなると、食器の数も増えますよね。

作り置きの保存容器、スタイ（食事エプロン）、子ども用のカップなど、食事の時に使うアイテムは意外と多いもの。子どもの食事と大人の食事で味付けを変えている場合などは、調理器具の数も増えるのではないでしょうか。そんな時にうれしいのが、洗う点数が多い食器洗い乾燥機（食洗機）です。

そこで今回は、「一度に洗える点数が多く、プラスチック用の低温運転、乾燥、除菌ができるモードなど多彩なメニューを揃えた人気機種」とパパ販売員の髙嶋さんがオススメするパナソニックのNP-TZ300をご紹介します。

家族構成：3人～5人（核家族、大人2人に子ども1～3人くらい）

使い方：子どもの離乳食がはじまり、食器を使う点数が増えてきた。大人の食器+子どもの食器やお弁当箱などをキレイにしたい！

パナソニックは食洗機の老舗メーカー。第一号機「電気自動皿洗い機」（MR-500）の誕生は1960年。国内メーカーが次々と卓上食洗機市場から撤退する中、ずっと作り続けてきたメーカーです。その研究の積み重ねから生まれたパナソニックの食洗機は、まさにかゆいところに手が届く食洗機といえます。

ラインナップも豊富で、大きさ違いやタンク式なども含めると現行機種は7製品。人数や設置場所などによって選べるところもパナソニックの魅力ですね。

食洗機は専用の洗剤を使うのですが、これは非常に洗浄力が高い洗剤なんです。さらに、手洗いするときはお湯で洗うといっても、35℃～40℃くらいだと思うんですが、食洗機の場合は50℃以上の高温で洗えます。これは手洗いでは無理な温度ですよね。高い洗浄力の洗剤と、高温の組み合わせにより、手で洗うよりもしっかり汚れが落ちるというのが食洗機のポイントです。


しかも、手洗いと比較して水の量は1/6程度。節水につながりますし、食器洗いにのよる手荒れも防ぎます。食器洗いは食洗機に任せれば、子どもの世話やほかの家事に時間を使えますよね。忙しい共働きには必需品だと思います。

一般的に卓上の食器洗い乾燥機を取り付ける時は分岐水栓という工事が必要になります。専用のパーツを水栓に取り付けて、蛇口用と食洗機用に水流を分ける工事です。当社の場合取り付け工事は5,200円～+部品代になります。

実は全ての水栓に分岐水栓を取り付けられるわけじゃないので、確認が必要です。水栓メーカー・品番が分かると、分岐水栓工事に対応しているかわかります。

設置場所は、本体が全部載るスペースがなくても、本体下の脚が載ればOKです。正面向きだけでなく、横向きに置くこともできます。また、別売りの専用置き台を利用する方法もできます。

また、食洗機の扉を開けた時に、蛇口や棚に扉が当たらないか、電源がそばにあるかなども設置場所を考える際の重要なポイントです。

NP-TZ300のドアはタッチオープン。触るだけで開閉できるので、手が汚れている時や両手て鍋などを持っている時はひじでタッチしても開けられて便利です。操作パネルは、電源を入れる時にだけ浮かび上がる仕様。使わない時は文字などが目立たずインテリアを邪魔しません。

メニューも豊富ですよ。プラスチック食器を洗う時に便利な「低温ソフト」コースや、しっかり高温ですすぐ「80℃すすぎ」コースのほか、汚れのレベルにあわせて5段階運転コースを用意しています。例えば、「汚れレベル1」はつけ置き洗い後、「汚れレベル2」は洗う点数が少ない時、「レベル5」になると調理器具やガンコな汚れを落としたいとき、というように細かく選べますよ。


食洗機を選ぶ時のポイントの1つが、一度に洗える食器の点数ですが本機の場合は40点。4人～5人家族分の食器が一度に入りますし、大きな鍋も入れられます。食器だけでなく、フライ返しなどの調理器具や、スプーンやフォークなどのカトラリー類、食洗機対応のスタイ（食事エプロン）も一緒に洗えます。

最上位機種で人気の機能は、なんといっても「ナノイーＸ」ですね。「ナノイーＸ」はパナソニック独自の機能。もともと、パナソニックの食洗機は、全ての洗浄全コースで50℃以上の高圧水流で洗いながら除菌する機能を備えています。「ナノイーX」を庫内に放出することで、庫内のニオイや除菌を行なう機能が人気です。

標準収納容量 40点
幅：550 mm
奥行：344 mm
高さ：598 mm

（取材・文／伊森ちづる）