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2022年01月05日 13:18 更新

加藤浩次さんが実践する“お年玉の年俸制”ってどういうこと?

子ども達にとって、年初めの一大イベントであるお年玉。使い道は子ども次第ですが、お年玉を“年俸制”として、1年分のお小遣いを一括で渡す家庭もあるのだそう。

加藤家の家訓!?「自分のお金なんだから、1年間自分で管理してね」

(photoAC)

1月5日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、最近の子ども達のお年玉やお小遣い事情が紹介され、コメンテーターとして出演するエッセイストの犬山紙子さんや元競泳日本代表の松田丈志さんらがコメントを寄せました。

さかのぼること昨年11月。同番組でMCを務める加藤浩次さんの子どものお小遣い事情が話題になりました。

加藤家ではお年玉を1年分のお小遣いとして一括で渡して子どもに管理させているそうで、加藤さんは「お年玉全部使っていいよ。それは自分のお金なんだから。1年間自分で管理してねって言うんだけれども、最初はゲーム機とか買っちゃうんですよ。全然お金なくても本当にあげなかった。それでやりくりしたりする勉強になるかなって。だから年俸制に近いかもしれない」と、加藤家独自のお小遣い方式について紹介していました。

ただし、本や漫画、雑誌などの読み物は親が買ってあげるとのこと。SNSでは、「加藤さんのお小遣い年俸制いいな」や「加藤さん家の本だけは何でも買ってあげるってすごいな」、「参考になる」、「うちでもやってみたい」と注目を集めていました。

加藤家の子どもたちは、2002年生まれでまもなく成人する長女、2004年生まれで高校生の長男、2006年生まれの次女の3人。加藤さんによると、2022年も変わらず年俸制だそうです。

「何が買えるんだろう?」お金について考えるきっかけに

(photoAC)

1月5日放送回では、加藤家と同じく年俸制を導入し、小学6年生の兄が10,000円、小学2年生の妹が7,000円の“年俸”を年始にもらっているという家庭を紹介。それまでは週に100円、1ヶ月に400円を毎回手渡ししていたそうですが、親の方が決まった日に忘れず手渡したり小銭を用意したりするのが負担になり、年俸制を導入したのだそうです。

すると、子ども達がお金の使い方の長期的な計画が立てられるようになり、以前のお小遣い制の時には「欲しいものがない」と思っていた子どもが、年俸制になりもらえる金額が増えたことで「何が買えるだろう」と買い物について考えるようになるなど、年俸制にしたことで良い効果が現れたそうです。親の手間が省けるだけでなく、子どものマネー教育にも繋がるとは、願ったり叶ったりですね。

加藤浩次「『何でそんな物買ってんの』とか怒ったり絶対しないで」

この年俸制について、犬山さんは「子どもの個性によって合う合わないがあると思うんですけれども、ただ、親が子どもにお金の使い方を教えたいんだなっていうのはすごい伝わっってきて、今年の4月から高校の家庭科で資産形成の授業が必修科目として増えるってことで、子供たちにお金の仕組みを教えていくっていうのが、出てきてるんだなって思いつつ……」としながらも、「私もキャッシュレスでバンバン買い物してカード(の請求書)見てわーってなるので、親から目線で見ていたんですけど、私もちゃんとしなきゃなって思いました」と自戒のコメントをすると、スタジオは大盛り上がり。加藤さんは「子どもに怒られますよ」と笑顔でたしなめていました。

一方、松田さんは「お金の使い方を学ぶのは非常にいいかなって思いましたね。考えてみたら僕もアスリートの時は年俸制だったので、その年俸を使って、例えば1年間の強化プランとかを決めて強化合宿したり、あとは身体のケアとかリフレッシュもそこに含まれてくると思うんですけど、そう言った意味では、子ども達が貰ったお金で最大限楽しんで、自分の価値を高めるためにはどういうお金の使い方がいいか考えるのでいいかなともいましたね」と、自身の経験を踏まえてコメント。

また、加藤さんは「あとやっぱりね、子どもが失敗するんですよ、絶対に。欲しいもんバンと買ったりとか。そこで助けてあげることも必要なんだけど、お金を足してあげたりとか、『何でそんな物買ってんの』とか怒ったり絶対しないでください。『あー買ったんだー。1年もつかー!?』って」と、状況を寛容に見守ってあげることも必要だと付け足していました。

実際に加藤さんの子どもは、「大丈夫大丈夫!」と言っていたにも関わらず実際には相当キツかったみたいで、クリスマス前にはしゅんとしてしまっていたそうです。そんな子どもらしいほっこりエピソードも飛び出し、スタジオは笑いに包まれました。最後に、加藤はお年玉を通じた“お金の教育”は重要だと感じているようで、「しかし、そういうことを経験させることが大事なような気がしますけれどもね」という意見で締めくくりました。

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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