教育
2022年02月16日 06:01 更新
青は男の子の色？ 無意識のジェンダー押し付けに要注意！『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』Vol.6
子どもの性教育を頑張りたいけど重い腰が上がらない！ というママやパパを応援すべく、助産師であり人気性教育YouTuber・シオリーヌさんが「これだけできたら◎な心構え」な性教育をお届け。『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』（ハガツサ ブックス）から、気になるトピックを厳選してご紹介します。
青は男の子の色でしょ？
生まれたときに決められた性別によって、人の役割や生き方を判断するような考え方を「ジェンダー」といいます。
子どもたちも幼い頃からこのジェンダーの考え方にさまざまな場面で触れてくるので、家庭の中でもジェンダーに捉われた発言を聞かれることがあるでしょう。
子ども自身がジェンダーに捉われず、自分の好きなものを安心して好きでいられることは、ほかの誰かを尊重する力を育むことにもつながると思います。
まずは身近な大人がその子の「好き」を大切にすることから、始めていけるといいですよね。
子どもたちも幼い頃からこのジェンダーの考え方にさまざまな場面で触れてくるので、家庭の中でもジェンダーに捉われた発言を聞かれることがあるでしょう。
子ども自身がジェンダーに捉われず、自分の好きなものを安心して好きでいられることは、ほかの誰かを尊重する力を育むことにもつながると思います。
まずは身近な大人がその子の「好き」を大切にすることから、始めていけるといいですよね。
ひとことアドバイス
大人自身も性別によるいろんな押しつけを経験しているので、自分が言われたことを子どもにそのまま伝えている場面も多いと思います。それが「当たり前」とされてきたので、仕方のない部分もある。でもそこで少し立ち止まって、「ここで性別は関係あるか？」と考えてみると、子どもたちの生きやすさにつながるんじゃないかなと思うことがたくさんあります。
（シオリーヌ(大貫詩織) 『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』（ハガツサ ブックス）より一部抜粋／マイナビ子育て編集部）
書籍『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』について
おうちでも子どもの性教育を積極的に！ なんて気運が高まる中、「やらないとダメだよね……」とは思いつつも、重い腰が上がらない！ というママやパパも少なくないはず。
“頑張りたい気持ちはあるけど”という大人たちを応援すべく、登録者数16万人を超える人気の性教育YouTuber・シオリーヌが、「これだけできたら◎な心構え」と「あるある質問への答え方」をイラスト満載でお届けします。
