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2022年02月15日 06:01 更新
子どもに勝手にチューしようとする祖父母に何て言う？『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』Vol.5
子どもの性教育を頑張りたいけど重い腰が上がらない！ というママやパパを応援すべく、助産師であり人気性教育YouTuber・シオリーヌさんが「これだけできたら◎な心構え」な性教育をお届け。『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』（ハガツサ ブックス）から、気になるトピックを厳選してご紹介します。
「おばあちゃん（おじいちゃん）とチューしようね〜」と迫られた。
赤ちゃんは言葉で自分の意思を伝えることができません。だから抱きしめられるのも、キスをされるのも大人にされるがまま。その延長で、言葉でコミュニケーションがとれる年齢になっても、まだ子どもたちに触れるのに同意は必要ないと考えてしまうことがあります。
たとえ自分の子どもだとしても、その人の身体はその人のもの。相手に触れるには相手の同意を確認するのが人間関係の基本的なルールです。子どもはいやだと感じていても、相手が知っている大人だと自分では断れないことがあります。そんなシーンを見かけたら、大人がしっかりと守れるようにしたいですね。
たとえ自分の子どもだとしても、その人の身体はその人のもの。相手に触れるには相手の同意を確認するのが人間関係の基本的なルールです。子どもはいやだと感じていても、相手が知っている大人だと自分では断れないことがあります。そんなシーンを見かけたら、大人がしっかりと守れるようにしたいですね。
ひとことアドバイス
私自身、自分が幼い頃に父親から「ほっぺたチューして」と頼まれることにとっても拒否感をもっていたことがあります。それでもしてあげれば親は喜ぶし、断れば傷つけるだろうと感じて、しばらくは渋々受け入れていました。子どもは大人が思う以上に、しっかり気を遣っている。だからこそ大人のほうが意識しすぎるくらい子どもの権利に敏感になる必要があるよなぁといつも思っています。
（シオリーヌ(大貫詩織) 『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』（ハガツサ ブックス）より一部抜粋／マイナビ子育て編集部）
書籍『やらねばならぬと思いつつ 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』について
おうちでも子どもの性教育を積極的に！ なんて気運が高まる中、「やらないとダメだよね……」とは思いつつも、重い腰が上がらない！ というママやパパも少なくないはず。
“頑張りたい気持ちはあるけど”という大人たちを応援すべく、登録者数16万人を超える人気の性教育YouTuber・シオリーヌが、「これだけできたら◎な心構え」と「あるある質問への答え方」をイラスト満載でお届けします。
