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2022年01月17日 17:09 更新

青磁色(せいじいろ)とは?~日本の伝統色 Japanese Traditional Colors~

【青磁色(せいじいろ)】とは、青みがかった薄い緑色のことのことです。日本の伝統色である【青磁色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。

【青磁色】とは?

青磁の器

青磁色とは、青みがかった薄い緑色のことです。

色の名前       青磁色       
読み方 せいじいろ Seijiiro
英語 celadon yellow, celadon green
WEBカラーコード #88c9a4
CMYK C=69/M=50/Y=44/K=164
RGB R=136/G=201/B=164
※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。

【青磁色】の意味と由来は?

【青磁色】とは、青みがかった薄い緑色のことです。

【青磁色】の由来となっているのは、「青磁」という磁器。材料となる土と釉薬に微量の鉄が含まれていることで、高温で焼くと青みがかった薄い緑色になるのです。

「青磁」はもともと古代中国で生まれた磁器ですが、非常に貴重で、唐の時代には皇帝への供え物として扱われ、庶民が持つことは禁止されていました。そのため、【青磁色】も手に届かない色として「秘色(ひそく)」とも呼ばれていたのです。

【青磁色】に合う色は?


青磁色
 せいじいろ 


鴇 色
 とき いろ 

【青磁色】に合う色のひとつに、補色にあたる淡いピンク色があります。日本では、【鴇色(ときいろ)】【桃色】などと呼ばれる色です。【青磁色】は落ち着いた色合いですが、薄いピンクを差し色に使うことで、ぐっと華やいで見えますね。

着物を重ねて着る色と色の組み合わせのパターン「襲(かさね)」では、【青磁色】の別名である「秘色」と【淡青】を合わせた【小栗色(こぐりいろ)】という色目があります。【小栗色】は、緑色のまだ熟していない状態の小栗を表したものと言われており、秋の組み合わせとなっています。

A traditional Japanese color "青磁色 Seijiiro" is...

A traditional Japanese color "青磁 Sei-ji -means celadon porcelain-" is a light green color with a bluish tinge.

Celadon porcelain contains a small amount of iron in the clay and glaze, which gives it a light greenish-blue color when fired at high temperatures.

Celadon porcelain was originally produced in ancient China, but it was very precious and in the Tang Dynasty, it was treated as an offering to the emperor and common people were not allowed to have it. For this reason, "青磁 Sei-ji" was also called "秘足 Hisoku -means secret color" as it was not accessible.

まとめ

青磁器の色が由来となった【青磁色】。かつて庶民の手に届かない存在でもあったこともうなずけるような、神秘的な美しさのある色ですよね。日本産の青磁としては、有田焼が有名です。とろりと淡い緑色の器に、あなたならどんな料理を盛りたいですか?

(マイナビ子育て編集部)



参考文献
・『色名がわかる辞典』(講談社)
・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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