夫と自分は対等な関係?「対等でない」と感じているママたちから不満が続出!
夫婦とは日常生活を営む運命共同体として、子どもを育てる同志として、どちらかが上だとか下だとかはなく、対等な関係であるはず。今回は育児中のママに対し「夫と対等だと思いますか?」という質問の結果と、そう答えた理由について紹介します。
夫と対等だと感じますか?
今回のアンケート調査は、「夫と対等だと感じますか?」。
結果では、夫と対等な関係であると感じている人は約46%、約54%の人は対等ではないと感じているとのこと。
具体的にどのようなことで夫と対等(対等でない)だと感じるのでしょうか? ママたちのコメントを紹介します。
夫と対等だと思う
お互いに思い合える関係だから
お互いに思いやりの心があったり、尊敬し合ったり、助け合う気持ちがあるから夫と対等だと感じると答えたママが多数いました。素敵ですね!
結婚して共に生活していると、お互いに嫌なところが目に留まり、ギスギスすることもあるでしょう。さらに、子育て中ともなると、家事と仕事に育児が増えて、心に余裕がないときも少なくありません。しかしご紹介したコメントのように、お互いを思いやる気持ちが根底にあれば、いつまでも夫と仲よく暮らしていけそうな気がします。
意見を言い合える関係だから
「意見を言い合えるから対等だと思う」と答えたママも複数人いました。意見交換(話し合い)は大事だと思わせてくれるコメントでした。パパ目線とママ目線からいい点を抽出し、お互いの意見に耳を傾ける姿勢があれば、より一層素敵な夫婦関係が築けそうです。
また、「普通に喧嘩ができるから(夫と対等だと感じる)」と答えたママもいました。"普通に"という点がポイントで、喧嘩の内容に対してお互いに真剣に考えているからこそであり、後腐れがなさそうです。
きちんと役割分担がされているから
家事や育児がきちんと平等に分担されて、実行できていると、夫婦は平等だと感じられそうです。「なんで私ばっかり……」がないのは、夫婦円満の秘訣かもしれませんね。
3番目のコメントをしてくれたママは、きちんと役目が分かれていて、夫婦それぞれが納得している様子がうかがえます。得意分野で動けているのなら、家庭は安泰でしょう。
夫と対等だと思えない
家事の負担率が違うから
「家事の負担率が違うから」夫と対等ではないと答えたママもいました。在宅時間が長いと、家事の負担が大きくなりがちです。しかし、子どもの世話をしつつ家事をすることの大変さは理解してほしいですね。
また、「共働きなのに、私のほうが家事をしている」や「稼ぎが変わらないのに、私の家事負担が大きい」と声を挙げたママもいました。残念なことに、収入が同等でも家事の負担は妻のほうが大きいご家庭もあるようです。
収入格差があるから
育児と家事の負担が大きすぎるママは、どうしたってフルタイム勤務は難しくなるでしょう。育児も家事も平等にこなさないくせに、妻の収入についてマウントしてくる夫はおかしいです。
育児・家事・仕事とこなすには、時間が必要です。その時間を配分すると、労働時間が減るのはやむを得ません。そうなると結果的に妻の収入は少なくなってしまいます。稼ぎが少ないことを批判する前に、育児も家事も率先してやってください! と言いたいですね。
何もしようとしない夫たち……
上記4つのコメントから見て取れるのは、典型的な「ダメ夫」のパターン。夫だって親になったのですから、育児に関わるのは当然のこと。なのに、育児も家事も妻に丸投げするなんて、家庭人としての自覚がないに等しいですね。これはまったくもって対等な関係ではないでしょう。
夫の性格に問題あり
自分が一番でないとおもしろくなくなり、機嫌を損ねる夫もいます。本来親は、子どもを最優先に行動にするのが一般的。親になったのに、いつまでも自分が一番でいたがるその思考回路……呆れてしまいます。
また、亭主関白ですが、妻側も納得していれば問題はないでしょう。しかし、どこか昭和初期のにおいがしますね。育った環境が起因?
モラハラは、小さな社会である家庭でも問題視されています。概ねモラハラの夫は気が小さいため、自分より弱いと思った人に嫌がらせをする傾向にあるようです。器が小さすぎる男は嫌ですね。
まとめ
夫婦はお互いの人格を尊重できていたり、感謝の気持ちを伝えあったりすることで、穏やかな関係が育まれます。また、役割分担がきちんとされて、認め合うことができれば「対等だと感じられる」のではないかと感じました。みなさんのご家庭では、対等な夫婦関係ですか?
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年12月3日~2022年1月17日
調査人数:123人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)