住まい
年末の大掃除で出るいらないもの3位は「子ども関連」2位「書籍」、第1位は？
買取専門店ウリエルが実施した年末の大掃除で出るいらないものについてのアンケート調査によると、40.2％の人が年末の大掃除で出るいらないものとして、「衣類・靴」を挙げました。
株式会社クオーレ（愛知県大府市、代表取締役社長：竹本泰志）が運営する買取専門店ウリエルは、年末の大掃除で出るいらないものについて、アンケート調査を実施しました。
年末の大掃除の際に出るいらないものを調査した結果、最も多かった回答は「衣類・靴」の40.2％でした。続いて「書籍」24.4％、「子ども関連のもの（おもちゃ、ベビーカーなど）」12％、「食器・調理器具」10％という結果になりました。
年末の大掃除で出たいらないものをどうするのかについて、約半数の人が「捨てる」と回答しました。次に多かったのは「売る」という回答で、32.5％。「家族・友人・知人などにあげる」という方も10％ほど見られました。意外にもいらないものを「置いておく」人も6.7％います。
また、「捨てる」と「売る」の両方を選択、「売れなければ捨てる」という回答が最も多く見られたそう。
・メルカリやラクマなどでこれは売れるのかな？というものでも出品すると意外と売れるものもあるので、出品してみて売れなければ捨てるという風にしています。（20代女性）
・すぐに捨てようと思うとなかなか捨てられないのでまずは売ってみてそれでも売れなければ捨てます。（30代女性）
また、回答が「捨てる」一択だった人の中には、以下のような回答が複数見られました。
・メルカリに出品もしていましたが、送料や労力を考えるとそんなに儲けにならないので処分するほうが早いと思ったから。（30代女性）
フリマアプリやオークションサイトでものを売ると、出品や配送に手間がかかるうえ、手数料なども支払わなければならない場合があります。リサイクルショップや買取店も、持ち込むのに時間や手間がかかる場合があるため、大掃除が終わればすぐに捨ててしまう人も多いようです。
「売る」と回答した人の理由としては、「少しだがお金になるから」「もったいないから」などが見られます。
・少し手間がかかったとしてもお金になるほうがいいので、メルカリなどで売っています。（30代女性）
・売れば少しでもお金になるし、値段がつかなくても引き取ってもらえるので捨てるよりは心が痛まないから。（20代女性）
フリマアプリやリサイクルショップでは、意外なものが売れることもあり、どうせ手放すなら、少し手間がかかってもお金になると考える人もいます。また、「大切にしていたものや思い出の品を捨てるのはもったいない…」と感じたり、ものを捨てることに抵抗があるという人もいます。
「家族・友人・知人などにあげる」という意見は、特に衣類や子ども関連のものを、身近な人へというケースが多いようです。
・3歳の子供のサイズアウトした衣類が大量にあるため、汚れの目立つものは捨てて、綺麗な衣類はいとこの子供に送っています。（40代女性）
・去年親戚に赤ちゃんが生まれたので、うちで使わなくなったおもちゃや絵本などは捨てる前に聞いています。相手が欲しいと言ったものだけ送っています。（30代女性）
子どもは成長が早く、洋服を買ってもすぐにサイズアウトしてしまうため、きれいなまま着られなくなってしまうのは日常茶飯事です。年末の大掃除で出たそのようなものは、身近な人にあげて、使えないようなものだけ捨てるという人も見られます。「子ども関連のものは思い出が詰まっているものも多く、なかなか捨てられないので家族や友人が使ってくれると手放しやすくなる」という回答も目立ちました。
大掃除でいらないものが出ても、「置いておく」という方に最も多く見られたのは、以下のような回答でした。
・いらないと思っていても必要になるかもと思ってしまい、とりあえずは分かるようにして1か所にまとめてしまっておきます（40代女性）
いらないものでも「いつか使うかも…」と思い、結局手放さずそのままにしてしまうケースです。ものを手放すことがそもそも苦手な人や、捨てることに抵抗がある人もいます。
処分方法にはさまざまな回答がありますが、その方法や結果に満足しているかどうか聞くと、80％の人が「「満足している」と回答しています。
「満足している」理由を聞いてみると、以下のような回答が見られました。
①「捨てる」「売る」「家族・友人・知人などにあげる」を選択した方
・お小遣い稼ぎになるし、ただゴミとして処分するのではなく、必要としている人に引き取ってもらうことは気持ち的に良いことだと思うため。（30代女性）
・1円でもお金になれば嬉しい。また、リサイクルはエコにも繋がるので地球のためにもいい。（20代女性）
②「置いておく」を選択した方
・いらないものでも捨てずに残しておいたほうが安心感があって不満が特にないため（40代男性）
なかでも「売る」と回答した人は、「お金になる」「環境によい」「誰かに使ってもらえるなら手放しやすい」「部屋も気持ちもスッキリする」などの理由を挙げています。
また、「置いておく」と回答した人は「ものがあることで安心感を得られる」という理由を挙げています。
逆に「満足していない」と回答した人の意見は以下のとおりです。
①「置いておく」を選択した方
・本当はもう自分には必要がないと分かっているのに捨てられず、結局はいつまでも片付かないから。（30代女性）
・物が減らずにすっきりしないまま、場所をとっているから。気分的にもイライラするから。（30代女性）
②「捨てる」を選択した方
・フリマアプリやリサイクル、友人に譲るなど、捨てないで済む方法をできるなら取りたいと思っているから。正直もったいない気持ちもあります。（20代女性）
「フリマアプリの使い方がわからない」「リサイクルショップが近くにない」などの理由で、「本当は売ったり譲ったりしたい」と思いながら捨ててしまう人もいるようです。ちなみに、「家族・友人・知人などにあげる」を選択した方の中で「満足していない」と回答した方はごくわずかでした。
また、売ることに満足していない人の中には、売ることで、手間だけでなく手数料などもかかるため、買取価格が労力に見合わないと感じる人もいます。さらにフリマアプリやリサイクルショップでは、本来の価値よりも低い価格で買い取られることもあります。
【調査概要】
調査対象：300名（複数回答）
調査日時：2021年12月03日～12月07日
実施方法：インターネット調査
（マイナビ子育て編集部）
