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2022年03月22日 18:40 更新

玉ねぎの保存方法と賞味期限|調理時短に繋がる冷凍保存が便利!

玉ねぎは肉や魚などと相性がよく、幅広いメニューに使えるため、ストック野菜としているご家庭も多いでしょう。今回は玉ねぎの常温・冷蔵・冷凍での保存方法と賞味期限について詳しく解説します。調理時間短縮に繋がるテクニックについてもご紹介します。



こんな方に読んでほしい

■玉ねぎの常温・冷蔵・冷凍別の保存方法を知りたい

■玉ねぎの常温・冷蔵・冷凍別の賞味期限を知りたい

■冷凍保存の玉ねぎがどれだけ便利かを知りたい

常温での保存方法と賞味期限

Photo by mayu ken on Unsplash

常温での保存方法・保存場所

常温で保存する場合は、湿気に弱い玉ねぎを皮が付いたままの状態で一個ずつ新聞紙で包んでください。新聞紙が無い場合は、厚手のキッチンペーパーで代用可です。適した保存場所は、風通しの良い冷暗所。吊るすか、カゴに入れておきましょう。

常温での賞味期限の目安

常温での保存期間ですが、これは季節によります。玉ねぎは高温多湿に弱いため、梅雨時期や夏場は痛みが早いです。冬場なら約2カ月程度は常温で保存可能でしょう。賞味期限の目安は、玉ねぎが柔らかくなったときです。

冷蔵・冷凍での保存方法と賞味期限

Photo by Önder Örtel on Unsplash

冷蔵・冷凍での保存方法

玉ねぎを冷蔵保存する場合は、一個ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包んでください。丸ごとの状態で構いません。冷蔵室は冷え過ぎてしまうため、野菜室で保存すると長持ちします。
冷蔵保存した玉ねぎは、涙が出にくいというメリットもありますよ。

用途に合わせカット(刻み・スライス)や下味付きにする

作る料理によってカットしておくと、調理する際に非常に便利です。さらに下味まで付けておけば、切ることと味付けの手間が省け、時短にも繋がるでしょう。調理時間を短縮したい、洗い物を極力減らしたい人は、時間のあるときにこの工程まで行い、冷蔵か冷凍保存してみてください。

サランラップできっちり包む(乾燥防止)

玉ねぎの乾燥を防ぐために、サランラップできちんと包みましょう。丸ごとの状態でも、スライスの状態でも包むことを推奨します。

ジップロックなどで密封する(におい漏れ防止)

サランラップで包んだ玉ねぎをジップロックで密封するのは、玉ねぎ特有のにおいを漏れないようにするためです。サランラップで包めば乾燥を防ぎますが、さらにジップロックに入れることで、におい漏れの心配を減らすことができます。

ジップロックには保存開始日を明記しておく

ジップロックに保存開始日を明記しておくと、使い切る目安ができて良いでしょう。

冷蔵での賞味期限の目安

玉ねぎは高温多湿に弱いため、常温保存よりも冷蔵保存の方が長持ちします。丸ごとのまま冷蔵で保存する場合、賞味期限の目安は2週間としてください。

2~4日で使い切る

スライスしたものや、下味を付けた玉ねぎは、密封していても鮮度は落ちてしまいます。2~4日以内に使い切りましょう。

長く冷蔵していると乾いてしまう(その前に)

きっちり保存していても、長期間冷蔵していると乾いてしまいます。やはり2週間を目安として使い切ることをおすすめします。

冷凍での賞味期限の目安

冷凍保存した玉ねぎをおいしく食べられる目安は約1カ月程度です。

玉ねぎの冷凍保存はメリットがたくさん!

長く保存できる

冷凍保存した玉ねぎの賞味期限は約1カ月。長く保存できることがメリットです。

使いたいときにすぐ使える⇒解凍の必要なし

スライスしたものを冷凍しておけば、解凍せずにすぐ使えます。使いたいときにすぐ使えるので、手間が省け非常に便利です。

少量からでも使いたい分だけ使える

大量にスライスした玉ねぎを大きな密封袋に入れておいても、簡単に少量だけ取り出すことも可能です。玉ねぎ同士がくっついて固まってしまっていても、手ですぐにほぐれます。使いたい分だけをすぐに取り出せるのは調理時間の短縮に直結するでしょう。

火が通りやすく味がしみ込みやすい

冷凍保存しておいた玉ねぎは、解凍せずにそのまま料理に入れてOK。火が通りやすく、味がしみ込みやすくなるため、煮物や丼ものなどとも相性が良いです。

辛みが減る

例えば、みじん切りにしておいた冷凍保存の玉ねぎを凍ったまま炒めると、生の玉ねぎを炒めるより早く飴色になります。また甘みも生のものより強くなるので、玉ねぎの辛みが苦手な方には食べやすいかもしれません。

調理時間の短縮になる

冷凍保存しておいた玉ねぎは、解凍せずにそのまま料理に入れることができるので、大幅な調理時間の短縮に繋がるでしょう。また、冷凍の玉ねぎは約1カ月と長期保存が可能です。なので時間のあるときに、いろいろなスライス方法で保存をしておけば、あとが楽。スムーズな調理進行ができるでしょう。

時短に繋がるポイントは冷凍保存するときの切り方にあり!

Photo by Jenna E. on Unsplash

ポイントは冷凍保存する際の切り方

ここまで冷凍保存しておいた玉ねぎが、どれだけ便利かをお伝えしてきましたが、ポイントはやはり冷凍保存するときのスライス術にあります。くし切り、薄切り、角切り、みじん切りなど、切り方で保存袋を分けておけば、どの料理にどれが適しているかわかり、時短に繋がるでしょう。

切り方によって分けた冷凍保存の玉ねぎを入れるだけで楽々

切り方で分けておいた保存袋から、その料理に合った冷凍玉ねぎを解凍せずにポンと入れるだけ。お味噌汁や豚肉の生姜焼き、カレーや牛丼など、幅広いメニューに大活躍します。火の通りが早く、味がしみ込みやすいのも、楽々ポイントです。

まとめ



【常温保存】  
■高温多湿を避け、冷暗所に置く
■冬場の冷暗所なら、賞味期限は約2カ月
■柔らかくなってきたら賞味期限間近

【冷蔵保存】  
■丸ごと冷蔵保存するなら新聞紙などで包む
■スライスで冷蔵保存するならサランラップで包んでから密封袋に入れる
■切り方で分けておけば調理時間の短縮になる
■賞味期限は、丸ごとなら約2週間、スライスのものは2~4日ほど

【冷凍保存】玉ねぎは冷凍保存がおすすめ!
■使いたいときに必要な分だけ使える
■辛味成分が減る
■切り方で分けておけば更なる調理時間の短縮になる
■賞味期限は約1カ月

玉ねぎは、肉や魚などと相性が抜群で、幅広い調理法に使えるため、常備野菜としているご家庭も多いでしょう。冷凍保存がきく玉ねぎは、さまざまな切り方で保存袋を分けておけば、調理時間の短縮にも繋がります。調理時間を短縮したい人のための賢い知恵と言えるでしょう。冷凍することで玉ねぎ独自の辛みが抑えられるので、玉ねぎの辛みが苦手な人にもおすすめです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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