6割が「希望した人数の子どもを持てなかった」と回答、その理由として「お金」以外に挙がったものとは?
ネクストレベルが運営する縁結び大学は、20代~40代の子どもを持つ男女231人を対象に行った「希望していた子どもの人数と、実際の子どもの人数の相違」に関する調査結果を発表しました。
6割の親が「希望していた人数より子どもが少ない」
ネクストレベルが運営する「縁結び大学」では、20代~40代の子どもを持つ男女231人に対して、「希望していた子どもの人数と、実際の子どもの人数の相違」について、インターネット上でアンケート調査を実施しました。
もともと希望していた子どもの人数と実際の子どもの人数を尋ねたところ、希望した通りの人数の子どもがいる人は全体の35.1%に留まりました。希望した子どもの人数と実際の子どもの人数に違いがあったと答えた人の割合は、6割を超えています。
現在の子どもの数を尋ねたところ、もっとも多かった回答は「1人」(42.4%)、次いで「2人」が(29.4%)、という結果になりました。
希望の子どもの人数に関しては、57.6%が「2人」、24.7%が「3人」と答えています。理想と現実の子どもの人数に関する回答から、「2人・3人の子どもを望む人が多いものの、実際には希望どおりにいかずに子どもは1人」というケースが多いことがうかがえます。
希望していた人数より実際の子どもの人数が少ない人に理由を尋ねると、もっとも多いのは「経済的な理由」(28.9%)でした。 次に多いのが「その他」(23.2%)で、具体的には「毎日暗いニュースばかりの中、第2子を産もうという勇気がない」といった現在の社会情勢に不安を感じているという回答もありました。
希望通りの子どもの人数を持つ条件を聞くと、52.9%が「収入が現在よりも増える」と答えています。「子育てにお金がかからない福祉・補助制度の充実」「今より多額な子育て支援が得られる」という回答もそれぞれ47.2%でした。
もっとも必要だと思う条件・状況について聞くと「収入が現在よりも増える」(23.4%)に次いで、「夫婦の年齢がもっと若ければ」(7.9%)が多くなっています。
希望通りの人数の子どもを持てた人、そうでない人の両方に、子どもを持つ人数を決めるのに重要だと思う要素について聞くと、87.4%が「家庭の経済状況」、80.1%が「夫婦間の意見の一致」と答えました。
希望の人数の子どもを持つためには家庭の収入がもっと増えるとともに、夫婦間での意見の一致や協力が重要な役割を占めているようです。
調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:20~40代の子供を持つ男女
アンケート母数:計231名
実施時期:2021年10月22日~10月25日
縁結び大学
https://jsbs2012.jp/date/
ネクストレベル
https://next-level.biz/
(マイナビ子育て編集部)