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2022年01月25日 14:00 更新

【医師監修】食べつわりと赤ちゃんの性別は関係ある?性別のわかる時期も解説

「つわりがひどいと男の子」など、お腹の赤ちゃんの性別によってつわりの種類や程度が違うという噂を聞いたことがあるかもしれません。これは本当なのでしょうか。空腹になると気持ちが悪くなる「食べつわり」の場合など、つわりの症状と赤ちゃんの性別の関係について調べてみました。

<アンケート>赤ちゃんの性別とつわりは関係すると思う?

妊娠・出産経験のある先輩ママ87人に、「赤ちゃんの性別」と「つわりの種類や程度」は関係すると思うかどうか聞いたところ、多くの人は「関係ないと思う」と回答しましたが、なかには以下のような理由で「関係すると思う」と回答した人もいました。

※マイナビ子育て調べ  調査期間:2021年12月28日~2022年1月4日 調査人数:87人(21歳~40歳以上の女性)の回答より抜粋 ※ここで紹介した方法と結果は、個人の体験によるものです。記載の方法を推奨したり、結果を保証するものではありません。

食べつわりだと男の子って本当?

疑問がある女性のイメージ

つわりが「食べつわりだと男の子」という噂もありますが、それは本当なのでしょうか。

つわりの症状・程度で赤ちゃんの性別はわからない

つわりは多くの妊婦さんが経験するマイナートラブルですが、個人差が大きく、人によって症状の種類や程度、起こる期間はさまざまです。なかにはまったくつわりがない人もいます。

つわりが起こるくわしいメカニズムは、実はまだよくわかっていません。妊娠によるいくつかのホルモン分泌の変化が関係している可能性があると言われていますが、それ以外の代謝の変化、ストレスなども関わっており、複数の要因が複合的に影響しあって起こるのではないかと考えられています。

つわりは、医学的には妊娠によって起こる、吐き気やおう吐といった胃腸の症状を指しますが、医学用語ではなく一般的に、妊娠によって起こるその他の不快な症状もつわりに含めることがあります。

一般的に「つわり」の一種と考えられている症状

吐きづわり:吐き気やおう吐の症状

食べつわり:空腹になると気分が悪くなるので頻繁に何かを食べる症状

よだれつわり:唾液が増えたり、まずくて飲み込めない、飲み込むと気持ちが悪くなるといった症状

眠りつわり・寝つわり :だるさやガマンできない眠気が続く

喉つわり :喉が詰まった感じや締め付けられる感じがする

人や時期によって、妊婦さんがこうしたさまざまな不調を覚えるのは珍しくありませんが、どうして症状や程度などに違いが出るのかはわかっていません

ですから、「食べつわりだと男の子」という噂も根拠があるわけではなく、たまたま当てはまった人もいれば、そうでない人もいます。つわりの症状や程度で性別を知るのは難しいのです。

「女の子」だとつわりが重くなるという説も

ただ、実は日本の大規模な調査では、お腹の赤ちゃんが「女の子」だった場合、男の子だった場合に比べて、妊婦さんはつわりを経験することが多いうえ、症状が重かったと報告しているものもあります[*1]。

また、アメリカ産科婦人科学会では、妊娠悪阻(治療が必要なほど重度のつわり)のリスクを高める可能性がある要因のひとつとして、「女児を妊娠している」をあげています[*2]。

ただし、つわりが重いといっても感じ方は人それぞれですし、その傾向があるというだけで、重い場合は100%女の子というわけではありません。赤ちゃんが女の子のママには必ずつわりがあるとか、程度がひどいというわけではないのです。

もちろん、男の子を妊娠している場合につわりが重くなることもあります。

赤ちゃんの性別とつわりのジンクスいろいろ

妊娠中、まだ検査でもわからない時期に、ちょっと気になるのが赤ちゃんの性別とつわりに関するジンクス。よく聞くものを紹介します。

症状の重さや食べ物の好みの変化

赤ちゃんの性別に関するジンクスで、つわりや食べ物の好みとの関係に着目したものでは、以下のようなものがよく言われているようです。

ただし、その症状が示す性別が逆転して言われていることもよくあります。

つわりの症状の重さ

ひどい⇒男の子
そこまでではない⇒女の子

つわりの種類

食べつわり⇒男の子
吐きつわり⇒女の子

食べ物の好み

酸っぱいもの/辛いもの/しょっぱいものが好きになる⇒男の子
甘いものが好きになる⇒女の子

つわり以外では、お腹の出方、胎動のときの動き方、ママの顔つきなどが有名ですね。

どれも根拠はない

これらのジンクスはすべて、ほとんど根拠はありません。

生まれる前に赤ちゃんの性別を知る方法がなかったころ、なんとか予想したい願う人がいて、こうしたジンクスができたのかもしれませんね。

赤ちゃんの性別を想像して、あれこれイメージをふくらませるのは楽しいものです。自分の状態をジンクスに当てはめてみて、「もしかして女の子/男の子!?」とワクワクするのはもちろんOK。でも、必ずしも本当にそうなるとは限らないことは知っておきましょう。

赤ちゃんの性別は最短でいつわかる?

赤ちゃんのエコー写真

いまの日本では妊婦健診のたびに受けるほど超音波検査が普及しているので、時期によってはかなり確実に赤ちゃんの性別はわかるようになっています。

通常は早くて妊娠5ヶ月ごろ

赤ちゃんの性別は、精子と卵子が受精した瞬間にすでに決まっていますが、それが外からみてもわかるようになるまでには少し時間がかかります。

妊娠11週ごろには男の子の外性器が作られますが、このころはまだ超音波(エコー)検査でもなかなかわかりません。一般的な妊婦健診では、だいたい妊娠5ヶ月(妊娠16週)ごろからわかってきて、妊娠7ヶ月ごろになるとはっきりわかることが多いようです。

ベビーナブならもっと早くわかることも!

「ベビーナブ」という方法ではもっと早くわかることもあります。ベビーナブとは直訳すると「赤ちゃんの突起」という意味で、横向きの超音波検査画像でみたとき、「生殖器の元となるでっぱり(生殖結節)」の角度が女の子と男の子では異なることから、赤ちゃんの性別を推測する方法です。

この方法だと、だいたい妊娠4ヶ月半ば(妊娠14週)以降は100%の確率で赤ちゃんの性別がわかると言われています[*3]。ただし、この方法では「赤ちゃんが上を向いている、かつ背骨ができるだけ水平になっている超音波画像」が必要です。

運よくこういった画像が撮れた場合も、どれが突起なのか、素人目にはなかなかわかりづらいかもしれません。ベビーナブについてくわしくは、下記の記事を参照してください。

積極的には教えてくれない場合も

なお、妊婦健診のたびに超音波検査は受けますが、そこでたまたま赤ちゃんの性別がわかっても、積極的には教えてくれない先生もいるようです。

超音波検査はおもに、赤ちゃんが順調に発育しているかどうかや体やへその緒、胎盤などに何か異常がないか、羊水の量は適切かなどを確認する検査だからです。

もし早めに赤ちゃんの性別が知りたいのなら、わかったときに教えてもらえるように主治医にあらかじめお願いしておくと良いですよ。

まとめ

両親に抱かれる笑顔の赤ちゃん

つわりが食べつわりだった場合、赤ちゃんの性別は関係あるのか、つわりの種類や程度と赤ちゃんの性別についてよく言われているジンクス、赤ちゃんの性別は最短でいつわかるのかなどについて解説しました。

赤ちゃんの性別に関するジンクスにはほとんど根拠はありません。女の子の場合は重くなるとも言われていますが、それにしても症状の感じとり方は人それぞれで、あくまでそうした傾向があるということにすぎません。

妊婦健診で赤ちゃんの性別を教えてもらえるまではドキドキワクワクしてしまいますが、性別がわかる時期はすぐにやってきます。それまで、楽しいイメージをふくらませながら待ちましょう。

(構成・文:マイナビ子育て編集部/監修:宋美玄 先生)

※画像はイメージです

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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