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2021年11月10日 12:10 更新

時東ぁみさん不妊治療始めたきっかけ「妻29歳、夫41歳で」「不妊=高齢だけではない」

第一子を妊娠中のタレント・時東ぁみさんが、不妊治療について綴るnoteを開設。時東さんは「約4年半の不妊治療の末、顕微授精3回目にして妊娠した」と公表したところ、反響があまりにも大きかったといいます。

不妊治療は楽しかった

時東ぁみさん
出典: https://ameblo.jp
時東ぁみさんオフィシャルブログより

時東ぁみさんは2016年にバンド・Psycho le CemuのボーカリストDAISHIさんと結婚し、今年10月に妊娠を発表。約4年半の不妊治療を経て、三度目の顕微授精で妊娠したと明かしています。

すると、想像をはるかに上回る反響が。時東さんは「周りには言ってないけど悩んでる人、妊活中の人、治療中の人、治療を終えられた人など…男女問わずたくさんいる」と気づいたそうです。また、不妊治療というとひたすら大変でつらいというイメージがあるようですが、時東さん自身は「でも、私は違うんです!!“楽しい不妊治療”だったんです!!」と強調。授かったからではなく、夫婦関係や心の持ちようでつらいことはほぼなかったと言い、自身が乗り越えた考え方を伝えたいと思って、noteを開設したそうです。

2本めの投稿では、そもそもなぜ不妊治療をすることになったかを振り返った時東さん。夫婦は一回りの年の差があり、結婚当時、妻は29歳、夫は41歳。結婚から5ヶ月ほど妊活にチャレンジしたものの出来なかったため、時東さんは「なるべく早く(妊娠出産)出来たら」と思い、まずは1人で病院へ行ってみたそうです。

病院では29歳という年齢に、看護師さんから「来るの早いですね」と言われたそうですが、時東さんは「20代で病院に行くのは早いという雰囲気、それがそもそも違うよね!?!?」「不妊=高齢だけではない。(高齢出産という言葉があるので、あえて高齢と使います。)若い子だって悩んでる人はたくさんいるはず!」と力説。

しかし若ければ若いほど、病院へ行くことに抵抗があったり、お金の問題もあったりで、なかなか足が向かないのではないかと推測。そこで、「不妊病院、男性不妊病院と思うから抵抗があると思うんです! そこを健康診断だと思ってほしい!」と、時東さんは発想の転換をすすめていました。

ただし、「どっちが良い悪いにならないように、必ず同時に病院通いはスタートしてほしいです!」と、夫婦仲を気遣うアドバイスも送った時東さん。ちなみに夫は当時喫煙しており、看護師に「辞めてもらってください〜」と宣告されたそうですが、時東さんはこれについても「吸ったことない私からして、吸ってることは嫌だったけど、習慣をすぐに辞めろって難しいんじゃないかな」「この時点でケンカしてしまう夫婦はいるんじゃないかな?」と綴っていました。

妊娠中もできるトレーニングを開始したそう

「妊娠を望んでいるのに1年できない」が検査の目安

妊活は男女どちらかの責任ではなく、一緒に取り組むのが基本です。男性不妊も珍しいことではなく、妊娠するのが女性の体だからといって「女性の問題」というわけではありません。

妊娠を望むカップルが1年を経過した時点で妊娠していなかったら、不妊症の検査を受けることが推奨されています。また、35才以上で生理の異常がある、性感染症や骨盤腹膜炎にかかったことがある、子宮筋腫・子宮内膜症がある、などの不妊のリスク因子がある場合は産婦人科もしくは不妊治療専門医を受診したほうがよいとされています。リスク因子がなくても40才以上の場合、 3カ月程度タイミングを取っても妊娠しない場合も同様です。産婦人科もしくは不妊治療専門医を受診したほうがよいとされています[*1]。

不妊の期間が続いていたら、男性、女性ともに、不妊原因の有無を医療機関で診てもらいましょう。原因が特定できれば、その原因に合わせた治療ができる場合もあります。高度な不妊治療へとステップアップすべきかなど、夫婦でよく話し合うことも大切です。

どの医療機関が良いのか決めかねる場合は、まず不妊専門相談センターに相談してみるのもよいでしょう。各自治体の設置する不妊専門相談センターは、不妊に悩む夫婦に向けて、専門的な事柄や心の悩みなどについて医師・助産師等の専門家が相談にのったり、診療機関ごとの不妊治療の実施状況などに関する情報提供をしていたりします。

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