ホクホクも、もっちりも！ 子どもウケ抜群のじゃがいも人気レシピ5選

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

ホクホクとした食感もクリーミーな味わいも、多彩なおいしさを楽しめるじゃがいもは、大人にも子どもにも人気ですよね。我が家でもじゃがいも料理は人気が高く、よく登場します。

強い個性のある味ではなく、調理方法も特に選ばず、煮ても、焼いても、揚げても、炒めてもおいしいのが、じゃがいものイイところ。シンプルに塩味をつけるだけでも素朴な味わいがあり、料理に合わせて和洋何でも味つけOK！

実際に子どもたちに支持されるのは、じゃがいもの素朴な味わいが楽しめるメニューが多く、そんなメニューはレシピもシンプルなものが多いような気がします。同じ作り方でも、味つけ次第でアレンジも簡単なので、いろんな味を試してみてくださいね♪

ひたすら千切りにしたじゃがいもをフライパンで焼き上げるだけ。外はカリッと、中はもちっとした食感もよく、じゃがいもの素朴な旨みが堪能できる一品です。

【材料（フライパンで1枚分）】
・じゃがいも……2個
・ベーコン……2枚
・片栗粉……大さじ1
・油……大さじ1～2
・バター……10g
・塩こしょう……適量

【作り方】
① じゃがいもは皮を剥いて芽を取ってから細い千切りに、ベーコンも千切りにする。
② ①に片栗粉、塩こしょうを加えて混ぜる。
③ 油を引いたフライパンに②を入れて軽く炒める。
④ フライパン全体に広げて厚みを均一にして焼く。
⑤ 焼き色がついて固まってきたらひっくり返して、もう片面も同じように焼く。
⑥ 仕上げにバターを入れてこんがり焼き上げる。

最初に千切りにしたじゃがいもを軽く炒めてから焼くので、蓋をしなくても中まで火が通ります。カリカリになるまで焼くと香ばしさも増して◎ 焦げないように火力は調整して焼いてください。

今回はベーコンで旨みをプラスしましたが、じゃがいもだけでもおいしいです。さらにピザソースを塗って、トッピングやとろけるチーズを乗せれば、ピザ風にもアレンジできます。

もっちりとお餅みたいな食感なのに、味はシッカリじゃがいも！ 子どもが大好きなカレー味にしてチーズも入れて仕上げました。おやつや軽食、お弁当おかずにもおすすめ。

【材料（4個分）】
・じゃがいも……1個
・片栗粉……大さじ2
・塩……小さじ1/4
・バター……10g
・カレー粉……小さじ1
・チーズ……40g
・パセリ……お好みで
・油……適量

【基本の芋もちの生地の作り方】
① じゃがいもの皮を剥いて芽を取り除き、6等分にカットして、被るくらいの水（分量外）を入れて茹でる。
② 火が通ったら水を切り、熱いうちにつぶす。
③ 塩、バターを加えて混ぜる。
④ 粗熱が取れたら片栗粉を加えて混ぜる。

シンプルな芋もちの生地です。熱いうちに片栗粉を加えると、火が通ってべたつきがでてしまうことがあります。少し冷めてきてから加えると、まとまりやすくなります。

【チーズ入りカレー芋もちの作り方】
① 基本の生地にカレー粉を加えてよく混ぜる。
② 生地もチーズも4等分にし、チーズを包むようにして丸める。
③ フライパンに油を引き、両面を焼く。

お好みで刻んだパセリを散らしてください。今回は色がきれいで、加熱するともっちりとした食感のコルビージャックチーズをカットして使用しました。スライスチーズを重ねて厚みを出して入れてもOKです。

基本の生地のまま焼くと、じゃがいものおいしさをしっかり味わえます。青のりを混ぜたり、仕上げに醤油を加えて香ばしく焼き上げてもおいしいです♪

ホクホクしたじゃがいものおいしさが、よく感じられるのはコロッケですよね。小さい子が食べやすいようにコロコロとしたまん丸に。お弁当のおかずやパーティーメニューとしてもぴったりです。

【材料（12～15個くらい）】
・豚ひき肉……80g
・玉ねぎ……1/2個
・じゃがいも……2個（250～300g）
・塩こしょう……適量
・薄力粉……1/3カップ
・水……小さじ1
・卵……1個
・パン粉……1カップ
・油……適量

【作り方】
① 豚ひき肉を炒め、玉ねぎのみじん切りも加えて炒める。
② じゃがいもを茹でてつぶす。
③ ①と②を混ぜて、塩こしょうで味つけ。
④ ③をラップで包んで、まん丸の形に形成する。

⑤ 薄力粉、水を加えて溶いた卵、パン粉の順に衣をつける。
⑥ きつね色になるまで揚げる。

うずらの卵を入れてエッグコロッケにしたり、チーズを入れてチーズコロッケにしても◎。個人的にはじゃがいもを少し粗目につぶして存在感を残すほうが、ホクホク感が増して好みです。クリーミーな味が好きな場合は、しっかり滑らかにつぶし、少量の牛乳を加えてみるといいですよ。入れ過ぎると成形しにくくなるので気をつけてくださいね。

見た目にも華やかなサンドイッチケーキは、北欧ではお祝い事に登場する「スモーガストルタ」という名前の甘くないケーキ。サワークリームやマヨネーズ、ヨーグルトなどを使ったクリームがよく使われるようですが、じゃがいもでも作りやすく、デコレーションやカットもしやすいので初心者向け。彩りよく具材を重ね、全体をマッシュポテトでコーティングしてデコレーションします。

【材料（4～5人分）】
・薄切り食パン（サンドイッチ用）……10枚（1斤分）
・クリームチーズ……適量

（マッシュポテト）
・じゃがいも……4個
・バター……30g
・牛乳……100～150ml

（具材）
・卵……2個
・マヨネーズ……大さじ2～3
・トマト……1個
・きゅうり……2/3本
・ハム……5～6枚
・チーズ……2～3枚

（トッピング）
・ミニトマト……6～7個
・魚肉ソーセージ……1/2本
・キュウリ……1/3本
・ハーブ（パセリ、ローズマリー、タイムなど）……お好みで

パンに塗るのはクリームチーズで酸味とリッチな味わいをプラス。具材の水分がパンにいかないようにするためと、パンと食材がくっついてバラバラにならないようにする役割があります。クリームチーズの代わりにバターやマヨネーズでもOK！

【下準備】
① 具材を用意。卵は茹でてつぶし、マヨネーズを和える。トマトときゅうりは薄切りにして、水分をキッチンペーパーでしっかり取る。
② 食パンの耳をカットする。

サンドイッチ用の食パンは、あらかじめ耳がカットされているので手間がかなり省けます。今回は茶色でツブツブがたくさん入っている雑穀パンを使用。ココア生地のケーキのような色で、カットするとマッシュポテトや食材との対比で断面がきれいに見えます。コストコの21穀オーガニック食パンは薄切りになっているのでぴったり。

カットした耳はカリカリにトーストしたらおいしいです。揚げパンにしたり、ラスクにしたり、パングラタンやパンプディングにしても◎。

【具材を挟むコツ】
食パンに、は室温に戻して柔らかくしたクリームチーズを塗ります。室温が低い場合は電子レンジで10秒ほど温めてみて。食パンの両面に塗ると、具材と接着してずれにくくなり、後でカットしやすくなります。ケーキは食パンを2枚並べて長方形にして作ります。

■1段目…チーズ・ハム
パンの角まで乗せるために、まず1～2枚を縦横に半分にカットして、それをパンの角に合わせて乗せる。残りは少し重なるように並べる。

■2段目…きゅうり
しっかり水分を取ってから、少し重ねるようにして隙間なく並べる。左右の端も厚みが揃うように最後にもう1段重ねる。

■3段目…トマト
薄切りにしたトマトは種の部分を取り除いてしっかり水分を取る。隙間がないように、しっかり並べる。

■4段目…卵フィリング
卵フィリングも隙間なく、厚みが均一になるように塗る。マヨネーズが多めだと滑ってカットしにくい場合があるので、少し控えめに調整。

全て重ね終わったら、乾燥しないようにラップで覆い、馴染ませておきます。

【マッシュポテトの作り方】
① じゃがいもの皮を剥き、芽を取り除いて6等分にカット。かぶるくらいの水（分量外）を入れて茹でる。
② 火が通ったら水を切り、熱いうちにつぶす。
③ バター、牛乳を加えて混ぜる。

硬さは牛乳の量で調整。お好みで塩こしょうで味つけ。裏ごしすると滑らかになるので、絞り出しの分だけでも裏ごししておくと絞りやすいです。

【デコレーションの仕方】
全体にマッシュポテトをナッペし、残りを口金を入れた絞り袋に詰めてデコレーション。硬くて絞り出しにくいときは牛乳を少し加えて調整してください。

あとは自由にかわいくトッピングを飾って完成！ 魚肉ソーセージをスライサーで薄くスライスして、くるくる巻いていくだけで薔薇の花のようになります。簡単で華やかになるのでオススメです。

30分ほど冷蔵庫で冷やしてしっかりさせると、カットしやすくなります。パン切りナイフで小刻みに刃を動かしてカットすると、キレイにできます。

マッシュポテトが残ったら、ぜひ試してみて欲しいコーンポテト揚げ。じゃがいもとコーンの甘みに、チーズを加えてコクとトロ～リ食感をプラスしました。

【材料（8個分）】
・餃子の皮……8枚
・マッシュポテト……100g
・コーン……40g
・とろけるチーズ……40g
・パセリ……お好みの量
・揚げ油……適量

【作り方】
① 具を全部混ぜる。
② 餃子の皮の端に水を塗ってひだをつけながら包む。
③ 油で揚げる。

塩こしょう、ハーブ塩などお好みでふってください。揚げたては、皮はサクサクで中はトロ～っとします。

マッシュポテトは副菜としてメインに添えるだけでなく、いろいろな料理でも使えて便利。しかも子ども受けするメニューばかりです。

じゃがいもは子どもが大好きなメニューがたくさんあります。じゃがいもの旨みをシンプルに味わうことができるレシピの人気が高く、味つけを変えてアレンジもしやすいので、バリエーションも増やせて◎。子どもに人気のメニューを増やしてくださいね♪