料理の効率化は冷蔵庫整理がポイント!あると便利なおすすめグッズ
毎日の暮らしに欠かせない家電のひとつ、冷蔵庫。毎日フル回転する冷蔵庫は、食材を入れる際のルールを決めておかないと、どんどん食材を詰め込んでしまいがちです。そんな冷蔵庫の整理のポイントと、整理が進む便利グッズについて紹介します。
こんにちは、ライフオーガナイザー®️の門傳(もんでん)奈々です。
毎日家族の暮らしを支えてくれる存在の冷蔵庫。つい食材を詰め込んで、収納庫として使ってはいませんか?
冷蔵庫は収納する場所というよりは、食材を保管・保存する場所です。冷蔵庫の整理が進む食材のしまいかたのポイントを抑えて、冷蔵庫の役目を今一度見つめ直してみましょう。
高さに応じてしまうものを変えよう!
冷蔵庫は、人の背の高さよりも高いところまで食材をしまうことができます。そのため、手が届きにくい場所は、おのずと目が行き届きにくい場所になってしまいます。
買い物から帰ってきて、何気なく食材を詰め込んではいませんか? 使用頻度に応じてしまうところの高さを選んでみましょう。
手が届きにくい場所には使用頻度が低いものを
背を伸ばさないと届かないような場所は「取り出しにくい場所」でもあるので、あまりモノを詰め込みすぎないように注意しましょう。どうしてもその場所に食材を入れる場合は、使用頻度が低いものや、消費期限が長めの食材を入れるといいでしょう。
また、手が届きにくい場所は、取っ手のついているボックスに食材を入れておくと、取り出す際の動作が楽になります。
よく使う食材は背伸びしないでも取れる場所にしまう
冷蔵庫を開けてサッと取り出せる場所、すなわち背伸びをしなくても届く範囲には、よく使う食材を入れるようにしましょう。奥よりも手前のほうが取り出しやすいので、よく使う食材は手の届く高さの手前に入れておくといいでしょう。
また、背の低い食材を背の高い食材の後ろに置くと見えづらくなります。2リットルのペットボトルやお茶のポットなど背の高いものは奥に、反対にジャムの瓶や豆腐などの背の低い食材は手前におくようにしましょう。
ものの住所を決めましょう
背の高さに応じて食材の大まかな場所を決めたら、食材の住所を決めましょう。
ポケット部分にはよく使う食材を入れましょう。我が家の場合は、調味料やドレッシング、ふりかけ、のり、牛乳などを入れています。
本体部分の手の届く場所には、お茶ポットや納豆、豆腐、卵、ハムなどの加工品を入れています。
使用頻度の低いものや、自分よりも背の高い夫がよく使う食材は、上のほうに収納しています。ビールやおつまみ、漬物などは上の棚に収納しています。
冷蔵庫は7~8割収納を心がけて
冷蔵庫に物が詰め込まれていると、食材を見失いがち。気がついたら消費期限が切れていて、処分してしまうこともあります。これは食品ロスにつながると同時に、経済的にも損をしていることになります。
ですから、冷蔵庫は中身が見渡せる7~8割収納を心がけるとよいでしょう。中身が把握できていると、同じ食材を重複購入することもありませんし、今ある食材を使い切ることができて、食品ロスが少なくなります。また、冷蔵庫整理にかける時間も少なくて済むのです。
冷凍庫は上から見渡せるよう立てて収納を
冷蔵庫に比べて冷凍庫は食材同士が冷やし合うため、9割程度食材が入っていても大丈夫です。
ただし、積み重ねた入れ方はおすすめできません。下になんの食材が入っているのかわからなくなってしまうからです。
冷凍庫は食材を立てて収納するようにしましょう。
冷蔵庫を整理するのに便利なグッズ
① ニトリ 冷蔵庫ドアポケット用仕切り
ニトリで購入できるドアポケット用の仕切りはとても便利です。
我が家ではこれをポケット部分にセットして、牛乳とペットボトル、ふりかけを仕切るのに使っています。ポケットの中で食材がピタッと収納できるので、取り出しやすさとしまいやすさの両方が叶うのでオススメです。
② ダイソー 調味料スタンド
こちらも冷蔵庫ドアポケットで使用しています。
ドアポケットを開けたときにガタつきがちなマヨネーズとケチャップは、このスタンドに入れておくとガタつきが抑えられます。逆さに収納できるので、マヨネーズとケチャップを最後まで無駄なく使えて便利です。
③ ダイソー 文房具用ポケット
こちらは文房具用のグッズですが、冷蔵庫の中の細かい食材や調味料を入れておくのに便利。冷蔵庫のドアポケット部分につけておき、納豆に付属したからしや、テイクアウトのお寿司などについてきた醤油などを入れておき、ここから使うようにしています。
まとめ
冷蔵庫の中身がパンパンになっていると、調理の段取りにも影響があります。冷蔵庫がすっきりしていると、どの食材を使えばいいのか一目瞭然ですし、使いたい食材がすぐに取り出せるので、冷蔵庫の電気代の節約にもつながります。
調理の段取りまで変えてしまう存在の冷蔵庫、一度使い方を見直してみませんか。