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2022年04月10日 11:31 更新

子どものゲームデビューは何歳? ゲームにまつわる子どもの困ったエピソード

ゲームは大人も夢中になってしまうくらいおもしろいもの。それがわかっているだけに、勉強やその年齢でしかできない遊びをしてほしくて、ゲームデビューはできるだけ遅くしたいと思うママは大勢います。今回は先輩ママに子どもをゲームデビューさせた年齢とゲームで困ったエピソードについて聞きました。

子どものゲームデビューは何歳でしたか?
(イラスト:まちこ @achiachiachico

子どものゲームデビューは何歳でしたか?

子どものゲームデビューは何歳でしたか?

今回アンケート調査に協力してくれたママの回答は「まだゲームをさせたことがない」が一番多く、45%という結果に。その反面、3歳未満から6歳未満の回答を合計すると38%になり、約4割が未就学児からゲームデビューしていることがわかります。

そこで今回は、「まだゲームをさせたことがない」と回答したママに「なぜまだ子どもにゲームデビューをさせていないのか」を、すでにゲームデビューさせているママには「ゲームをさせて困ったエピソード」を聞いてみました。

「ゲームデビューはまだ」というママの意見

延々とやりそうだから

こちらのコメントをくれたママは「長時間ゲームをしてしまいそう」と不安に思っているようです。しかし、もしお友だちがゲームで楽しく遊んでいる話を聞いたり、お友だちが間近でやっている姿を見たりしたら……。自分の子どもも間違いなくやりたがってしまいますよね。難しい問題です。

目が悪くなりそうだから

「長く遊んでしまいそうだから、ゲームをさせたくない」と思っているママと同じくらい、「ゲームをさせると目が悪くなりそう」という声が挙げられました。つい夢中になって長時間ゲームをしてしまうと、目を酷使してしまいがち。授業中に黒板が見えづらくなってしまって授業についていけなくなってしまうのでは、本末転倒です。

また、「親の前だと怒られるから」と、親に隠れて暗がりでゲームに興じる子どももいるようです。そうなってしまっては、親もゲームを取り上げるしかなくなってしまいますよね……。

ゲームデビュー済み、でもここが困る! というママの意見

制限時間を守らない

おそらく最初にゲームを与えたときには、「ゲームの時間は1日1時間まで」という約束をした子どもは多いはず。しかし、親が一番頭を悩ませてしまう理由は、「子どもがゲームする時間を守らない」ことです。「ここをクリアしたら」「これが完成したら」と、結局時間を決めてもそこから10分、15分と時間が過ぎていってしまいます。これでは、最初に決めたルールも意味がありません。

ゲームの楽しさを知ってしまい、「もっともっとゲームをしていたい」と思うようになると、本当にキリがなくなってしまいます。

ゲーム自体は悪いことではありませんが、時間を守らないルール違反や、食事中も手放さないというマナーに反すること、はたまた勉強をそっちのけにしてしまうことは避けたいもの。制限時間以外は親が預かるようにするなど、できるだけ早いうちに策を練るべきです。

目が悪くなるかもしれない

すでに子どもにゲームをさせているママからのコメントですが、やはり「目が悪くなるのでは?」と心配な様子。

ただ、ゲームをすることに慣れてしまうと、ほかの遊びがおもしろいと感じなくなってしまったり、外出先でおとなしくさせておくためのツールになったりしてしまいます。親も「楽だからとりあえずゲームを」となると、時すでに遅しの事態になるかもしれません。いざ子どもの環境を変えようとしても、ゲーム以外のほかの手立てが思いつかなくなって「じゃあ、どうしたらいいの!」と困ってしまうことになる可能性も。

子どもだけでなく、親自身もルールを徹底することが、子どもに負担をかけないベストな方法かもしれません。

寝不足や夜更かし

夜更かししてしまい、寝不足になる子どもも増えているようです。子ども成長に影響があるだけでなく、大人でも寝不足のときは昼食後に眠くなってしまったり、人によっては頭痛を引き起こしてしまったりする人もいます。そう考えると、子どもの体調にも悪影響を及ぼしかねません。就寝時間になったら、ゲームは親が預かるほうがよさそうです。

大問題! 知らぬ間に課金してる

親が知らない間に子どもがゲームに課金してしまい、何十万という請求がきた、というニュースもありました。

これは大問題のひとつ。無断で課金できないように制限をかけるしかありません。しかし、さらに驚きのコメントがありましたので、下記で紹介します。

大問題2! 設定を勝手に変えた

制限をかけるためのフィルタリングの設定を勝手に変えてしまった子どもがいました。「フィルター 解除方法」などと検索すると、子どもでもすぐにわかってしまうのですが、悪知恵が働いた……では済まされません。親がかけたフィルターを解除することで、課金できるようになったり、子どもにはふさわしくないゲームなども見られるようになったりします。パパとママで即対処するべきです。

まとめ

子どものゲームデビューを「あまりさせたくない」「できるだけ先延ばししたい」と思っているママは多いです。未就学児~小学生はまだまだ自己コントロールができない年齢。親の管理が必要となってきます。

とはいえ、小学生ともなれば友だち同士のコミュニケーションツールのひとつとも言われています。どこにでも手軽に持ち運べるゲーム機も多いので、時間に制限を設ける、ソフトの貸し借りはしないなど、事前にきちんとルール作りをしましょう。そして何よりも、親自身がゲームをする子どもに対し、ブレない姿勢を貫くことが非常に重要です。

ゲーム自体は、大人も子どもも楽しめるもの。お互いストレスがたまることがないよう、ゲームを楽しみたいですね。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年10月5日~11月17日
調査人数:121人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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