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2017年05月19日 07:00 更新

子供の好きを伸ばす!各スポーツの習い事のメリット・デメリットと費用

スポーツの習い事といっても、最近では数多くの習い事があふれています。子供の可能性を信じ、好きなことをさせてあげたい気持ちはもちろんありますが、習い事にかかる費用が気になるのも事実。子供の習い事にどれくらいお金がかかるものなのか、こちらで詳しくご紹介します。

人気のスポーツにかかる費用

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子供が幼稚園や小学校に上がるようになると、「いろんな習い事をさせてあげたいな」と考えるパパやママが多いでしょう。最近では昔から定番の習い事から、あまり馴染みのないような少し変わった習い事まで、さまざまな種類の習い事があります。

たくさんある中から子供が興味を持つものをいろいろさせてあげたいけど、そうなると気になるのは習い事にかかる費用ですよね。子供の習い事にかかる費用の平均や相場は、小学生で1万円~2万円くらいのようです。週に2、3個、大体一つ5,000円~1万円くらいの習い事をするのが平均のようです。

小学校低学年くらいまでは、学習塾などの勉強系の習い事よりも、スポーツ系の習い事をする子供が多い傾向に。今回は、人気のスポーツ系の習い事にスポットを当てて、習い事にかかる費用や、メリット・デメリットをご紹介します。

習い事【水泳】にかかる費用と期間

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今も昔も変わらず、子供に人気の習い事の一つが水泳です。

水泳の入会金は、5,000円~1万円程度のところが多く、月謝は週1回なら6,300円ほど、週2回なら8,400円くらいが相場のようです。水泳を始めるために用意する道具は、水着、キャップ、ゴーグル、バスタオル、プールバッグなど。スクールで販売しており、大体5,000円~1万円ほどで揃います。

習い事【水泳】のメリットデメリット

水泳は全身の筋肉を使うスポーツです。水泳のメリットとしてあげられることは、体全体にバランスの取れた筋肉がつくことや、運動不足の解消などです。風邪のひきにくい丈夫な体作りもできるでしょう。また小さい頃から水泳を始めると、水に対する恐怖心もなくなります。水泳はとても体力を使うスポーツなので、水泳後は、子供はほどよい疲れでぐっすり眠ってくれるでしょう。

デメリットとしてあげられることは、水を介してうつると言われている結膜炎やプール熱、水いぼなどの感染があります。また、幼稚園入園前や小学校入学前に比べ、子供が成長するにつれてどんどん月謝が高くなっていくことも、デメリットの一つかもしれません。

習い事【バレエ】にかかる費用と期間

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女の子や女の子ママから支持される習い事の一つがバレエです。

バレエは他の習い事に比べると、比較的費用が高くなる習い事です。入会金は1万円ほど、月謝は7,000円~15,000円くらい。これだけを見るとほかの習い事と変わらなさそうに感じますが、バレエは発表会にかかる費用が高いと言われています。衣装代や施設利用料などを含め、1回の発表会で10万~20万円が相場なところも。ほかにも初期費用として、シューズ代やレオタードなどが、大体1万円ほどかかっているようです。

習い事【バレエ】のメリットデメリット

バレエのメリットとして期待される効果は、姿勢が良くなり立ち居振る舞いが美しくなることです。足の形もまっすぐきれいなものになり、抜群のスタイルに。また、周りに合わせて行動することで、協調性も育まれます。

しかし、バレエの最大のデメリットとしては、やはり費用がかかりすぎることです。どこの教室も、発表会は大体年に1度はあります。その度に毎回10万~20万円の費用がかかるということです。子供の好きな気持ちを伸ばしてあげたいのはもちろんですが、続けられなければ意味がありません。バレエを始めるなら、子供のやる気をしっかりと見極めてから始めたいですね。

習い事【フィギアスケート】にかかる費用と期間

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近年、男女ともに人気を博している習い事がフィギュアスケートです。多くの日本人選手が活躍するようになり、親子ともに憧れる方も増えてきているようです。

しかし、ここでも気になるのがフィギュアスケートにかかる費用。教室の月謝は5,000円からと、比較的リーズナブルに始められるようです。スケート靴も貸し靴で大丈夫なよう。しかし、クラブに入ると、一番下のクラスでも月謝は12,000円からスタート。スケート靴も買わなければいけないので、そちらにも費用がかかります。スケート靴の相場は大体5万円ほど。大会が近くなると、個人レッスンで振り付けを考えてもらうことになります。そちらも別途費用が必要です。

習い事【フィギアスケート】のメリット・デメリット

フィギュアスケートを習うメリットとしては、スケーティング技術が身に付くことや、姿勢が良くなる、柔軟な体になるということがあげられます。

デメリットとしては、ケガの心配があります。また、スケート靴がかさばるので、荷物が重くなること、そしてスケート靴が高いことなどです。レッスンも、ある程度基本ができるようになると、個人レッスンかクラブ会員にならないと、さらなる上達を目指すのは難しいようです。テレビで活躍している選手のようになるためには、長い練習期間と、かなりの費用がかかるようですね。

習い事【野球】にかかる費用と期間

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男の子に人気のスポーツといえば野球ですね。

野球を始めるためにかかる費用は、会費が2,000円~3,000円ほどと、遠征費くらい。入会金はないところも多いですが、高くても5,000円程度が相場です。ユニフォーム、シューズ、バット、グローブ代などにかかる費用は、大体2万~4万円ほど。集団で行動することでチームワークも生まれ、長く続けられるスポーツの代表でもあります。中学校や高校で部活があるのも、長く続けられる秘訣かもしれませんね。

習い事【野球】のメリット・デメリット

野球のメリットとしては、役割分担がはっきりとしているので責任感や自己犠牲の精神がつきやすいことです。また、 各ポジションによって求められるものが違うため、個性が反映されやすいのも特徴。年齢問わず楽しめるスポーツなので、大人になってからも草野球など、趣味としてまた始めることができます。

デメリットは、始める前に揃える道具が多いこと。また、どちらかといえば短距離走的なスポーツなので、瞬発力がある子にはいいですが、そうでない子には不向きかもしれません。止まっていることも多いので、とにかく動き回りたい子供にも、野球はあまり合わないかもしれませんね。

習い事【卓球】にかかる費用と期間

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オリンピックでも日本人選手の活躍が話題になった卓球は、最近子供の習い事としても人気急上昇のようです。

月謝は3,000円~6,000円ほどと差はありますが、比較的リーズナブルです。入会金は設定していないところが多いようですね。初期費用として必要な道具が、ボール、ラケット、シューズ、ユニフォームなどで、大体2万円くらいです。卓球も野球と同じく、中学や高校の部活にもあるので長く続けられますね。そして、こちらも年齢問わず気軽に楽しめるスポーツの一つです。

習い事【卓球】のメリット・デメリット

卓球を習うことでメリットとなるのは、動体視力が良くなったり、反射神経が良くなることです。また、卓球は紳士的なスポーツとされているので、礼儀やマナーが身に付くことも。幅広い年齢層が行うスポーツでもありますので、「大人に対する敬語なども身に付いて良かった。」という声も聞かれます。

デメリットといえば、道具を揃えるのに意外とお金がかかることでしょうか。ラケット一つとピンポン球があれば始められそうに感じますが、教室に通うならユニフォームも必要になります。また、ラバーは消耗品なので買い換えが必要です。ここに意外と費用がかかってきます。

習い事【テニス】にかかる費用と期間

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テニス界では錦織圭選手が注目され、日本では空前のテニスブームが起こっています。「自分の子供も錦織圭選手のようになってくれるのなら、費用も惜しまない!」と思うパパやママもいるのではないでしょうか。

テニススクールの月謝の相場は、5,000円~1万円前後です。入会金は5,000円~6,000円ほど。しかし、インターハイ選手を輩出しているようなスクールだと、週3~4回の練習で月2万~5万円が相場となることも。さらに、海外留学を視野に入れると莫大な費用がかかります。錦織選手が留学したアカデミーは、1週間単位での留学も可能です。同じアカデミーで、年に1回、1週間の海外留学を10歳~18歳までさせるとしたら、合計金額はおよそ800万ほどになります。

習い事【テニス】のメリット・デメリット

テニスは広いコートを走り回るため、運動量はかなりのものです。持久力や瞬発力が鍛えられるのがメリットと言えますね。試合では精神的なプレッシャーがかかるので、メンタルも強くなります。また、親にもテニス経験があれば、休日に親子で一緒にテニスを楽しむことも。親子のコミュニケーションにも一役買ってくれるでしょう。

テニススクールに通うくらいであれば費用もそれほどかかりませんが、有名なクラブやアカデミーに通うとなると、出費がかさむのがデメリットと言えます。

地域のスポーツクラブでできる習い事を調べる

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地域のスポーツクラブでは、住民がボランティアで教えていることが多く、一般の教室と比べ安い費用でスポーツを習うことができます。安くで習いごとを始められる分、レベルが落ちることも。しかし、気軽に始めることができるので、地域のスポーツクラブで習い事を始めてみるのもいいかもしれません。

地域の習い事スポーツのメリットデメリット

地域住民間の交流や、世代を超えた交流が生まれ、地域が活性化することが大きなメリットの一つ。また、地域での活動なので、場所も近くて通いやすいところが多く、子供だけでも安心して通わせることができます。良い指導者と出会え、長く習い事を続けられたという話も。デメリットとしては、親がお手伝いなどに出向かないと行けないことがあるなどです。

まとめ

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今回御紹介した習い事の費用は、あくまでも参考費用です。詳しく知りたい際は、事前に確認するようにしましょう。子供の「好き」という純粋な気持ちを伸ばしてあげられる習い事やスクールを、見つけてあげられるといいですね。友達の輪も広がるでしょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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