無印良品のファイルボックスと仕切りを活用！ 犬のトイレグッズ収納

こんにちは、広島市のライフオーガナイザー®木原ことのです。

2匹のシニア犬と暮らす我が家、トイレ問題は常に悩ましいところ。シニアになると、初めは出来ていたことが突然できなくなったりします。

その出来なくなってきたことのひとつがトイレマナー。トイレスペースの手前にしてみたり、あるときはベッドでしてしまったり……と、悩みのタネは尽きません。いかに心地のよいトイレにするか、日々試行錯誤しています。

それにトイレの始末を素早くするには、なんといってもトイレグッズの収納が重要！ どこに置くのか、何を揃えておくのか、紆余曲折を経てたどり着いた、我が家の現在のベストをお見せします。

当初はリビングに作っていたトイレスペースですが、フローリングにはみ出してしまうのが気になって、どうせはみ出すならと、床がクッションフロアの洗面所にトイレスペースを設置することにしました。

これが大正解！ 人が洗面所を使うときは奥側に移動させて、昼間は手前のほうに設置しています。少し面倒ではありますが、何よりはみ出したときにサッと吸い取ることの出来る気楽さがステキです！

トイレ自体は、万が一漏れても防水シーツを洗えば大丈夫なシステムに。下から防水シーツ、トイレシーツ、カバーを上に置いているだけ。このスタイルになる前は、普通のトイレトレーを使っていましたが、上手に真ん中にできないため、洗うのが面倒ですし、ダックスフンドには小さすぎる気がしてやめてしまいました。

そしてこの場所は我が家のちょうど中心に位置する場所なので、お水もここ。夜中に起きたときも、リビングに居るときも、アクセスしやすくなっています。

そして洗面所を出た廊下の脇に、トイレ用品の収納ボックスを設置することとしました。

以前は、カゴタイプのボックスを同じ場所に置いていたのですが、少し幅を取ることと、持ち手がジャマだったため、家の中で余っていた無印良品のファイルボックス・ワイドを利用することにしました。

フタがあれば、来客時にもそのまま置いておけるかなと考えて、いままで使ったことのなかったフタも、これを機に購入。中身がごちゃごちゃしているだけに、すぐに取り外しのできるフタをすると、とてもスッキリ！

トイレ用品ですし、目隠ししておきたいですよね。隠す収納は何を入れたかわからなくなることもありますが、トイレの脇にひとつだけのボックスなので、迷うこともありません。私がいなくても、家族にわかってもらえます。

入っているアイテムはこちら。

・トイレシーツ（1日単位で不足しない枚数）
・防臭袋（Sサイズ）
・消臭・除菌スプレー（手作りスプレー）

ペーパーは鏡裏収納内にありますので、必要な枚数をすぐに取ることが出来ます。

消臭スプレーは、我が家ではすぐに使い切ってしまいますので、植物性消臭液とアルコールで手作りしています。

トイレシーツはストックが切れてしまわないよう、薄いタイプをレギュラーサイズでまとめ買いしていて、ストックは洗面所の正面にあたる、ワーキングスペースに置いています。パッケージもシンプルな白いモノを選んでいるので、そのまま置いていても気にならないように気を配っています。

当初は、無印良品のファイルボックス・ワイドの幅が広すぎて廊下で目立ってしまうのではないかと心配していたのですが、すんなり馴染んで安心しました。

トイレシーツの枚数は、常時15枚ほど。仕切りでスペースを区切ることで、トイレシーツがバラバラになりません。小さいですが、とても重要な役割りです。

ちなみに、防臭袋は本当に臭わない優秀な袋なので、ここだけの話、一度では処分せず、トイレシーツを何枚か入れてからベランダの密閉タイプのゴミ箱に捨てています。

このファイルボックスのおかげで、ペットシーツの交換、消臭スプレーをしてからペーパーで拭くという流れがスムーズに行えるため、ストレスを感じることがなくなりました。

欲を言えば、消臭スプレーのボトルをもう少しオシャレなボトルに変えたいというところでしょうか。

ときどき、犬のトイレ用品の収納についてお問い合わせいただくのですが、トイレシーツなど大きな袋のまま使っている方が多いように思います。

モノは使っている場所に、適した量を用意することができると散らかりにくくなりますよ。どんな収納でも言えることですが、特に焦っているときに素早く使うためには、ゆとりを持って収めること。入るだけ詰め込んでしまうと、ひと目でどこに何があるかわかりにくくなりますし、取り出しにくくもなってしまいます。

我が家のこのトイレシステムは、トイレを外すようになってきたシニア犬にピッタリだと感じています。

この記事が、犬のトイレ問題に悩んでいる方へ、参考になれば嬉しいです。