子どもと一緒に手作り!【セリア】ウッドキューブで作るパズル4選
クラフト材料として人気な、セリアのウッドキューブ。今回はおうちで作って遊べるパズルの作り方を集めてみました。意外と大人も夢中になりますよ♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
100均には種類豊富なクラフト材料が揃っています。本格的なDIYはハードルが高くてなかなか手が出せなくても、ちょっと試しに作ってみようかな~と思える手ごろな商品があって、眺めるだけでも面白いですよね。
アイデア次第でもの作りの楽しさを味わえ、親子で一緒に作ったり、遊んだりするにはぴったり。失敗しても材料費はそんなにかかってないから! と思えば挑戦しやすいのも大きいです。
今回はそんな数多くあるクラフト材料の中から、セリアのウッドキューブをチョイス。こちらを使ったパズルの作り方をご紹介します。
【セリア】ウッドキューブ
天然木の立方体が12個も入っているウッドキューブは、ナチュラルな素材で、使いやすいサイズというのもあって、クラフト材料として人気です。木材を使ったクラフトと言うと難易度が高く感じてしまいますが、こちらは初心者でも扱いやすいのが人気の理由。
約30×30×30cmの立方体。同じサイズで多くの個数がいるようなときには、自分でカットする手間も省け、とっても便利。1個当たり8円程度というのはかなりコスパもよくて魅力的。
表面や角などはかなりがさついています。手に当たると痛いというほどではありませんが、子どもが使うものであれば、安全面には気を使いたいですよね。使う前に紙やすりで表面を磨いてあげると見違えます。クラフト材料として使うならば、仕上がりを左右するのでこの手間は惜しまずするといいですよ(我が家は子どもにお手伝いしてもらいます)。
ウッドキューブで作れるパズル
絵合わせパズル
そのままの形を使って、絵をつければ絵合わせパズルができます。自分で描いてもいいですが、絵心がないとなかなか思い切って描けないですよね。そんなときはデコパージュでお気に入りの絵を貼ってみてください。
デコパージュとは、紙などに書かれた絵を切り抜いて、飾りたい場所に貼りつける手芸のひとつです。デコパージュ専用液で貼って、上からもコーティングして仕上げます。詳細は下記記事でご紹介していますので、ご覧ください。
一般的にはペーパーナプキンを使ったデコパージュがコスパもよくてオススメ。プリントしてあるイラストを切り抜いて貼りつけるので、パズルにしたいイラストを探すことが最初の作業です。
【作り方】
① イラストを切り取り、プリントしてあるペーパーの上1枚を剥がす。
② 木材を3個並べ、デコパージュ専用液を塗り、切り取ったイラストを乗せて空気を抜くように貼りつけ、上からも塗る。
③ 少し乾いてきたら木材と木材の間でペーパーをカット。
④ 乾いてから、仕上げにデコパージュ専用液を再度塗ってしっかり乾かす。
ペーパーナプキンは2~3枚が重なってできています。使うのはプリントがしてある一番上の紙。剥がしてから切り抜いても、切り抜いてから剥がしてもOKです。
デコパージュ専用液はセリアにもダイソーにもあります。
いろいろな色や形の車のイラストで作ってみました。横長のモチーフのため、3個を横並びにしましたが、使うイラストによって4個や6個でできるパズルでもいいですよね。遊ぶ子の年齢などに合わせてアレンジしてみてください。
積み木としても使えます♪
箱詰めパズル
絵合わせパズルを箱詰めにして、ちょっと難易度を上げてみました。使う絵によっては大人でも楽しめるようになります。
縦3×横3個の9個のウッドキューブがちょうどよく詰められるウッドボックスをセリアで発見。少し隙間もできるので、パズルの出し入れも無理なくできます。
イラストはセリアの折り紙を使用。パターンデザインのものはパズルにするとちょっと難易度が上がります。お洒落なデザインのものが多数あるので、お好みのものを探してみてください。
【作り方】
① 3×3cmのペーパーを9枚にカット。
② 木材に木工ボンドを塗って貼りつける。
③ すべての面に同様にして乾かす。
④ ニスを塗ってしっかり乾かす。
色を塗って転写シールを使って絵をつける方法もステキです。色づけはアクリル絵の具や木材に使える塗料で。転写シールも100均で見つかりますよ。
【作り方】
① 木材に色をつけて乾かす。
② 転写シールで絵をつける。
③ ニスを塗ってしっかり乾かす。
転写シールはこすって転写させます。木材の表面の凹凸で絵がかすれる部分が出やすいですが、それも味わいがあって◎。こすると剥げてしまうのでニスをしっかり塗ってください。
大人向けの落ち着いた雰囲気に。子ども向けに、動物や食べ物など、身近なモチーフを選ぶのもいいですよね。
落ち着いた絵柄なら、ウッドボックスに詰めて飾ってインテリアとしても♪
パタパタパズル
中学男子の次男が「これ欲しい」と言ったパタパタパズル。なんだかエンドレスにパタパタしたくなるようなパズルです。貼り合わせ方法をマスターすれば意外と簡単に作ることができます。
木材は8個使用します。
【作り方】
① 木材を横に2個並べ、マスキングテープを貼ってつなげる。
② 右の木材を左の木材の上に乗せ、右側の側面をマスキングテープを貼ってつなげる。
③ これを合わせて4個作る。
マスキングテープで挟むように2個の木材をつなげた状態になります。
④ マスキングテープで貼った面を上に向けて縦に2組置き、間にはマスキングテープの面を側面の外側に向けた、横向きの2組を挟むように置く。
⑤ そのまま上下にひっくり返し、左右で横2個ずつをマスキングテープでとめる。
⑥ 両端の木材を内側にたたんで乗せる。
⑦ 左右の側面を上下縦に2個ずつマスキングテープでとめる。
これですべてのつなげた部分がマスキングテープで挟んだ状態になります。
あとは木材に3×3cmにカットしたイラストや写真を木工ボンドなどで接着していけば完成です。8マスの面と4マスの面ができるので、必要な枚数を用意してカットして貼りつけてください。
パタパタたたんだり、広げたり……それだけなのですが、なんだか楽しい♪
賢人パズル(ソーマキューブ)
最後にご紹介するのは、大人も子どもも夢中になる賢人パズル。ソーマキューブとも呼ばれるこのパズルは、実は高度な数学的思考や空間・立体的思考が育つと、知育おもちゃとして多くのメーカーから商品化されています。
数学的な理解は難しいですが……とりあえず、パズルとして面白いんです。遊び方は単純なのに、完成させるのは適度に難しく、小さな子どもから大人までが楽しめます。立方体にできたら完成ですが、どんな組み方で仕上がるかは何百通りもあるとか。1回出来たら終わり、ということもないのが、またいいですよね。
合計で27個の木材を使用。パズルは3×3×3個を積み上げた立方体になります。
基本の形は3個の木材をL字につなげたもの。これに1個を足して、4個使用した異なる立体を6パーツ作って、全部で7つのパーツを作ります。
【作り方】
① 3個の木材をL字に接着する。
② 木材4個を接着した6つのパーツを作る。
L字にしてから、それぞれ違う場所に1個をつなげて形の異なるパーツにしていきます。具体的に説明すると、L字に置いたときの
■上の左横
■中心の左横
■右端の右横
■中心の上
■上の上
■左端の上
に木材を1個つなげたものとなります。最後の3パーツはより立体が複雑な形になります。
7つのパーツが上手く組み合わさると立方体となります。パーツごとにきれいに色づけをしてもいいですが、このままのほうが色で形を把握できない分、難しさが増すような気がします。小さい子と一緒に遊ぶ場合は、色づけしたほうがいいかもしれません。
我が家でもみんなで遊んでみましたが、これが想像以上に難しい! 反対にあっさりできるときもあったり。大人も子どもも夢中になって遊べます。
マスの数は合っているんだけど……形がどうも違う! と、やり直しを何度もしたり、きれいに隙間が埋まったときには達成感もあります。この形をここに置いたら、そのあと残る形はどうなるのか? などなど先を読んだりする力が伸びそうです♪
変わった形の積み木としても遊べます。バランスを取るためには、どこにどんなパーツを乗せたらいいか、といったことも考えるように。これも空間把握や思考が育つということですね。
まとめ
今回はセリアのウッドキューブ(木製立方体)を使ったパズル作りをご紹介しました。作り方は特別な技術がなくても、100均で手に入るような材料を使ってできるものばかりです。絵を描くのが得意な場合は、直接描いてもステキです。絵心がなくてもステキに仕上げる材料もたくさんあるので、親子で作って遊んでみてくださいね♪