夏休みに成長！ 子供に体験させたいこと5選、メリットは？　

夏休みは、子供にとっての大きな成長の時期となります。普段は、仕事で忙しいパパ・ママも、子供たちと一緒にいる時間を作ることができるでしょう。夏休み期間を上手に利用すれば、「学習体験」をする絶好の機会にもなるでしょう。さらに家族全員で同じ体験をすることで、絆を深め合うことも期待できます。

夏休みのレジャーとしては海やプール、観光地への旅行が定番。しかし、選択肢はそれだけではありません。子供に素敵な体験を与えられるよう、夏休みの計画を立ててみましょう。

夏は、アウトドアに最適な季節です。山登り、川遊び、キャンプなど自然を身近に感じるような体験もいいですね。特に、都市部に住んでおり、豊かな自然と触れ合う機会のない子供の場合は、新鮮でその子の世界観を大きく広げてくれる素敵な出来事になるかもしれません。

自然に触れ合える場所ですが、必ずしも遠出しなければいけないわけではありません。県内、あるいは近隣県に全国的に有名な自然スポットが存在するケースもあります。車や電車で1時間かからなかったり、場合によっては、自転車で行けるケースもありますから、まずはお住まいの近くの自然スポットをリサーチしてみましょう。もしくは、家族で参加できる自然体験ツアーも、夏休み向けに数多く用意されていますので、その中から選んでみても良いかと思います。

子供は、時として大人が驚くほど豊かな感性を表現することがあります。そんな素敵な感性を育て、のびのびと表現する場としてアート体験のワークショップやイベントが人気です。本物の芸術家・アーティストが主催するものもありますので、子供のみならず、パパ・ママも楽しめるのではないでしょうか。

また、夏休み向けのワークショップの定番と言えば「工作」です。ワークショップの工作イベントのメリットは、必要なものが概ね用意されていると言う点です。さらに、レクチャーに従って最後まで完成させることができます。ワークショップで作ったアート作品や工作は、そのまま自由研究(自由工作)として提出することもできます。楽しんで夏休みの宿題を終わらせることができる点も、大きな利点ですね。

最近は、夏のサマーキャンプに参加させるパパ・ママも増えているようです。同世代の大勢の子供たちと触れ合えることで、協調性や社会性を身に付けることが期待できます。また、自然を相手に頭を働かせるので、自立性や計画性も育ってゆくでしょう。中でも「インターナショナルスクールのサマーキャンプ」に参加すれば、自然体験・異文化体験・英語体験が１度にできます。今後より一層、英語スキルの重要性は高まると考えられますので、早くからネイティブの英語に触れておくことは、大切なことでしょう。

さて、インターナショナルスクールの多くはサマープログラムとして「キャンプ」を実施していますが、この機会には日本人の子供の参加OKというケースも増えています。なお、子供を初めて参加させる場合は、日本語のできる先生やアシスタントがいるサマーキャンプが安心です。

子供の自立心を刺激するのに、夏休みは最適な時期です。例えば、遠い親戚や祖父母の家にお泊まりに行く子も多いかと思いますが、その際1人で行かせてみてはいかがでしょうか。もちろん安全性に配慮して、GPS携帯を持たせたり、目的地の駅や空港に親戚や祖父母を待機させたりといった配慮をすれば、気軽にできるのもいいですね。

飛行機・新幹線などに1人で乗って、現地にたどり着くという経験は、子供にとってちょっとした冒険です。怖さや不安もあるかもしれませんが、やり遂げたら必ず自信になります。「ウチの子は甘えんぼうかも」、「もう少し自立心が欲しいな」というママは、子供にチャレンジさせてみても良いでしょう。

親子で共通の趣味や楽しみを持ちたいと考えるパパ・ママは案外多いようです。夏休みを利用して「親子スポーツ」デビューしてみてはいかがでしょうか。ゴルフ、カヌー、テニス、フィッシングなど、実は親子で楽しめるスポーツは数多く存在するのです。特にフィッシングならば、キャンプと一緒に楽しむこともでき、より素敵な自然体験になるでしょう。

親子で汗をかき、楽しめることがあるのは大きな強みですよね。家族の絆も自然と深まりそうです。

夏休みの出来事は、子供にとって大切な思い出になることもあるでしょう。いつもとは違う、非日常の「体験のプレゼント」を与えるのもステキなことですね。子供と話し合って、とびきりの計画をたてましょう。