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2021年09月07日 11:30 更新

妊娠中おのののかさん、新型コロナワクチンを接種した理由「誰かのせいにせず自分の意思で決めたい」

第一子を妊娠中のタレント・おのののかさんが、InstagramのストーリーズとTwitterに複数の画像を投稿し、新型コロナワクチンの第一回目接種を終えたと報告。おのさんは以前、妊婦のワクチン接種の可否について悩み、Twitterで医師とのやりとりを経て「私の中では答えは出たかもしれません」と綴っていました。

おのののかさん「引きこもってない限り感染の可能性はゼロではないと思った」

Lazy dummy

おのののかさん8月22日、Twitterに「妊娠中のコロナワクチン接種について、ずーっと悩んでいる」と投稿し、産婦人科で「日本産婦人科感染症学会では推奨されています」と言われても不安が払拭できず、次のように綴っていました。

「自分だけの身体だったらすぐにでもワクチンを打とうと思うけど、お腹の子のことを考えると正直とても悩む。12歳までワクチンNGなのにお腹の赤ちゃんは本当に大丈夫なの、、? 数年後どうなるかも結果でてないし、、薬だけでも妊娠中ダメなもの多いのに、、て考え出すと止まらない」
(おのののかさんTwitterより)

するとこの投稿には、同じように不安を抱えていた妊婦さんから共感の声が寄せられただけでなく、医療従事者から専門的かつわかりやすい意見も届き、おのさんは疑問解消のためにリプライをくれた医師とのやりとりを続けました。

さらに、おのさんは新潟大学小児科学教室のTwitterアカウントによるリプライを受け、妊娠中や授乳中の方の新型コロナワクチン接種についてまとめた同アカウントのツリーをRT。こうした情報を確認したうえで、おのさんはワクチンを接種すると決めたようです。

9月6日の投稿では、ワクチンを接種する理由について、次のように明かしています。

「夫も含め誰にも会わずにひとりで引きこもってない限り感染の可能性はゼロではないと思った。
もし感染して重症化したり何かあったときに、誰から移ったんだろう。あの人が感染してなければ、、など誰かのせいにしてしまう自分がいるかも。
それだったら自分の意思でワクチン接種を決めて感染や重症化を防ぎ、万が一、なにかあったときには自分の意思で決めたことを受け入れてその後の対応を考えたい。と思った」
「色々な情報が溢れすぎていて
正直ギリギリまで本当に迷っていましたが、、
(時間がたくさんあるぶん調べすぎてしまう妊婦あるある?笑)
前にも書いたけど結局は今、現実にしっかり向き合ってくれている医療従事者の方々がおっしゃることを信じようと思ったから。かな
でも、どんな答えでも母親が子供のために考えぬいた答えです!誰も責める権利はないと思います」
(前同)

また、おのさんは一回目のワクチン接種から翌日までの自身の体調変化についても投稿。眠る際に左半身を下にしたいため、利き腕の右腕にワクチンを打ったそう。ワクチン接種前の体温は36.5度で、17時半に打って帰宅。24時ごろ体温が37.1度になり腕の痛みが出始めたので、事前に産婦人科で処方された解熱鎮痛剤を服用して就寝したとのこと。翌朝の体温は36.7度で、昼になっても熱が上がる様子はなかったそうです。

Twitterで思いを投稿したおのののかさん

妊産婦の新型コロナワクチン接種に関する情報

コロナ禍での妊娠・出産、育児に、不安を抱いている方は少なくありません。新しい感染症であり、長い年数をかけて裏打ちされたエビデンスはまだ不足しているため、「本当に信じていいのか」と迷ってしまう気持ちが生じるのでしょう。2人分の命を抱えた状態で、何かを決断する責任は重くのしかかります。そうした当事者の心細さを非難することはあってはなりません。

一方で、判断材料となる情報は、すでに多くの専門機関から発信されています。8月14日には、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会が、新型コロナウイルスワクチンについて、「わが国においても、妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします」「妊婦の夫またはパートナーの方は、ワクチンを接種することをお願いします」と声明を発表しました。[*1]

厚生労働省の新型コロナワクチンに関するQ&Aページも参考にしてください。妊娠中または授乳中のワクチン接種についてのページがあります。それによると、新型コロナウイルスワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はなく、妊娠中、授乳中、また妊娠を計画中の方も、ワクチンを接種することができます。[*2]また、妊娠中(特に妊娠後期)にワクチンを接種することで、新生児にも抗体が移行する可能性があるという報告もあります。[*3]

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