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2021年10月01日 14:00 更新

寒くなる前に!「水」を使った簡単・スッキリお掃除術

秋口で朝晩はめっきり肌寒さを感じますが、日中はまだまだ暑い日もありますよね。そんな気温の高い日は、水を使ったお掃除にピッタリの季節! 年末の寒い時期に寒さを感じながら、お掃除する必要はありません。寒い季節を迎える前に済ませておきたいオススメのお掃除場所と、手間ナシ簡単な方法を今回はご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

自他ともに認める面倒くさがりの筆者。暑~い日は特に苦手で、冷房の効いた部屋でのんびり過ごすのが至福のときです。しかし、そんな気持ちの筆者を無視して(!?)どんどん溜まっていく汚れやゴミ。積み重なっていく汚れは、お掃除で退治するしかありません。

夏場に汗水たらして掃除するのは大変ですが、暑すぎず、寒すぎない今の季節は「水」を使ったお掃除にピッタリ! 汚れをサッパリ洗い流してしまいましょう!

今回はズボラな筆者だからこそ、今の時期にやってしまうオススメのお掃除場所と、手間ナシ簡単な方法をご紹介します。

エアコンフィルターをこまめにお掃除

エアコン
Lazy dummy

昼夜問わず、24時間フル稼働してくれたエアコン。フィルターのお掃除は定期的に行えていますか?

夏前にエアコンを掃除したからと言って、気を抜いてはいけません! 室内の空気を取り込むエアコンのフィルターには、毎日少しずつホコリが蓄積されていきます。ホコリをかぶったままのフィルターは、臭いの素にも。冷暖房効果も低下してしまいます。こまめなフィルター掃除で、エアコンを快適に。電気代の節約にもつながります。

ただでさえ面倒なフィルター掃除、ついつい後回しになってしまいますよね。だからこそ、エアコンの出番が減った「今」なんです!

エアコンフィルターの水洗い

エアコンのフィルターを取り外し、ササっと水洗い。ホコリだけなら水だけでサッパリ。軽く手で撫でれば、ほとんどのゴミは落ちてしまいます。

ホコリ汚れが多い2階寝室のエアコン。重い掃除機を2階の寝室まで持っていくより、フィルターを取り外し、水洗いしたほうが手間ナシ・簡単。その上、気分もスッキリです。

LDKにあるエアコンは、一番汚れが溜まりやすいもの。なので、より「水洗い」がオススメです。調理中のキッチンや、リビングでのホットプレート調理から出る油や煙も取り込むフィルターには、油とホコリが絡みついた頑固な汚れが……。掃除機では簡単に汚れを取り去ることはできません。

薄めた中性洗剤をつけ、古い歯ブラシで軽くこすれば、頑固な汚れもきれいサッパリ。水洗いを前提にフィルターを取り外しておけば、掃除機だけでは取れない汚れにイライラすることもありません。

エアコンフィルターの乾燥

濡れたフィルターは、新聞紙などの上に置き、窓際に置いておけばOK。

使用前には忘れずに取りつけを。スッキリキレイなフィルターなら、ホコリはもちろん、嫌な臭いも気になりません。

エアコン下にスツール配備

フィルターのつけ外しが億劫にならないよう、エアコン下にはスツールをスタンバイ。そのおかげで「足場の準備が面倒……」と、ついつい後回しにしてしまう悪い癖もなくなりました。

大物カーテンは強い日差しにお任せ

大物のカーテン。洗濯は年末の大掃除の時期に……という方も多いかもしれません。
でも『寒い』『乾きにくい』『陽が短い』の3拍子揃った冬の洗濯は、ただでさえやっかい。カーテンのような大物の場合、苦労が倍増します。

そこで、カーテンの洗濯は気温の高い日に! 陽が短くなる前に、太陽を有効活用しちゃいます。

洗濯後のカーテン

脱水後はそのままカーテンレールへ直行。もともとカーテンを掛けている場所なので、大物のカーテンを広げてもスペースは十分。物干し棹に干すよりもしっかりと広がり、ムラなく日が当たります。干しジワに頭を悩ませる必要がないだけでなく、脱水で生じたシワすらも水気を含んだカーテン自体の重さで、勝手にピシッとシワ伸ばし。手間ナシ・ラクチンです。

戸外に干さずとも、窓越しから届く日差しで、数時間でしっかり乾燥。夏を有効活用すると、カーテン洗濯はグッと楽になるのです。

定期的な換気で窓を開けると、洗剤の香りがフワッと。外からの風に乗っていい香りが室内に広がるのも気持ちがいいですよ。

玄関まわり・ベランダは子どもと一緒に!

汚れが気になるだけでなく、外からの視線も気になる外まわり。玄関先やベランダに溜まったホコリや枯れ草、蜘蛛の巣などは、少々だらしない印象を与えてしまいます。

玄関まわりこそ、寒くなる前にお掃除を!

玄関外まわり写真

大きなゴミをほうきで集めたら、デッキブラシなどを活用しザザッと水洗い。外まわりの汚れの多くは、落ちやすい砂ぼこり。水とブラシがあれば、簡単に落ちてしまいます。

子どもたちが外まわりを掃除

ホースで水をまき、ブラシでゴシゴシ磨いていれば、子どもたちも興味津々。「私もやる~!」と楽しみながら積極的に協力してくれるので、ママの負担は激減します。

掃除を終えた玄関やベランダは水浸し。まだ日差しに強さもありますので、あっという間に乾き、ピカピカに。

網戸・窓は最小アイテムで簡単に

このご時世、換気は必須! 窓の開閉や網戸の使用も多くなります。汚れのない窓や網戸で、気持ちいい空気を取り入れたいですよね。

窓ふき掃除

外側の汚れは、玄関などの外まわりと同じ、落ちやすい砂汚れ。水で濡らしたウエス(古布)でサッと軽く拭くだけでOKです。マイクロファイバー素材の雑巾なら、細かい汚れも落としやすく、手垢などがつきやすい内側にもいいですね。

窓についた水気は、高い気温の日であればあっという間に蒸発。

スクイージーを活用

拭き残しのウロコが気になる場合は、スクイージーを導入。『水拭き → スクイージー → 日差し』で水気を一切残しません!

汚れた網戸

ホコリが溜まった網戸もスッキリさせたい。でも繊細な網戸は、窓の様にゴシゴシ拭くのは厳禁です。とはいえ、網戸を外して洗うなんて大作業は、まっぴら御免!

メラミンスポンジで網戸掃除

網戸掃除で活躍するのは、軽く水にぬらしたメラミンスポンジ。スッと軽くなでるだけで、網戸についた汚れもホコリも一網打尽! ひと撫ででスッキリです。

汚れたメラミンスポンジ

ひと拭きすると、ホコリやゴミがメラミンスポンジに集結。汚れたら、バケツの中や水道水でもみ洗いすれば、ゴミが落ち、復活します。常にキレイな面を使い、一方向に動かしていくだけ。あっという間に、風通しのいい網戸に元通りです。

ズボラな筆者の場合、網戸掃除はこれで終了。ですが、仕上げに濡れ雑巾で拭き上げたら完璧ですね。

まとめ

どんなときも、「水」を使ったお掃除と縁を切ることは出来ません。せっかくお掃除するのなら、水の冷たさが苦痛になる寒い冬ではなく、まだ暑さの残るうちにスッキリ・サッパリしてみませんか?

今のうちに手をつけておけば、年末の負担も軽減。毎年、寒さに震える年末の大掃除もきっと楽になるはずです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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