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2021年08月06日 12:07 更新

第一子出産のでんぱ組.inc古川未鈴「母乳が出てるの見ると血の気が引く…」、不快性射乳反射とは?

7月に第一子を出産した、でんぱ組.incの古川未鈴さんが、新生児の育児や産後の体調についてSNSに投稿しています。その中で、「授乳の時になんかよくわからないけど気持ち悪くなる」という悩みを明かしました。

「母乳が出てるの見ると血の気が引く、、、」

Lazy dummy

7月16日、第一子となる男の子を出産したでんぱ組.incの古川未鈴さん。初めての育児に奮闘しているそうで、おむつ替えの際に赤ちゃんのおしっこを浴びてしまうという「新生児育児あるある」も経験したといいます。

古川さんは7月31日に、授乳に関する違和感があるとブログに綴りました。搾乳機を使ってみたところ、次のような違和感を覚えたそうです。

「なんというか、、、
母乳が出てるの見ると
血の気が引く、、、
なんでだろう、、
採血してる時みたいな気分。
自分の中からなにかが出ていくというのに
なかなか慣れないです。」
(古川未鈴さんブログより引用)

この投稿に対してコメント欄で反応があり、8月5日にも古川さんはブログを更新。

「不快性射乳反射というもの。D-MERとも言うみたい」
「不思議に思ってたんだけど 授乳の時になんかよくわからないけど気持ち悪くなる」
「血の気が引くような、、。不安になるというか、、。頭抱えたくなるというか、、。
思わず目をぎゅっと閉じて耐えるですが」
(前同)

ちなみに授乳は母乳とミルクの混合スタイルで、母乳だけでは足りない分をミルクで補っているとのことでした。

古川さんは授乳時の違和感について「別に害があるわけじゃないのでいいのですが」としていますが、「不快性射乳反射」で悩むママは、実は少なくありません。

「不快性射乳反射」は、産後うつとは別物

赤ちゃんが乳首を吸い、その刺激で母乳が出ることを「射乳反射」といいます。「不快性射乳反射」は、射乳反射で母乳が出る約30~90秒前に、不快感や不安感、落ち込みなどのネガティブな感情が突然、瞬間的に起こる現象です。Dysphoric Milk Ejection Reflexの頭文字を取ってD-MER(ディーマー)とも呼ばれます。
不快性射乳反射は産後うつ病とは別物で、「反射によってネガティブな感情が起こっても短時間(30秒~2分程度以内)に落ち着く」といった特徴があります。なぜ起こるのか明確にはわかっておらず、母乳の分泌を促すホルモン(プロラクチン)と、快感・喜びや意欲などポジティブな気分に関係する物質(ドーパミン)が関係しているという説があります。

不快性射乳反射は数ヶ月で自然に落ち着いていきますが、母乳をあげたいのに違和感がつきまとってネガティブな気持ちになるママもいます。しかしこれは、一時的に起こるホルモンの変化に体が反応しているだけで、本人の意思とは関係なく起こることなので、自分を責めることはしないでくださいね。つらい時は、母乳外来などで自分の症状を伝えて相談してみましょう。

参照:
【助産師監修】ディーマー(不快性射乳反射)とは?授乳の不快感の原因と対処
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/9372

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