担任「お子さん、ウソ言ってましたよ」ママたちが園や学校に対してモヤっとしたこと
子どもが保育園や幼稚園、学校に通うようになると、子の成長を感じるようになる一方、先生たちの対応や独自のルールに「これってどうなの?」と疑問を感じることも増えてきますね。どのような点にモヤモヤしているのか、ママたちの声を聞いてみましょう。
先生の対応にモヤっ
●娘の水着が盗難にあい、先生が謝りに来たが、ほとんど言い訳ばかりだった。(40歳以上/商社・卸/事務系専門職)
●放任、放置、事なかれ主義。(40歳以上/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
●同じ人ばかり役員に任命する。(35歳/小売店/事務系専門職)
●毎日の音読カードとかを返却しない先生がいる。(39歳/医療・福祉/専門職)
●子どもの個性を壊す発言をした保育士がいること。(22歳/通信/販売職・サービス系)
●ハワイ旅行を前に、子どもが保育園でその話をしたら、担任から「ハワイ旅行に行くなんて、うそをつくんですよ」と言われた。(40歳以上/医療・福祉/専門職)
先生たちが毎日忙しいのは理解しているつもりだけれど、園や学校でのトラブル対応に、「え? それって違うでしょ?」と感じるママも少なくないようです。子どもを信じていない発言や、問題をなあなあにして向き合おうとしない態度、するべき教育をしない先生に、ママたちのモヤモヤはおさまりません。
連絡が遅いことにモヤッ
●突然、持ち物のお知らせが来ること。(31歳/その他/事務系専門職)
●全般的に連絡が遅いこと。(38歳/金融・証券/事務系専門職)
●急に帰り時間が変わる事。(31歳/金融・証券/営業職)
●友人が、授業短縮連絡が前日にくると怒っていた。仕事してると急な変更は困ると思った。(32歳/建設・土木/事務系専門職)
先生だって人間ですもの、プリントの配布し忘れや、連絡事項の伝達し忘れがあるのはわかります。でも、「明日、〇〇持って行くんだって」という子どもの言葉に、「聞いてないよ!」と、焦るママが続出。子どもが困ることがないように、前日にコンビニや夜遅くまでやっているホームセンターに駆けこんだママもいるのでは? 仕事をしていると、急な予定変更に応じるのにも限界があるので、もし可能でしたら余裕をもって連絡してもらえると助かります!!
連絡方法にモヤッ
●何でもアプリで連絡になり不便。(23歳/電機/秘書・アシスタント職)
●プリントが多い。(34歳/小売店/販売職・サービス系)
おたよりの配布方法も、今では紙よりアプリで配信するパターンが増えています。いつでもスマホで見られるのは便利ですが、うっかりダウンロードを忘れて必要な情報を見逃してしまうことも。かといって、紙のプリントが多すぎても整理しきれないし、どちらが便利なのかわからなくなりそう。学校側も、保護者からの「紙は環境によくない!」派と「通信環境が整っていない!」派に板挟みになって、大変そうです……。
融通がきかないことにモヤッ
●裁縫が苦手なのに、手作りのカバンをひとつもたせてあげて、と言われた。(28歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)
●コロナの影響で、1学期にたった1回しかプールの授業がないのに、学年別に色が違う帽子やスクール水着、合計3,000円超買わないといけないこと。たった一回なら、帽子や水着は自由にしてくれても良いのに……。融通のきかないところがモヤッとします。(38歳/その他 /主婦)
体操服や水着など、園や学校の指定の持ち物があるケースに頭を悩ませているママも。統一させることで、子どもたちを混乱させないようにする、差が出ないようにする、という配慮もあるのかもしれませんが、あまりにも杓子定規な対応に、親の方が困惑してしまいます。共働き世帯のほうが多いこのご時世、なぜ「手作り」指定なのかも理解できません。
まとめ
先生たちが、毎日たくさんのことを教えてくれて、子どもたちのお世話をしてくれることには、親として感謝しかありません。だからこそ、多少モヤモヤすることはあっても、子どもたちが楽しんで通園・通学していると、「こんなことくらいで文句言ったら、モンペと思われそう」と思って、自分の気持ちにフタをしてしまうママもいるようです。先生と保護者が子どもにとってよりよい環境を作れるよう、お互いに歩み寄って改善策が見つかるのが一番いいですね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年7月16日~20日
調査人数:173人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)